トヨタ FJクルーザーは家族団らんの場所!自分らしく楽しむカスタム&カーライフ

  • トヨタ・FJクルーザー

若いころはローダウンするカスタムが大好きだったNODOKAさん。「その反動で……?」と手にしたのがトヨタ FJクルーザー

これまでとは違うSUVを手にしたことで家族との旅行も増えて楽しんできたということですが、購入して9年が経ち、そろそろ手放そうかと考えたこともあるのだとか。ところが、あることがキッカケで取り止め、今では手放せない存在となったそうです。

そんな、NODOKAさん×FJクルーザーのお話です。

――NODOKAさんはこれまでどんなクルマに乗られてきましたか?

アリストやマスタング、セルシオ、カルディナとかその辺りですね。FJクルーザーの前がヴァンガードです。

――基本的にはセダン系がお好みだったんですね。今回のFJクルーザーはなぜ選ばれたんですか?

僕らの若いころって、周りはクルマをイジるというと車高を下げるカスタムが主流だったんですね。それをやると乗りづらくなるんですけど(笑)。そのころの反動でSUVに乗りたくなったんですよ。

FJクルーザーを選んだのは見た目のカッコよさですね。中古車でいいのないかなっていう感じで探したんですよ。

――中古車選びの際にこだわったポイントとは?

予算ですかね。なるべくお値打ち価格で買いたくて、2年~3年かけて探していたんですよ。すぐに買わないといけないというわけではなかったから、じっくりと。

最初はボディカラーが黄色のものを探していたんですが、それだとなかなかなくて。それで見つけたのが、ボディカラーが白のFJクルーザー。これが今乗っているクルマになるんですが、予算よりも100万円ほど安かったんですよ!

――それはかなりお値打ちですね!!

  • 購入当時のトヨタ・FJクルーザー

そうなんです。ただ、そのクルマは僕の住んでいる栃木県からは遠く離れた神奈川県のお店にあるものだったんです。

問い合わせると「予約が殺到している」と言われてしまって。週末まで待って実車を見に行ったらとても間に合わないなと思ったので、妻に相談したらゴーサインが出たので、即答で「買います」と。

――実車を見ずに購入を決めたんですね! かなり勇気のいる選択だったかなと思いますが……?

価格の安さが一番の決め手だったんですが、掲載されている写真を見て大丈夫だろうなと感じたのと、年式がそんなに古くないクルマだったんですよ。ましてや国産車だからそんなすぐに壊れることはないだろうという気がして。

あとはクルマ屋さんの対応がすごくよかったので信頼できると感じて決めちゃいました。

――思い切りのいい決断になりましたね。では実車を見た時、どんな印象を持ちましたか?

「思ったよりもローダウンしているな」とは感じましたね。前のオーナーさんがダウンサスを入れていたみたいで。写真だとそこまでわからなかったんですよね(笑)。

あとはボディにキズがないかは確認したんですが、特に見つからなかったので正直、「アタリだ!」とは思いましたね。

――周りの方の反響はいかがでしたか?

ヴァンガードからの乗り替えなので「またSUVにしたんだね!」くらいな感覚だったんですけど……。

実は、デザインに凝っている分、ヴァンガードと比べると車内が狭くて。僕、子供が3人いるんですけど子供たちからは「狭いね」とか「乗り降りしづらい」とか(笑)。観音トビラだったのも仇になっちゃいました。

――早速運転してみての第一印象はどうでしたか?

ローダウンサスのせいか、乗り心地が悪かったですね。だからすぐにサスペンションを替えて乗り心地を直そうとは決意しましたね。

――もともとクルマをローダウンするカスタムをしていたということだったので、今回もクルマを自分好みにしようという思いは当時からあったんですか?

  • ホイールやバンパーガードをカスタムしたトヨタ・FJクルーザー

ありましたね。幸いクルマを安く買えた分、カスタムする予算もありましたし。ただ、FJクルーザーのカスタムをするのにパーツ代が思ったよりも高くて。

でも、もともと僕はFJクルーザーのデザインが好きなので、やり過ぎないようにしたいなとは思っていたんです。だからホイールとキャンプに行くのにラックとかタープを付けるくらいにとどめるつもりでした。

――ということはアウトドアももともと趣味?

