【GAZOO車クイズ Q.178】ディーゼルエンジンで窒素酸化物(NOx)の排出を抑制するために使われる技術は?

ディーゼルエンジンで窒素酸化物(NOx)の排出を抑制するために使われる技術は?

Aコモンレール式燃料噴射装置

B尿素SCR

CDPF

Dバイオマス燃料

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B尿素SCR

GAZOO車クイズ B 尿素SCR

ガソリンエンジンが火花で着火するのに対し、ディーゼルエンジンには点火プラグがなく、圧縮着火を用います。歴史は古く、1892年にルドルフ・ディーゼルが発明しました。通常は軽油を燃料としますが、食用油やバイオマス燃料を使うこともあります。

軽油はガソリンより安いことから、長距離移動の多いヨーロッパでは広く普及していました。しかし、日本では黒い排ガスを出すとしてイメージが悪く、ディーゼル乗用車が販売されない時期が続いたのです。

粒子状物質(PM)や窒素酸化物(NOx)といった汚染物質を低減する方法が開発され、クリーンディーゼルが登場すると流れが変わります。コモンレール式燃料噴射装置でPMの発生を抑えたうえにDPFで除去し、尿素SCRでNOxを低減しました。

エコカーとして評価が高まりましたが、2015年の「ディーゼルゲート事件」で状況は一変します。環境規制検査で不正が行われていたことが発覚すると、ヨーロッパでもディーゼル車の人気が急落しました。

[GAZOO編集部]

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