“パンダ”ことトヨタ・C-HRはまさに宝物。片時も離れたくない大好きなクルマと過ごすかけがえのない毎日

子供のころからクルマが大好きだったというSuiさん。社会人としてある程度キャリアを築いてきた頃“自分へのご褒美”ということで手に入れたのはトヨタ・C-HR。軽自動車からの乗り替えで最初は戸惑ったところもあったそうですが、慣れていくとその乗り味に惹かれて次第にドライブの距離は増加。それと同時に毎日が楽しくなっていったそうです。

そんな、Suiさん×C-HRのお話です。

――　今はC-HRに乗られていて、その前がダイハツ・ミラココアということなので、車歴は2台ということですか？

そうですね。免許を取ってクルマを買おうとしていたころに見たCMで、ミラココアが可愛く見えたので「初めてのクルマだったらこれがいい！」ということでミラココアを選びました。
それから仕事を5年ほど頑張ったので自分へのご褒美が欲しいなと思っていたんです。そんなときに友達がC-HRに乗っていたのを見て、「私も欲しい」となりまして。

――　「自分へのご褒美」というと、ちょっと贅沢な外食やアクセサリー、旅行なんてイメージがありますが……そこでクルマを選んだんですね！

そうなんです。クルマ自体はもともと好きだったんですよね。幼稚園年長くらいのころから見ていた「頭文字D」とかの影響もあったと思うんですけどね。おかげで「頭文字D」のアニメ版はコンプリートしました(笑)。

もともと親もクルマが好きで、若いころはAE86に乗っていたみたいで。

――　DNAからしてクルマ好きだったんですね(笑)。スポーツカーは選ばなかったんですか？

もちろん考えたんです！ただ、気になっていたクルマは、自宅の駐車場にはちょっと厳しいサイズだったので…それでコンパクトSUVならイケるかな？ということで、C-HRが候補になって。その中でも、スポーティなタイプがよかったので、GRスポーツにしようと思って。

――　ボディカラーやオプションでこだわったところはありますか？

ボディカラーは結構迷いました。ツートンにしたくて、白×黒か赤×黒かで迷ったんですけど、白×黒の方がスッキリするかなという感じがしたので、そっちを選びました。オプションは特には考えなかったですね。だから、オプションに関してはノーマルです。

――　ココアからC-HRへの乗り替えだと、周りからの反響もすごそうですね！

1番驚いていたのは親ですね(笑)。カワイイ感じのクルマから急にスポーティなSUV車に変わったから「ホントにそれに乗るの？」とかって言われましたよ。
父に納車直前にクルマを買い替えることを伝えたら、最初は戸惑っていましたね。実車を見たら「運転させて！」と言ってきましたけど(笑)。

友人たちも、私がココアに乗っている印象が強かったからか、初めてこのクルマで迎えに行った時は「これがSuiのクルマなの？」と驚かれましたね。私のキャラじゃなかったみたいで(笑)。

――　軽自動車から普通車に替わって、乗り味の変化も感じたのでは？

前方も後方も視界はだいぶ変わりましたね。あと、ボディサイズも大きくなったから最初のころは乗りづらいなという印象があって、だいぶ道を選んで走っていたんですけど慣れてくるとそうしたこともなくなりましたね。

パワーはやっぱり普通車だと違うなとは感じました。特に高速を走る時とかはスムーズな加速で走れるというところに感動しちゃうくらいです。

――　では、お出かけの頻度も増えたのではないですか？

増えましたね。私は高知に住んでいるのですが、県外にも頻繁に行くようになったし、四国各地に行くようになったかなと。半年足らずで走行距離は1万キロを越えちゃいました。不思議なものであのクルマだと運転していても疲れないんですよ。

シートもホールド感があって、気が付いたら長距離走っているみたいな感じですね(笑)。

――　お気に入りのドライブスポットはありますか？

香川県に瀬戸大橋が見えるスポットがあるんですが、そこにはしょっちゅう。景色を見たいがために仕事終わりに高速を飛ばしていくくらい好きですね。私にとってはそこがアナザースカイなんですよ(笑)。

