トヨタ FJクルーザーと出会って変わった!人とのつながりや家族との思い出を作ってくれる最高の宝物
この愛車取材企画では、現在の愛車と出会ったことがきっかけでクルマが好きになり、カスタムや長距離ドライブ、車中泊、人とのつながりが広がる、さらには結婚しました!など、大きな転機を迎えたり、人生が豊かになったという話をよく伺います。 そうしてオーナーさんの人生に深く関わる存在になるからこそ“愛車”と言われるのでしょう。
以前この企画で、取材させていただいたFJクルーザーオーナーの☆SHIHO☆さんも、FJクルーザーと出会ったからこそクルマが好きになり、オフ会へ参加したことで広がる交友の輪や、家族でのお出かけを楽しんでいます。
そんなFJクルーザーを「“なくてはならないモノ”だし“家族の一員”みたいな存在」と教えてくれた素敵なストーリーでしたが、そんな奥様の旦那様はこのFJクルーザーをどのような存在と思っているのか気になり、改めて取材をお願いしてみました。
旦那様のHirokiさんも、奥様と同じようにこのFJクルーザーと出会うことでクルマに愛着を持つようになり、新たな人生が開けているようです。
今回は、そんなHirokiさん×FJクルーザーのお話です。
――もともとHirokiさんはクルマが好きだったということですが、最初の愛車をアルファードにした理由とは?
正直言うと、アルファードに乗っているころはクルマがすごく好きというわけではなかったんですよ。たまたま名古屋でモーターショーを見に行った時にちょうどFJクルーザーがデビューするころだったので展示されていたんですね。それを見て「これだ!」って(笑)。
FJクルーザーのイマドキっぽくないというか、武骨なデザインが気に入って。それでこのクルマがデビューしたら買うぞということで購入しました。
――FJクルーザーに出会ったことで変わった感じなんですね
そうですね。ここまで愛着の沸いたクルマに出会ったのは初めてで。せっかくならカッコよく乗りたいということで大きなタイヤを履かせたいとか、カスタムにも手を出そうかなと思ったんですが……。
ちょうどそのころに子供が生まれることになって。それでお金がそっちにかかるので後回しになった感じですね。
カスタムを始められたのはここ5~6年ですかね。ようやく自分たちに余裕ができてきたのがそのころだったので。
――アルファードから買い替えとなったので、サイズ的にはちょっと小さくなった感じがしますが……、それは大丈夫でしたか?
ふつうは逆の買い替えですよね(笑)。ただ、子供は2人だったら後ろなら乗れるだろうということで問題ないという判断でこのクルマでもイケるかなって。
FJクルーザーもそこまで小さいクルマじゃないしとは思っていたんですが……結果的には後ろが狭かったので、子供たち的には大変だったかもなって(笑)。
――新車購入時、特にこだわったポイントは?
パーツとかだとマフラーをガナドールの4本出しにしました。あとは純正のルーフラックはディーラーのオプションで付けてもらったくらいですかね。
ボディカラーは迷ったんですよ。CMやテレビ番組で登場したFJクルーザーはイエローやオレンジみたいな明るい色が多かったのでどうしよう?とは思ったんです。最初は僕、イエローにしようかなと考えたんですが、妻の要望でブラックにして。
結果的にはこっちにしたことで締まった印象になってよかったなって思います。雨降るとすぐ汚れちゃうのが大変ですけどね(笑)。
ただ、これも洗車するときに子供たちとのコミュニケーションになったかなって。真夏とかだと水遊び感覚で遊べるし(笑)。
――アルファードからの乗り替えとなった際、運転していて最初に感じたことはありましたか?
乗り心地の悪さですね(笑)。アルファードが良すぎたというのもあるんですけど、その差をだいぶ感じました。あとはデザイン的なもので窓が少なくて小さいから死角が多くて、運転するときはけっこう気を使いました。
――最初のころは乗り慣れるまでに一苦労という感じだったんですね。お出かけの頻度は増えた感じでしょうか?
