レトロ可愛い♡世界に1台のジムニーに乗る、私のカーライフ

  • スズキ・ジムニー(JB64)と鯉のぼり

免許こそ取っていたものの、クルマには全く興味がなかったという「たれみさん」が乗るのはジムニー(JB64)。

エクステリア、インテリアパーツメーカーであるDAMDから販売されているボディキットを身に纏ったジムニーをInstagramで見た瞬間、一目惚れしてしまったのだとうれしそうに話してくれました。

今回は、たれみさん×ジムニーのお話をお届けします。

―――まずは、購入の決め手を教えて下さい。

ずばり、見た目です! ちょうど1年前くらいにInstagramを何気なく見ていたら流れてきて「えっ!? 何このクルマ! 可愛い♡」と思い購入しました。

私が乗っている白とアイボリーのボディーカラーは、レトロ感が強調されて特に可愛いな♡と思ったんです。

  • スズキ・ジムニー(JB64)

―――初代ジムニーっぽいフロントグリルが、すごく可愛いですよね。

……?

―――あっ、あくまで私はそう感じたというだけで……。そう思っていなかったら、すみません!

いやいや! そうじゃなくて、初代ジムニーを知らないんです(笑)。お恥ずかしい話、愛車として迎え入れるまでは“ジムニー”という名前のクルマだと知らなかったくらいですから。

購入時も、SUZUKIに行けばあるだろうとディーラーに行って写真を見せて、「このクルマ下さい!」って言った感じなんです。それくらい、実車を見たことがなかったという……。

まぁ、それまではクルマに全く興味がありませんでしたからね(笑)!雨の日の買い物の時に主人のクルマを借りるくらいで、乗れたら何でもいいや〜と思っていました。

―――その頃からすると、大分変わりましたよね

そうなんです!納車して1年も経っていないんですけど、運転や移動中が楽しいと思えるようになって、走行距離は6000kmを越えるくらい走っています。今までの私だと、考えられない……。

―――Instagramを拝見しましたが、色々な場所に足を運ばれていますよね♪やはり、写真映えする場所に行くことが多いのですか?

  • スズキ・ジムニー(JB64)と雪景色

納車して直ぐはそうだったんですけど、乗っていくうちに、クルマでしか行けないような温泉に行ってみたい、ジムニーで雪道を走ってみたいと思うようになりました。

それで、群馬県にある万座温泉や、都内から片道4時間かけて岐阜に旅行に行ったりと、“Instagram用の写真を撮るために”から“ジムニーと一緒に何処かへ行こう”という目的に変わっていきました。

いやぁ〜!雪道を走った時は面白かったなぁ〜!小さいし可愛い見た目だからツルッといくかと思いきや、意外としっかり走ってくれるんですよ。

―――なにせ、クロカン四駆ですからね!

え?なんですか?

―――いえ、なんでもないです♪

私は、この1台に自分の好きをギュッと詰め込んでいるんですけど、そういうクルマでお出かけするというのが良いんですよ。

車内は決して広くはないし、乗り心地も良いわけじゃないから遠出したらグッタリ疲れちゃう時もあるんですけど(笑)、それよりもワクワクして楽しい!という気持ちが勝っちゃうんです。

―――たれみさんは、どういう好きをジムニーに詰め込んでいるのですか?

  • スズキ・ジムニー(JB64)のインテリア

可愛らしい雑貨を車内に沢山置いているんです♡毛糸で編んだレースのカーテン、何も収納していないけどあるだけで可愛いレトロな箱、パンのマグネットや、クリスマスはサンタクロークなど、季節に関する物を置くようにしています。

ただ、法規上走行時には外したりするものも多いんですけどね!

―――最近のお気に入りはどれですか?

  • スズキ・ジムニー(JB64)の天井に貼っているワッペン

服につけるワッペンをペタペタ貼っているんですけど、やっぱりこれですかね♪色々な古着屋さんを巡って見つけたり、ネットでポチッとしたり、ジムニーに合いそうだな〜と思う物を、コツコツ集めていったんです。

アイロンでギュッとすると、後ろについている糊が溶けてくっつくんですけど、夜な夜なアイロンをジムニーに押し当てました(笑)。

こんなに可愛いのに、主人からは「カラフルすぎて、目がごちゃごちゃする!」と不評なんですけどね(笑)。

―――あはは(笑)!どちらの気持ちも分かるような気がします!

1度やると、どんどんアイデアが湧いてきて、それをやりたくてウズウズしちゃうんです。それが、すっごく楽しくて車内の模様替えが、かなり短いスパンで行われています。

もともと家のインテリアも大好きで、DIYしたり小物を集めていたから、最近はそれがジムニーにどんどん移植されているんです(笑)。だから、逆に家のインテリアが簡素化されています。

―――外装にこだわりはありますか?

  • スズキ・ジムニー(JB64)のルーフの上でポーズをとるオーナーさん

タイヤの横に付いている、ピンク色の梯子です。納車した時は違う色だったんですけどパッと見て可愛らしい雰囲気にしたかったから、どうしてもベビーピンクにしたかったんです。

水筒をお店に持って行って「このピンクにして下さい」と言ったのは、自分の中でちょっと笑えるエピソードになっています。

―――あはは(笑)!水筒を持っていくなんて、猛者です!!

お店の人にも、水筒を渡されたのは初めてだと言われました。クルマに詳しくないから、もうこれしか方法が無かったんですよね……。

でも、そういう私がジムニーライフを楽しめているわけだから、きっと色々な人がカーライフを楽しめると思います。だからこそ、好きなクルマに乗って欲しいと、心から思います!

  • スズキ・ジムニー(JB64)を運転するオーナーさんとこだわりのインテリア

今後も、季節や気分によって“自分なりのカスタム”をしていきたいと話してくれた たれみさん。ジムニーがどんな風に変わっていくのか、とても楽しみです。

【Instagram】
たれみさん

(文:矢田部明子)