【GAZOO車クイズ Q.7】1970年にアメリカで制定されたマスキー法(大気浄化法改正法)の、75年排出ガス規制値を世界で初めてクリアした日本車は?

1970年にアメリカで制定されたマスキー法(大気浄化法改正法)の、75年排出ガス規制値を世界で初めてクリアした日本車は?

Aマツダ・ルーチェAP

B日産バイオレット

Cスズキ・ジムニー

Dホンダ・シビック

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Dホンダ・シビック

アメリカでは早くから大気汚染が問題となっていて、ロサンゼルスでは1940年代から光化学スモッグによる健康被害が発生していました。公害の拡大を防ぐために、1955年に制定されたのが大気汚染法です。
その後も汚染が進んだため規制は強化され、ニクソン大統領は1970年に一般教書の中で“公害に対する宣戦布告”を宣言。注目が集まる中、マスキー議員の提案で規制法案が可決されました。それがマスキー法です。

「1975年以降に製造される自動車から排出される一酸化炭素(CO)および炭化水素(HC)は、1970年~1971年基準から少なくとも90%以上減少させなければならない」などという厳しいもので、アメリカの自動車業界は達成が不可能だと猛反発。

しかし、ホンダは1972年に発表した新エンジンで、この規制値をクリアしてみせました。副燃焼室を使って希薄燃焼を行うCVCC(Compound Vortex Controlled Combustion、複合渦流調整燃焼方式)という技術を採用しています。この最新エンジンを搭載した「シビック」が1973年に発売されました。

※詳しくは【よくわかる 自動車歴史館】《マスキー法をめぐって――石油ショックと公害》
https://gazoo.com/article/car_history/141031_1.html

[ガズー編集部]

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