増えましたね。妻とは竹田城とかの観光地にもよく行ったんですが、僕としては特定の場所というよりもアルファードでは通れない荒れたオフロードとか、アウトドアな道をグイグイと走ってくれるところが逞しいなって。
――もともとキャンプとかはされる感じですか?
デイキャンプくらいはそれまでもしていたんですが、アルファードだと行けるところも限られちゃうので。FJクルーザーだからよかったということが増えましたね。
――インスタを拝見するとオフ会にも結構参加されているようですが、キッカケは?
これはインスタですね。FJクルーザーで繋がったフォロワーさんからの紹介ですね。それで行ってみたいなということで参加したのがキッカケだと思います。もともと行ってみたいという思いもありましたし。
それで行ってみたら……すごくおもしろかったので、次もその次もという感じで頻繁に参加するようになったという感じです。
――イベントに参加したことで刺激されたところは?
バチバチに刺激は受けましたね。それまでやってみたいと思っていたカスタムにしても「こういうパーツがあるんだ」ということでメチャメチャ勉強にもなりました。交流が広がったのはもちろんですが、僕の中では見識が広がるというのが有意義でした。
参加されていたFJクルーザーに負けないようなカスタムをしたいなという目標にもなりました。
――もともとUS仕様にしたいという思いがあったということですが、それがさらに高まりましたか?
そうですね。オフ会に参加し始めた時からタイヤは大きいのを履いてはいましたが、オフ会に参加してからはちょくちょくいじりたいところが分かってきたので始めました。
――オフ会やデイキャンプなどであちこちお出かけされているみたいですが、最近はどちらに行かれましたか?
最近だと毎年恒例で出かけているFJクルーザーのキャンパーズデイというイベントにも行きましたね。あとは昨年の夏に僕が住んでいる名古屋から東北の方へ家族で遊びに行ったんですね。
最初は山形で1泊してインスタで繋がったFJクルーザーのオーナーさんに会いに行って、次に秋田へ妻の友人に会いに行って1泊。そのあとは青森で1泊して、仙台にも立ち寄って1泊という感じで4泊5日の行程で回ってきました。
――かなりのロングドライブでしたね。そもそも東北へのお出かけの理由とは?
これは僕の中で子供たちに東日本大震災で被害を受けた街を見せて、学んでほしいなっていう思いがあったんです。その途中で知り合いの方たちに会うというのもありましたが、子供たちに学びのある旅にしたかったんです。
――単に楽しいだけでなく、学びがあるというのは素敵な旅ですね
長旅にはなりましたが子供たちも嫌がらずに楽しんでくれたかなって。それでちょっとは大人になってくれたかなって。
今年に入ってからは北陸でも地震がありましたが……子供たちもこの経験があったからか、自分たちなりに思うところがあるのかな?という様子や、成長の跡が見られるなって。
――有意義な旅になりましたね。ではクルマの話に戻しますが、Hirokiさん的にこのクルマの気に入っているポイントは?
やっぱりこのバンパーですかね。あとは今履いているホイールも中古ではあるんですが、ラグナっていうブランドのもので、色が本来のモノとは異なるので、なかなか被らないんじゃないかなということで特別感があって気に入っています。
――だいぶカスタムされているクルマですが、まだまだやりたいことはありますか?
まだまだたくさんありますよ! 車高も上げたいし、足回りのショックやサスを替えていきたいんですが……お小遣いが追い付かなくて(笑)。
――今後も楽しみですね。では、このFJクルーザーはHirokiさんにとってどんな存在ですか?
僕にとっては宝物ですね。このクルマに出会わなかったらいろいろな方に出会うこともなかったし、今ほど家族の思い出もできなかっただろうし。僕にとっては人と人、思い出を作ってくれる宝物と同じくらい大切な存在ですね。
たぶん、FJクルーザーでないと東北回ろうとか、そういう発想は出なかったと思います。僕をここまでアクティブにしてくれるのはこのクルマだけだと思います。
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