アルトワークスとMAZDA2でサーキットへ!軽く、速くの大好きな愛車
アルトワークス走行会で鈴鹿サーキットを走り、もっとスポーツ走行をしてみたいと思うようになったという「まさつぐさん」。現在は“鈴鹿モータースポーツクラブ”会員となり、月1回のペースでコースを走るつもりだと話してくれました。
所有している2台の愛車は、どちらもサーキット仕様になっていて、手塩をかけて育てたクルマなのだとか。
今回は、まさつぐ さん×アルトワークス×MAZDA2のお話をお届けします。
――どちらもサーキット仕様なのですね!街乗り用・サーキット用と乗り分けていらっしゃるのかと思いました
もともとは、アルトワークスでサーキットを走っていたんですよ。走行会でのみ走っていたんですけど、どんどんハマってしまって、ソレ以外でも走りたいと感じるようになりMAZDA2を購入しました。
というのも、サーキットの決まりとして、走行会などの特別なイベント以外は軽自動車ではコースを走っちゃダメなんです。
僕は走りたい時にサーキットに行って練習したかったから、そうなってくると普通車であるMAZDA2を購入するしかなかったというわけです。それで、どちらもサーキット仕様になってしまいました……(笑)。
――なるほど。サーキット走行にハマっちゃったわけですね!
はい。それも、かな~りハマってしまいました(笑)。
月1回は走りたいなと考えた時に、走行会の参加費を毎回払うより、“鈴鹿モータースポーツクラブ”の会員になって、30分6600円で走る方が長続きするなと思いまして。
ちょっと世知辛い話になっちゃうんですけどね……。それと、体力的に30分くらいが丁度良くて。
――と、言いますと?
例えば、コーナーを曲がる時とかハンドルが重くなったりするわけですよ。そうすると、ギュッと手に力が入るわけじゃないですか。
走行会で2時間走った時があったんですけど、最後の方……いや、中盤くらいから手がプルプルしちゃって楽しいとかそういうのじゃ無くなってしまいまして(苦笑)。
燃え尽きてしまっているというか、なんなら、もう無理かもしれないみたいな(笑)。だから、僕には30分がベストだなと気づいたんです。
――手がプルプルするの、めちゃくちゃ分かります。私もサーキットを走った時に、お弁当の箸が持てませんでした(笑)。そして、終わったらグッタリ(汗)
そうそう!なりますよね!でも、次はもうちょっと上手く走りたいとか、タイムを縮められるかもと思ったら、また走りたいってなっちゃうんですよねぇ。
僕は直線でスピードがのってきた所からステアリングを切って、Gがかってきたのを感じながら、アクセルを踏んでまた加速するという一連の流れが好きです。
その時に、クルマがどんな挙動をしたのかを覚えておいて、じゃあ次はこういうカスタムをしてみようかなと考えるのも大好きです。
――実際に、どんなカスタムをしたんですか?
アルトワークスは、コーナリングをしながら加速したかったので、すぐにLSDとフロントタワーバーを入れました。それと、曲がる時に横転するんじゃないかくらいの怖さがあったので、車高調を入れて車高を低くしたという感じです。
ちなみに、アルトワークスでやってみて良いなと思ったカスタムは、MAZDA2にも施しています。購入して2ヶ月くらいしか経っていませんが、すでに車高調、LSD、タワーブレースセットは入れていますよ。
ただ……、タワーブレースセットを入れたことで、荷室が狭くなっちゃいましたけどね(笑)。大きな荷物も詰めないし、車中泊は出来ないなぁって……。
良いんです!ボディ剛性が上がれば!コーナリングをスムーズに走れれば!
――二兎を追う者は一兎をも得ずと言いますしね
そうそう!荷室の利便性は諦めろというわけですよ!それを覚悟で装着しましたしね。
そういった意味でも、アルトワークスが良い教材になっています。コレを付けたら、こうなるというのが分かっているから、MAZDA2を仕上げるのに時間はかかっていません。
――どういう走りができるクルマにしているのですか?
2台とも車重を軽くして、パワーが増すようなカスタムをしています。例えば、シートをバケットシートに変えたりだとか、バッテリーをリチウムイオンバッテリーにしたりとかですかね。
リチウムイオンバッテリーは効果覿面で、MAZDA2の場合だと、バッテリーの重さが17kgから5.9kgになったので、かなりの軽量化に成功しました。アルトワークスも、この方法で軽くしたんですよ。
あとは、ボンネットをカーボンにしたりとかかな。MAZDA2のカーボンボンネットは現在注文中です♪パワーが増すようなカスタムは、ECUチューン、エアフィルター、マフラー交換とか、そういう類ですね。
――極めてますね~。
ありがとうございます。僕自身、まさか自分がこんなに極めると思っていなかったんですけどね(笑)。
部品を変えるとコーナリングが気持ちよくなったとか、徐々に愛車が理想の走りになっていくというのが楽しかったんです。それに気付かせてくれたのがアルトワークスだから、アルトワークスが手放せなかったというのはあるかもしれません。
――アルトワークスに乗って良かったですね♪
はい。免許を取ってからずっとサーキットを走ってみたいという思いはあったものの、何となく敷居が高そうだなとずっと諦めていたんです。
今となっては、何でもっと早く1歩を踏み出さなかったんだろうって思います。その時間を取り戻すためにも、これからどんどんサーキットを走りますよ!
自分のやりたいことを叶えたと話してくれた まさつぐさん。来月、再来月と、走るたびにどんどんタイムを縮めていることでしょう。
頑張れ!まさつぐさん!!
【Twitter】
まさつぐさん
(文:矢田部明子)
[GAZOO編集部]
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