私は大きな橋が好きで、瀬戸大橋みたいな橋を見ると癒されるんですよ。なので、お気に入りのドライブスポットになりましたね。クルマだと1時間半くらいかかるんですけどね。

――　この頃はオフ会にも参加することが増えているみたいですが…？

そうなんです。このクルマを乗り出したころにSNSを開設したんですが、他のオーナーさんのカッコイイC-HRを見て。「こんな風に私も自分のクルマを投稿しよう！」ということでやりだしたんですよ。そうしたら同じ高知のオーナーさんたちと仲良くなって、コラボ撮影なんかも増えていったんです。

そこで県外でオフ会をしているという話を聞いて、行ってみようかなということで行ったのが最初ですね。開催地が広島で私だけノーマル仕様のまま行って、ちょっと恥ずかしかったんですけどね(笑)。

――　参加してみての感想は？

驚かされましたね。こんなに個性を出したカスタムができるんだということに。それで私も帰ったら自分好みにカスタムしてみようと触発されるという、だいぶ刺激的な1日になりました。

――　カスタムしていく上でコンセプトなどはありましたか？

いろんなパーツがあるのでごちゃごちゃしちゃうと思ったので、私としては「シンプルだけどカッコよく」みたいなイメージでカスタムしたいと考えていました。なるべくC-HRのカッコよさを生かしつつ、見る人が見たらわかるという感じに。

正直、カスタム沼にハマっちゃってお金もめちゃくちゃかかりますが(笑)、今ではこれが生きがいになったし、仕事を頑張るモチベーションになりました。

――　C-HRに乗り出して2年ほど経つと思いますが、Suiさんの中で一番の思い出は？

「富士山と写真を撮りたい」と思い立って、静岡まで行ったことですかね。片道6時間以上はあったんじゃないかな？と思いますが、道中に浜松で餃子を食べたり、富士山をバックに撮影したりという観光も込みで楽しみました。

「パンダと富士山カワイイ！」みたいな感じで撮影しようとしたんですが、富士山が雲で隠れてしまって3枚くらいしか撮れなかったんですよね。道中はバッチリ見えていたのに(笑)。あと、標識なんかも東京方面に向かっているという感じが「都会だ！」とかって思いながら感激した覚えがありますね。

――　楽しそうなロングドライブですね。そして、愛車のことは「パンダ」と呼んでいるんですね(笑)。

そうなんです(笑)。白黒のカラーリングと顔つきからパンダみたいだなって(笑)。

――　愛着が沸いている証拠ですね。では、このパンダことC-HRの気に入っているところは？

今はフルエアロになったので、全体のバランスが良くなったことですかね。それとホイールです。足回りは特に気に入っているポイントですね。

――　カスタムもいろいろ施されているとのことですが、今後このクルマでやりたいことは？

リアが黒くなっているので、ここは白に替えて色のバランスを良くしたいんですよ。ただマフラーにも干渉しそうだから、これをやるとなるとマフラーも替えたいですね。あとは駐車場のことも考えながら、車高を下げたいなって。

行ってみたいところで言うと、山口県の角島ですね。ドライブスポットとしてもすごく有名なところなので一度は行ってみたいなって。あとは関東エリアにもクルマで行ってみたいなーとは密かに考えています。伊豆や湘南みたいな海のある所に行きたいです。

――　では、そんな“パンダ”ことC-HRはSuiさんにとってはどんな存在ですか？

なんだろう……「相棒」というべきか「家族」というべきか……でも、私の中ではもうなくてはならないものですね。私の中では命の次に大切なもので、思いの詰まった「宝物」ですね。
パンダのおかげで今の相方や他車種のオーナーさんを含むたくさんのフォロワーさんと繋がれたので、様々な出会いやキッカケを作ってくれました。

実は買ってすぐのころに追突事故に遭って、修理のために私から離れた時期があったんですが、その時はホントに落ち着かなかったです。
あとエアロを付けた時も2日くらいお店に預けていたんですが、気になって仕方がなくて「まだですか？」って何度もお店に連絡しちゃうくらいで(笑)。このクルマとは片時も離れたくないなというくらいに気に入っていますね。

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Suiさん

（文：福嶌弘）