ノアを乗り継いで23年! やっぱり我が家にしっくりくる6台目のタウンエースノア ロードツアラー4WD

「四駆のノアじゃないとダメなんですよ」と話してくれたのは、今回インタビューをさせて頂く「みわこさん」。これまで5台のノアを乗り継ぎ、2週間前に6台目のノアを納車したばかりだそうです。

同じ車名のクルマに23年間乗り続けている理由を聞くと、好きだからの一言に尽きる!と話してくれました。

今回は、みわこさん×ノア達 のお話をお届けします。

――1台目のノア タウンエースノアスーパーエクストラ4WDは、いつ購入されたのですか?

2000年の年明けですね。その年の2月、夫の滋賀への転勤が決まって、1歳と0歳の娘を連れて引っ越すことになったんです。

クルマが無いと不便な場所だったので、移動がしやすくて家族がゆったり乗れて、使い勝手の良いミニバンにしよう、とノアを購入しました。

――ほかの車種もあったと思いますが、なぜノアにしたのですか?

四駆の設定があったからです。ゴールデンウィークやお正月にクルマで神奈川まで帰省するとなったら、当時は新名神が出来ておらず、米原を通るしかなかったんです。

そこら辺は雪がすごく積もるから、そういった道も安心して進める四駆ミニバンとなると、ノアやセレナだったんです。

では、なぜセレナにしなかったのかというと、マレーバクがモチーフになっているCMのインパクトが強すぎたせいですね。

  • トヨタ タウンエースノア

    トヨタ タウンエースノア

――バクって、あのちょっと鼻が長くて夢を食べるとか何とか言われている動物ですか?

そう。そのバクです。

  • バクのノア君

――もうノアうんぬんよりも、そのCMの内容が気になっちゃってます。

それはダメです(笑)。家族でワイワイしながら走っていくという感じの内容だったんですけど、その映像がすごく楽しそうだったんですよ♪これなら自分達の家族にピッタリかも♪と思い購入しました。

――実際のところ、走りはどうでしたか?

高速道路をバンバン走っていくのはもちろんのこと、雨・風・雪のどんな状況にも強かったですね。四駆だからある程度は走るだろう、と思っていましたが、まさかこれほどとは!と良い意味のギャップに驚きました。

当時、雪が降ってみんなが会社まで辿り着けないという時も、私だけ出社に間に合うことが多かったです(笑)。

大通りは大渋滞だろうからと、1本裏の深い雪道を駆使するんですけど、滑らないというだけではなくて、5ナンバーサイズだから細い道もグイグイ進めちゃうんです。

  • トヨタ タウンエースノア

    トヨタ タウンエースノア

――ミニバンって、あまりそういうイメージ無いですよね。

ですよね。だけど、このノアはそうだったんです。

しかも、8人も乗れる! こういうのがあったから、「SR50G前期 AT 4WD スタンダードルーフ」、「SR50G前期 AT 4WDスペーシャスルーフ」、「AZR60G前期 AT FF」、「AZR60G前期 AT FF ツインムーンルーフ付」、「AZR60G後期CVT FF」、そして現在乗っている「SR50G 後期 AT 4WDルーフレール付スタンダードルーフ ツインムーンルーフ付」、と6台のノアを乗り継いできました。

四駆じゃないノアに乗っていた時期もあったんですけど、やっぱり四駆に戻ってきてしまうのは、どんな道を走っても安心というのがあったからですね。

  • トヨタ タウンエースノア

    トヨタ タウンエースノア

――久しぶりの四駆はどうですか?

購入して2週間ですが、うん!これこれ!感はあります(笑)。24年前のクルマですが、6万kmしか走っていない綺麗な状態の個体を主人が見つけてきてくれたので、大事に乗っていきたいと思っています。

子供達が小さい頃はよく遊びに連れて行ったりしていたので、1日に100kmほど走ることもありましたし、帰省時は、片道450kmを1年に何度か往復していました。でも、今は子供たちも大人になって、そういうこともないでしょうけど。

――そういった機会がないのにノアを購入した理由とは?

私達も買う時に、この先2人だからどうしようかな?ということは考えました。

だけど、これから先は子供達に需要があったり、お正月に帰省してきたときに家族でお出かけすることもあったりするだろうから購入したんです。

1年に1回だけだったとしても、みんなで乗れて良かったね♪があったら良いなと思っています。

最後に…2人でも大人数でも楽しくのれて、お出かけにも良いクルマって、私にとってはノアしかないんです。

お孫さんが産まれてからは、常にチャイルドシートを後部座席に装着しているそうです。みわこさんご夫婦が乗らなくなっても、子供達に引き継いで欲しいと語ってくれました。

きっと2世代に渡って、ノアとのカーライフを楽しんでいくことでしょう。

(文:矢田部明子)