ちょうど長男が小学生のころにこのクルマを買ったので、せっかくならキャンプに行くとかやりたかったんですけど、サッカー部に入ったんですよ。そうなると週末はサッカー三昧になって。道具とかは揃えたんですけど、家族ではなかなか行けなかったです(笑)。

そうしたら今度は長女もバレーボール部に入ったので、家族で行くのではなくソロキャンプに行こうかなとちょっと画策しています(笑)。

――息子さんのサッカーの試合をこのクルマで見に行ったら注目を集めそうですね。

確かに。皆さんミニバンなので、FJクルーザーで行くとみんな見てますね。あとは一番下の子の保育園のお迎えとかにこのクルマで行くと、園児たちが群がってきますよ(笑)。

物心がつくようになれば、もう少し「カッコイイ」とか言ってくれる気がしますね(笑)。

――このクルマを買ってから、家族でのお出かけは増えましたか?

特に変わらないかもです。というのももともと僕自身が遠出するのが好きだったので、前からクルマで家族旅行にはけっこう行くんですよ。このクルマでだと福井県や能登半島の方まで3日間かけてドライブしました。

  • トヨタ・FJクルーザーと千里浜なぎさドライブウェイ

――家族そろってのロングドライブだったんですね。栃木からだとかなり疲れたのでは?

いえいえ。僕はどちらかと言えば新幹線や飛行機に乗って旅行するよりクルマ旅の方が好きで。運転終えてから温泉つかりたいタイプなんですよ(笑)。

家族にとっても印象深い旅行で、このクルマがあってこそのものでした。買って9年が経ちますが、もう降りられないですね。

――それだけ長い間乗っていると、たくさんの思い出ができますよね。中でも印象深いできごとは?

この旅行もそうですが……、最近だとSNSですかね。ちょうどコロナの時期で、中古車が足りなくなっているということで売り手市場になっていたという話を聞いたので、心が揺らいでFJクルーザーを下取りの査定をしてもらったんですよ。

そうしたら査定額もまずまずで売ろうかなとも考えたんですが……、やっぱりまだ乗りたいなと思ったので、売るのはやめたんですね。

この先も売りたくならないようにホイールを替えたんですよ。それをSNSに写真付きで投稿したら、フォロワーさんがめちゃくちゃ増えて。500人もいなかったのに今では3000人を超えてビックリしました。

  • ホイールを交換したトヨタ・FJクルーザー
  • トヨタ・FJクルーザーが履くホイールデザイン

――それはクルマを維持するモチベーションになりますよね。フォロワーさんからコラボやオフ会に誘われて、行ってみようかなという思いはありましたか?

誘われはしたんですけど……、僕がそういう場が苦手で。きっと行ったら楽しいでしょうけどね。

あと、周りのカスタムされたクルマを見て、僕が影響され過ぎて今のカスタムの方向性がブレちゃうんじゃないかが心配なんですよね。クルマのそのものの良さを生かしたいという思いがあるし、カスタムにお金をかけすぎて奥さんに怒られちゃうのもマズいし(笑)。

だから僕はクルマに関しては我が道を行く感じで楽しみたいなって考えているので、あまりこういうイベントには参加しないつもりです。

――投稿された写真を見ると、個性が強いものが多いと思いますが、撮影するときに意識していることは?

  • 自然が魅力的に見えるトヨタ・FJクルーザー

せっかくだから自然をバックに撮りたいと考えてクルマを置くようにしているんですね。できれば海とかも映えそうなんですけど……栃木県は海がないので(笑)、ならば山や農道など栃木ならではの景色で撮ってみようかなって。

山道や森とかでも魅力的に見えるのが、FJクルーザーならではなのかなって思います。

――そんなFJクルーザーですが、NODOKAさんの中でのお気に入りポイントは?

ルーフラックですかね。FJクルーザーにラックを付けている人はそんなに多くないと思うので、これは個性になるかなって。

買った時は純正のラックが付いていたんですが、見た目に飽きてしまったので個性を出そうと思って、別のデザインのものを付けたのがポイントですね。

  • ルーフラックが自慢のトヨタ・FJクルーザー

――確かに個性的ですね。ちなみに今後のご予定はいかがでしょうか?

カスタムはもう十分かなと思っているので現状維持でいいかなと思っています。お金があればバンパーを付けるとかナンバーを移設するとかいろいろ考えますけど、キリがないのでね。

出かけるとしたら、子供たちの都合が合えば旅行ですね。能登半島に行った時みたいに家族で遠出したいです。

――では、そんなFJクルーザーはNODOKAさんにとってどんな存在ですか?

僕の身体の一部でもあるし、6人目の家族であり、家族が団らんできる居間みたいなところであり……という感じで僕にとってはもう欠かせない存在ですね。
これからも家族の旅行で大活躍してもらいたいと思います!

【Instagram】
NODOKAさん

(文:福嶌弘)
[ガズー編集部]