空活には欠かせない相棒トヨタ ノア。日本縦断の夢を目指して!

  • トヨタ・ノア


今回取材させて頂く「kenjiさん」にとっての“空活”とは、主に航空機写真を撮ることだそうです。そして、その相棒として欠かせないのがトヨタノアとのこと。

愛車として迎え入れることになったキッカケは、お父様の通院のために、福祉車両を購入しようということになったからですが、乗っていくうちにノア自体の魅力に気付いていったとそうです。

今回はそんなkenjiさん×ノアのお話をお届けします。

―――空活を始めたキッカケは、何だったのですか?

  • トヨタ・ノアのリア

何年前だったかなぁ……。JALの飛行機に、アイドルグループ“嵐”のメンバーの顔が描かれた機体が羽田空港にあったんですよ。友達に嵐の大ファンがいて、その友達のために飛行機の写真を撮ったのが、空活の始まりでした。

優雅に空から舞い降りてくる姿や、それとともに聞こえる音など、写真を撮っていてすごく楽しかったんですよね。

それから暫くは民間飛行機を撮影していたんですけど、そのあとは、ものすごいスピードで飛び去っていく自衛隊の飛行機にハマってしまい、イベントがある時は前の日の夜から車中泊して張り込むくらいになってしまいました(笑)。

―――前の日の夜!? 飛行機が飛んでいないのに!?

みんな良い場所で撮影したいから、そうなってしまうんですよ。それに、前の日からスタンバイしておくと、体力的にも余裕ができますし。

―――ちなみに、車中泊をしやすいように工夫はしていらっしゃるんですか?

  • トヨタ・ノアの車中泊用の車内

ポータブル電源を搭載して、夏は扇風機、今の時期は電気毛布を付けて快適に過ごせるようにしています。IHコンロも使えるから野菜炒めを作ったり、明日は良い写真を撮るぞ!と気合いを入れる時は奮発して肉を焼いたりなんかしています(笑)。

何より気に入っているのは、シートをフラットにできるので足を伸ばして寝られるところです。ノアの前にカムリに乗っていた時は、シートがフルフラットにならないのでエコノミー症候群っぽくなっちゃったこともあります。

ノア購入のためにカムリを手放すのは寂しくもあったけど、いざ購入してみると、僕のライフスタイルにバッチリで、これが最後の愛車になるのかな〜なんて思っています。

今まで、デリカやパジェロ、アリストやランクルなど15台ほど乗り継いだけど、何をするにしても順応性のある最高のクルマです。

―――クルマ選びは千差万別ですが、思いもがけず最後の1台に出会えたってことですね♪

  • トヨタ・ノアとカメラと飛行機

はい。今まで仕事一筋で趣味というものが無かったんですけど、カメラを担いで1つの被写体を撮っていると、今回は上手く撮れたぞだとか、もっと腕を磨きたいと感じるようになったり、人生の楽しみはノアに乗るようになって確実に増えました。

万が一家を追い出されたとしても、何とかなるし(笑)!

―――それは心強いですね(笑)。ちょっとクルマの話とは外れちゃうかもしれないんですけど……、kenjiさんが撮った航空機写真を見てみたいです。

  • 自衛隊の航空機
  • ブルーインパルスの隊列飛行
  • 一般旅客機
  • トヨタ・ノアで使用している無線

プロじゃないから上手く撮れているかどうかは別として、こんな感じで撮影しています。冒頭で、民間飛行機から自衛隊の飛行機を撮る方が楽しくなったとお話したのは、後者の方が撮るのが難しいからなんです。

というのも、音速に近い速度で飛んでいくから、目じゃ追えないんですよ。無線を使ったり、音が聞こえてきたらカメラを担いでシャッターを切りまくる!みたいな感じで必死で撮っています。

つい最近行ったイベントでは、9000枚くらいシャッターを切ったんですけど、実際に人に見せられるのは100枚くらいでしたね。そして、次の日は筋肉痛になるという……(笑)。

―――結構過酷で、びっくりしました(笑)

  • トヨタ・ノアの福祉車両のシート

でも、楽しいから「次はいつ撮りに行こうか?」って不思議となっちゃうんですよね。

他にも、つい最近は奥さんの両親と津軽や軽井沢に紅葉を見に行ったり、ふら〜っと夫婦でお出かけしたりもします。あとは、福祉車両ということもあって、近所の人を病院まで送って行くこともあります。だから、ノアは僕だけではなく、我が家、いや……地域のみんなにも引っ張りだこなんです。

そして、それがこのクルマの素晴らしいところだと思うんですよ。今まで乗ってきたクルマは“僕が運転していて楽しい”だったんですけど、ノアは“乗っている人と最高の思い出を作ることが出来る、このクルマに乗った全員と幸せを共有できるクルマ”なんです。

そういうクルマに乗ったことってなかったから、新たなクルマの楽しみ方を見つけた気もします。

―――今後、ノアでどんな所に行ってみたいですか?

実現出来るかは分かりませんが、ずっと思い描いている夢がありまして。仕事も落ち着いて引退したら、日本縦断してみたいと思っているんです。その旅で、色々な場所で、色々なものを見てこようと思います。もちろん、全部ノアと一緒にね♪

  • トヨタ・ノアと青空

そう話す、ワクワクしたkenjiさんの声を聞いていると、筆者まで楽しくなりました。親しみやすいデザインも自分好みだそうで、全てがフィットしているクルマだと自慢気に仰っていました。

さて、今日はどんな航空機を撮りに行っているのでしょうか?これからも、ノアと幸せなカーライフを送って下さい!

【Instagram】
Kenji Shogakiさん

(文:矢田部明子)