愛車は2台続けてトヨタ RAV4。大好きなクルマの異なる個性を見つけて楽しむ贅沢

  • トヨタ・RAV4 アドベンチャー オフロードパッケージ

    RAV4 アドベンチャー オフロードパッケージ



2017年のアメリカで行われたモーターショーで見た、トヨタ RAV4のコンセプトカーに心を奪われたというrav4gramさん。「日本で販売されたら必ず買う!」と2年越しにその思いを叶えて手に入れると、キャンプ仕様にして外遊びで大活躍。

それに飽き足りずさらにもう一台、再びRAV4を買い直したといいます。同じクルマを2度購入してまで楽しむその真意とはいったい……!?

そんな、rav4gramさん×RAV4のお話です。

――現在の愛車はRAV4ということですが、rav4gramさんはこれまでどんなクルマに?

最初はカローラに乗っていたんですが、その後に子供ができたことでエスティマに買い替えて、それからRAV4に乗っています。

――RAV4に買い替えたキッカケは?

2017年のアメリカのモーターショーでRAV4のコンセプトカーが出たのを見たことですね。それを見た際に「カッコイイ!絶対乗りたい!!」と気に入ってしまって(笑)。

実際はアメリカで先行発売されて、日本で販売されたのはモーターショーから2年後だったのですが、迷わず買いました。もともとSUVそのものは好きでしたが、RAV4のインパクトがとにかくすごくて、どうしても乗りたかったんです。

  • 森の中のトヨタ・RAV4

    rav4gramさんの1台目のRAV4

――初めてRAV4を見てから、2年越しの想いが叶ったんですね!ちなみにこれまでずっとトヨタ車を選ばれている理由はあるのでしょうか?

父が仕事の関係でトヨタ車を中心に乗っていて、僕が子供のころは自宅のクルマがコロコロ変わっていたんですね。いろいろ乗ってきたのでクルマにも自然と興味が出てきましたし、父の影響もあってトヨタ車を好きになりました。

――RAV4を買われた際に特にこだわったポイントは?

実は僕、RAV4に2台続けて乗っているんです。2019年に購入した際はスタンダードなグレードを選んで、それをアメリカで販売されていたスポーツモデル仕様にしていたんですが、この時に発売されていなかったアドベンチャーというグレードのハイブリッドモデルが後に発売されたんです。

それがもともと欲しかったデザインに近いし、さらにオフロードパッケージも設定されたので、よりアメリカのRAV4に近づいていて「これは買うしかない」となっていました(笑)。

  • トヨタ・RAV4

――最初のRAV4はどのようなスタイルにしていましたか?

もともとキャンプが趣味だったので、最初のRAV4はサイドオーニング(タープ)など社外品のパーツを付けてキャンプ仕様にしていました。おかげでキャンプをするときには大活躍してくれました。

周りからの反応はどうでしたか?

家族からは「2年後に日本で発売されるかどうかもわからないのに、コンセプトカーの段階で欲しがるなんて不思議」みたいなリアクションはされていました(笑)。あと、職場のみんなからは「どこのクルマ?」と聞かれたりしました。

というのも、RAV4って現在5代目ですが、日本で販売されていない時期もあったせいか知らない人も多くて。僕からしたら「こんなカッコイイクルマなのに知られていないなんて」と思っていたので、布教活動じゃないですけど、「RAV4を広めるぞ」みたいな思いが湧いてきました(笑)。それでSNSを始めたというのもありますね。

  • トヨタ・RAV4とキャンプの様子

――最初に乗った時の印象はいかがでしたか?

思ったよりも車高が高くないし、意外と家族が乗り込みやすいクルマだなっていう印象がありました。SUVとはいえ乗り心地もいいなと思いましたし、ミニバンだとスタックしそうな道でも楽々走ってくれるからアウトドアでは頼れるなって感じていました。

次世代プラットフォームやシートが身体にフィットするデザインになっているためか、妻からも「運転しやすい」と評判でしたね。

――キャンプ仕様にしていた1台目のRAV4で実際にキャンプをしてみていかがでしたか?

