FJクルーザーとアウトドアライフを“本気で楽しむ”ことで感じた「自分の成長」

  • トヨタ・FJクルーザーと石井景介さん

愛車のFJクルーザーでスポーツを楽しみ、また普通のクルマではできないような挑戦を続けている石井景介さん。そのおかげで、仕事も趣味も楽しくなり、さらに仕事の結果もついてくるなど「自分の成長」を感じているそうです。

自身を磨いてくれたFJクルーザーとの日常&非日常をお聞きしました。

――今お乗りのFJクルーザーを購入されたのはいつですか?

2019年に中古車を300万円で購入しました。
排気量は4000CCあって燃費は1キロあたり6~7キロだったり、4ドアではありますが観音開きで、前のドアを開けないと後ろが開かないので、乗り降りに少し手間取ります。

そんなデメリットはありますが、それ以上のメリットが自分にとってたくさんありました。

――メリットはどんなところでしょう?

  • トヨタ・FJクルーザーとサップボード

FJクルーザーを買ってから、海や山、湖など自然とともに遊ぶのが楽しくなりました。

中学時代はサッカー、高校から大学ではカヌーをやるなどスポーツが好きなんですが、社会人になってからはスノーボードやサップなどを楽しんでいます。雪道も安心ですし、大きな荷物も積めるので頼もしいですね。

あとは、四駆のクルマを楽しんでいる人たちとの出会いも増えました。

――FJクルーザーとともにアウトドアを楽しんでいるんですね

自然と戯れたり、スポーツに出かけるなど、今の自分に合っているクルマだと感じています。遊びの道具を積めるのはもちろん、キャリアの上で寝転がって空を見上げるのも楽しいんですよ。

写真撮影も趣味なので、撮影のシチュエーションを考えるのもおもしろいです。

  • トヨタ・FJクルーザーを楽しむ石井景介さん
  • トヨタ・FJクルーザーのフールにカヌーを積む

――キャリア上にいる写真はインスタグラムで「車上泊」と記されていましたが、彼女さんと車中泊をされていますね

  • トヨタ・FJクルーザーで車中泊をする石井景介さん

僕は身長180センチなのですが、車内にベッドを作ってみると長さが140センチしかなく、後方のドアを開けないと寝られませんでした(笑)。

次はテントを買ってキャンプをしたいと思っています。

――四駆のイベントではダートコースで運転されていますね

  • オフロードコースを走るトヨタ・FJクルーザー

オフロードの集まりで、秋田オートランドにて四駆のタイムトライアルにチャレンジしたのですが、アクセルを踏み込み過ぎて片足が浮いちゃいました。いろいろ失敗しましたが、すごく楽しかったです。
普通のクルマでは走れない場所を走れるのも四駆ならではですし、公道では楽しめないおもしろさですね。

しかもタイムトライアルも前回より速くなれば、それも進歩の一つですし、いろんな挑戦で上達を感じさせてくれます。

――雪の上で行ったチャレンジではスタックしてしまったとか。どんなチャレンジだったんですか?

  • 雪道を走るトヨタ・FJクルーザー

深い雪道をどこまで走れるか、というチャレンジです。結局タイヤが地面に届かなくなってしまいスタックしてしまいましたが、同じ四駆の仲間が引っ張って助けてくれるので挑戦しました。

もちろん自分一人ではできないこともたくさんありますが、「どうなるかわからない」ことに挑むのが好きなんです。FJクルーザーともいろんなことに挑戦していますが、大きな故障がないのも、このクルマの魅力です。

――スポーツ以外でも、四季を感じる自然との触れ合いも楽しんでいらっしゃいますね

  • トヨタ・FJクルーザーと草原
  • トヨタ・FJクルーザーと紅葉
  • トヨタ・FJクルーザーと菜の花
  • トヨタ・FJクルーザーと海

FJクルーザーに乗り替えてから、ドライブを楽しめるようになりました。スポーツもおもしろいですが、地元の秋田を中心に、いろんな場所に行って自然をバックに写真を撮るのも、今の楽しみの一つです。

――エアコンのスイッチに装着しているミニカーとかおしゃれですね

元々の作りがシンプルですし、どちらかといえばアナログ的なクルマですので、トミカを付けてみました。

  • トヨタ・FJクルーザーと石井景介さんのインテリア

――少しカーライフから離れますが、石井さんは2年前に「選択肢を奪わないための指導法」という本を書いていらっしゃいますね。それもFJクルーザーでいろいろなことにチャレンジすることと繋がっていますか?

はい、もちろん繋がっているんです!

この本では自分の経験を元に、「正しい指導法があれば、自ら考えて動く人になり、他者依存がなくなり、既成概念から解放され、人間力が高まる」ということを伝えたく記しました。

高校時代にカヌー部に属していて、練習がきつくて一度はやめたいと思ったんです。でも先生に止められ引き続き指導をいただく中で、「自分でしっかり考える習慣」が身についてきました。そこからはオリンピックも目指すようになれました。

卒業後もカヌーで選手兼指導者となりましたが、結局メンタルブレイクで五輪をあきらめることとなってしまいました。

――オリンピックを目指すくらいの実力があったなんてすごいです!

ありがとうございます。その後、保険業界に転職し、始めたころはいろいろな方に営業をしましたが、少しも成績が伸びませんでした。転職3年目に「保険業界で教えられたことをやっていたら潰れてしまう、考え方を変えろ」と“第二の師匠”に教えられたんです。

それからは、営業をするのではなくいろんな方々と遊びを楽しむようになりました。そのきっかけがFJクルーザーなんです。
あらゆるイベントに参加して知り合った方々と楽しむようになると「そういえば石井君って保険屋さんだったよね」と言われ、契約件数も増えていきました。

スポーツであろうが仕事であろうが趣味であろうが、自分で考えて行動するから楽しくなるし結果もついてくる気がします。
第二の師匠のおかげで「やらされているから苦になるのだ」と、自分のマインドを正すことができました。今はストレスなく好きなことをやりたい、と思っています。

  • オフロードコースのトヨタ・FJクルーザーと石井景介さん

――まさに逆転の発想! 多くの方が保険を契約してくれるようになったのも、石井さんが本気で楽しんでいるからかもしれないですね

そうだと嬉しいです。自分から営業をしない、と決めてから成績が伸びましたので、確かに逆転かもしれないですね。
インスタグラムを通じて知り合った方々も「写真では体育会系だけど、実際はまるで違うじゃん!」なんて言ってくれます。

――いい意味でギャップも感じてもらっているんですね。ギャップのある方は魅力的だと個人的に感じます

そうしてくれたきっかけの一つがFJクルーザーでした。保険業を始めたころはFJクルーザーで営業をしていましたし。

でもガソリン代がかかるので(笑)、今は仕事では営業車、FJクルーザーは休みの日に乗っています。

――では最後に、石井さんにとってFJクルーザーはどんな存在ですか?

FJクルーザーのおかげで普通のクルマでは不可能なことにチャレンジできるのも楽しいですし、同じ四駆を楽しむ仲間の方々にもたくさん出会えました。今後もできる限り長く乗っていきたいですね。

  • トヨタ・FJクルーザーと石井景介さんと彼女さん

「FJクルーザーに乗り換えて人生が楽しくなった」と語る石井さん。31歳にして「自分はどう生きるべきか、人生の方向性が見えた」と語ってくれました。

これぞ、愛車との出会いがもたらしてくれた素晴らしいカーライフだと感じてなりませんでした。

【Instagram】
けぴさん

(文・小川隆行)

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