【GAZOO車クイズ Q.103】1957年に東欧で誕生した小型大衆車で、後に“走る段ボール”と呼ばれたモデルは?
1957年に東欧で誕生した小型大衆車で、後に“走る段ボール”と呼ばれたモデルは?
Aトラバント
Bオクタヴィア
Cモスクヴィッチ
Dヴォルガ
- 答えはこちら
Aトラバント
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1957年、ソビエト連邦は人工衛星スプートニクを打ち上げ、世界で初めて地球周回軌道への投入を成功させました。高い科学技術力を見せつけることとなり、西側諸国は衝撃を受けます。
同じ年にデビューしたのが、東ドイツでつくられた小型大衆車の「トラバントP50」でした。ロシア語で「仲間」を意味するスプートニクを、そのままドイツ語に翻訳した名前です。
全長3.5m、全幅1.5mほどのコンパクトな2ドアセダンで、0.5リッターの直列2気筒2ストローク空冷エンジンを横置きに搭載するFF車でした。100km/h巡航も難しい非力なクルマで、同時期の西側の自動車にははるかに及びません。
ボディーはFRP(繊維強化プラスチック)製でしたが、コストダウンのために紙パルプが混ぜられており、“走る段ボール”というありがたくない愛称を付けられてしまいました。軍事技術には力を注ぎましたが、民生分野では東欧の製品は貧弱なものが多かったといわれます。
※詳しくは【よくわかる 自動車歴史館】《東欧自動車小史》
https://gazoo.com/article/car_history/141003_1.html
[ガズー編集部]
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