  • トヨタ・RAV4とサイドオーニングの下でくつろぐオーナーさん

かなり便利でしたね。サイドオーニングは特に好評で、「どこからタープが出ているの?」と一緒にキャンプしている方から聞かれることはしょっちゅうでした。

サイドオーニングの良さは設営に時間がかからない事。特に雨の時、天気が悪い中でテントを設営する際には、ちょっとした雨宿り場所になるのでかなり重宝していました。

あとは、写真映えするところも気に入っていました。

――そんなキャンプ仕様の1台目のRAV4はどれくらい乗られたのでしょうか?

3年半ほどですね。2代目のRAV4へは同じクルマから同じクルマに乗り換ええたので、家族や周りから不思議がられましたが(笑)、より好きな仕様のRAV4が出たということで、僕としては納得の買い替えでした。

――2台目のRAV4はあまりキャンプ仕様にしているわけではなく、どちらかと言うとノーマルに近いスタイルに感じたのですが、特にこだわっているところは?

  • 交差点を走行するトヨタ・RAV4 アドベンチャー オフロードパッケージ

    rav4gramさんの2台目のRAV4“アドベンチャー オフロードパッケージ”

2台目は純正からルーフレールが付いていたり、オフロードタイヤを履いていたりしたので、それならノーマルのままで乗ろうと考えが変わって、アメリカのRAV4を意識してオレンジのサイドマーカーを入れるくらいにとどめました。

――同じRAV4ですが、何か違いはありましたか?

さすがに乗り味はあまり変わりませんでしたが、フル液晶メーターが大きくて見やすいし、バックする際の360度カメラが付いているので、妻が運転していても安心して乗れたのも好印象でした。

  • トヨタ・RAV4 アドベンチャー オフロードパッケージのタイヤ
  • トヨタ・RAV4 アドベンチャー オフロードパッケージのメーター
  • トヨタ・RAV4 アドベンチャー オフロードパッケージのタイヤ
  • トヨタ・RAV4 アドベンチャー オフロードパッケージのメーター

――2代目のRAV4に買い替えてからは遊び方が変わりましたか?

キャンプには相変わらず行くのですが、ルーフラックがないということもあり荷物には制約ができました。でもその分、街中で走る時は自然体で付き合えるクルマになったかなという気がしています。

――SNSでの拝見すると、最近の写真は街中でRAV4を撮影されているものが増えたと感じましたが、それも今のRAV4だからこそ?

そうですね。カスタムしていないノーマルのクルマで、アウトドア仕様にしていないからこそ街中に溶け込めるかなと思いました。僕自身も自然体で乗れるようになったかなという気がします。

――このRAV4にしてからよく行くようになったところは?

娘たちが大きくなってきたということもありますが、最近はキャンプというよりもカフェとかでゆったり休憩をすることが増えたかなと思います。あとは、娘たちが好きなブランドの服を買いに行くことも増えました。

  • トヨタ・RAV4 アドベンチャー オフロードパッケージに荷物を積み込むオーナーさん

――2台のRAV4に乗って5年ほど経ちましたが、これまでで一番の思い出は?

雑誌に乗せてもらったことですね。「日本ではあまり知名度がないRAV4を有名にしたい」と思ってSNSを始めたわけですが、1台目のRAV4でキャンプしている時に取材してもらう機会があったり、タイヤの広告に使ってもらえたりしたことがとてもうれしかったです。

――今後このクルマで行ってみたいところはありますか?

キャンプ好きとしては富士山の近くにあるふもとっぱらキャンプ場には一度は行ってみたいという憧れはありますし、西日本で言えば阿蘇山で写真を撮ってみたいし、高知県でもきれいな川があるというので、川遊びをしたいですね。

――では、rav4gramさんにとって、RAV4はどんな存在ですか?

カッコつけた言い方になりますが、「自分を高めてくれる存在」ですね。ルックスもそうですが、自分を惹きつけるものがあったのは確かですが、自分がある程度カッコよくないとこのクルマには似合わなくなるという思いが出てきたので、自分もそれに見合う存在になりたいと思いました。

そんな気張ることはないんですけど、自分の背筋を伸ばしてくれる存在になってくれたかなと思います。

【Instagram】
rav4gramさん

(文:福嶌弘)

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