【働くクルマ 大集合!】フォークリフト -倉庫・工場で活躍するクルマ-

カウンターバランス式フォークリフト

車体の前方に荷物を持ち上げるマスト(支柱)とフォーク(荷台)などを備え、後方には荷物の重さとバランスを取るためのカウンターウエイトを備えています。最も普及しているタイプで、倉庫など屋内用の小型のものから、港湾などで作業する大型のものまで大きさもさまざま。動力もエンジン式(ガソリン、ディーゼル、LPG)、ハイブリッド式とバッテリー式があります。(写真協力:トヨタL&F)

リーチ式フォークリフト

荷物の積み降ろしのときに、マスト(支柱)を前後に動かすことができるタイプです。重い 荷物には向かないため、最大積載荷重は3tほどですが、狭い場所での作業が得意で 小回りがきくのが特徴です。車両自体をコンパクトにするために運転は立ったまま行うものがほとんどです。(写真協力:トヨタL&F)

オーダーピッキングトラック

フォーク(荷台)とともに運転席も昇降するのが特徴です。高いところに収納された荷物を、オペレータが手作業で保管や取り込み(ピッキング)を行うときに使用します。オペレータは高所での作業となり、上昇するときには必ずベルトをワイヤーでつないで安全性を確保します。(写真協力:トヨタL&F)

スプレッダ仕様フォークリフト

港湾のコンテナヤードなどで活躍する大型フォークリフトです。通常のフォークの代わりにコンテナを運ぶ専用の吊り上げ装置(スプレッダ)がついています。このスプレッダをコンテナ上部の四隅にある穴にロックして運びます。最大で43tもの荷物を運ぶことができます。(写真協力:トヨタL&F)

[ガズー編集部]