2ヶ月の車中泊旅もなんのその。三菱 デリカスターワゴンは夢を叶えてくれる「僕のすべて」
『1ヶ月の予定のはずが、2ヶ月も旅をしちゃいました(笑)。』
そう語るのは、沖縄県に住むずっきーさん。デリカスターワゴンと出会い、積極的にオフロードを走りに行くなど、私生活がよりアクティブになったとのこと。
今年の6月に、かねてから夢であった、車中泊の旅を達成することができたと言います。
そんな、ずっきーさん×デリカスターワゴンのお話です。
――現在乗られている、スターワゴンの年式やグレードを教えてください。
1996年式で、グレードがGLXのアクティブワールドで、ハイルーフです。エンジンはディーゼルターボで、色はピレネーブラック×ラガーディアシルバーのツートンです。
――現在の愛車であるスターワゴンを購入する前は何に乗られていたんですか?
免許を取って数ヶ月後、白色のスターワゴンを購入したのが初めてのマイカーでした。
――初のマイカーもスターワゴンだったんですね!なぜこの車種にしたんですか?
海に行くことにハマっていた私はある日、親のエブリイを借りてドライブに行ったんですが、帰れない程の砂利道や凸凹道に遭遇したことがあったんです。当時、シルビアやチェイサーなどのドリフト車系に憧れていたのですが「ドリ車系に乗ったら、もう海に来られなくなるかもな……」と思いました。
そんな中、とある中古車サイトをみていたら、自分の求める条件をクリアしているスターワゴンを見つけて、試乗してから購入を決めました。
――ずっきーさんがマイカーに求めていた条件とは何だったんですか?
トラックやワンボックスなどが元々好みというのもあり「大きいサイズで、オフロードが走れて、荷物もたくさん積めて、価格ができるだけ安いクルマ」を新たに探していました。それら全てをスターワゴンはクリアしていたんです。
――白色のスターワゴンから、黒色のスターワゴンに乗り換えたのはなぜですか?
友達と一緒に、クルマで川の中まで入れる場所で遊んでいて…。増水するとは思っていなかったんですが、思いのほか海との距離が近かったらしく、あっという間に満潮になって水没してしまったんです。
修理費がかなり高くなると言われたので、諦めて次のクルマを購入することにしました。
――それで黒色のスターワゴンと出会ったんですね。求める条件に何か変化はありましたか?
同じグレード(GLX)を条件に購入を考えていました。
というのも、GLXは標準グレードで、2列目がベンチシートなのでフルフラットに出来るんです。上位グレードだとキャプテンシートになってしまうので、車中泊をどうしてもしたかった自分にとっては、GLXの一択でした。
――ずっきーさんのカーライフの中で、1番印象的な思い出は何ですか?
今年の夏に行った、2ヶ月間の車中泊の旅です!
スターワゴンのファンミーティングが開催されることを知った自分は、せっかく県外に行く機会なので、ついでに旅行もしたいと思ったんです。そこで、かねてから夢だった車中泊の旅を計画しました。
実は、最初は1ヶ月間の予定だったんですが、実際に足を運んでいたら、気になる場所が多くて…。結局、東京から始まり、大阪に来るまでに1ヶ月もかかっちゃいました。大阪に到着後も四国を巡りたい欲が出てきて、そうしたら次は九州を巡りたい!みたいな感じで、どんどん長引いてしまったんです(笑)。
――それで2ヶ月もの長旅になったんですね!? そんな旅行中の思い出を教えてください!
まず、参加したミーティングでは、ネットで繋がっていた人たちとも会えて、クルマについてひたすら語り合えたのは、とても有意義な時間でしたね。
「こうすると故障しやすいよ」という、ためになるお話も聞けました。
“スターワゴンの大ファン”的な人たちは、沖縄ではなかなか出会えなかったので、新鮮ですごく嬉しかったです。
あと、SNSで知り合った板金屋さんに会いに行く道中で、柱にリヤゲートをぶつけちゃって、大きくへこませてしまいまして……。空いた隙間から車内が覗けるくらいへこんでしまったのですが、スターワゴンを熟知している板金屋さんに、目立たないくらいまで直してもらえました。整備も無料でやっていただけて、もう本当に感激でしたね。
スターワゴンの繋がりで出会った人たちは皆、思いやりがあって、旅の中で救われることが多々ありました。
――素敵なエピソードですね。旅で印象的だったことは他にもありますか?
車中泊は、これまで連泊した経験がなくて心配だったんですけど、意外と余裕で泊まれました。ただ、時期が夏場だったのでとても暑く、空調に関しては苦労しましたね……。途中から、標高400m〜600mの場所まで登って泊まるようにしました。
車内には純正の高度計がついているので、今どのくらい登っているかがわかるんです。標高100mで気温が0.6度下がるというのを知っていたので、かなり役に立ちました。
他には傾斜計も付いているのですが、これも役に立ちました。
傾きが激しく、通れるか怪しい道があったとき、走行可能な範囲内の数値だったので安心して通れたことがありました。もし違うクルマだったら、長い道のりを戻っていたと思います。
――車中泊の旅は疲れが溜まりそうですが、2ヶ月間辛くなかったですか?
旅から沖縄に帰って来た日、家のベッドで寝たんですけど、車中泊のときの体の感覚と全然変わらなかったんですよね。旅の途中も寝不足を感じなかったので、快眠できていたのだと思います。車中泊の環境をこだわっていたからこその成果だと思っています。
2ヶ月間の車中泊の旅は、夢のような感覚でしたよ。毎日が楽しすぎて、2ヶ月という日々が一瞬でした。自分の夢が叶って本当に満足しています。
――夢を叶えてしまうのは、本当に尊敬します。最後に、スターワゴンは今のずっきーさんにとって、どんな存在になりましたか?
自分の半分…いや、全てだと思います。自分からスターワゴンを取られたら何も無くなると思ってます(笑)。今の生活や趣味はこのクルマありきなので、事故などでなくなってしまったら、多分無気力になりますね。とはいえ、故障や傷を恐れて乗らないのはもったいないですから、これからも一生乗り続けて、オフロードにも挑戦していくつもりです。
やりたいことが次から次へと出てくるデリカスターワゴンとのカーライフ。
『スターワゴンは、修理や整備も尽きないから、本当に暇にならない。』
そう嬉しそうに語るずっきーさんの次の夢は、車中泊で日本全国制覇をしたいとのこと。
新たな夢を叶えている姿を楽しみにしています!
【Instagram】
ずっきーさん
(文:秦 悠陽)
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