こんな感覚、20年ぶり!スズキ スイフトスポーツで楽しむ淡路島でのセカンドライフ

  • スズキ・スイフトスポーツと海

たかさんは若い頃にAE86やインテグラに乗っていたクルマ好き。ところが都内で結婚して家庭を持つと、次第にクルマから遠のくように。転機となった淡路島への移住で手にした愛車はスズキ スイフトスポーツ。20年ぶりにクルマを所有したことで変わった生活やたかさん自身の変化とは?

そんな、たかさん×スイフトスポーツのお話です。

――これまではどんなクルマに乗っていたのですか?

最初は20代の頃にAE86スプリンタートレノで次がインテグラのタイプR。その後はクルマを手放してけっこう経って、今のスイスポが3台目です。

――どのくらいクルマのない生活だったのですか?

インテグラを手放してからだと20年くらいのブランクがありました。

――初めてのクルマがAE86とのことですが、運転して楽しいクルマがお好きなのですか?

はい。そうなんです。若い時は峠道とかをよく走っていましたよ。

――20年ぶりにクルマの購入を決めたキッカケは?

もともと関東エリアで営業職をしていて、都内に住んでいたのでクルマは必要なかったのですが、早期退職をして2年前に淡路島に住み始めました。そうなるとクルマが必要になるかなと思ったことですね。

――20年ぶりのクルマ購入ということで選択肢はいろいろとあると思うのですが、その中でもなぜスイスポを?

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どうせなら乗っていて楽しいクルマにしたいと思ったんですが、大前提としてMT車は絶対でしたね。

最初はGR86が有力候補でした。ただ、実際にクルマを見てみると後部座席が狭くて。これだと日常使いや旅行に行った時に荷物は積めないなということで泣く泣く諦めました。もう少し荷室が広ければというのもありましたね。

運転していて楽しい、ある程度の積載性があって、MT仕様のあるクルマ、という選択をしていくと絞れてきて、結果的にスイスポが候補になりました。本音を言えばロードスターも乗りたかったのですが、後席の時点でアウトですからね(笑)。

――奥様からの要望はありましたか?

妻からは「4ドアのクルマにしてほしい」とは言われていました。人を乗せたりするときに後席を使うとなると2ドアだと大変なのでということだったのですが、それもあってスイスポを探すことにしました。

――中古車として購入したということですが、こだわったポイントは?

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カスタムは追々するつもりだったので、できればフルノーマルのクルマを希望していて、ボディカラーは黒一択でした。あとは低走行車ということで探していました。

探し始めて3ヵ月くらいの頃に令和元年式で走行距離が1万9000kmくらいの個体が見つかって、実車を見に行ったら即決でした。シートに座った時に「これ、いいな」って直感して。

――淡路島への移住前に購入されたのですか?

そうです。移住する前に早めに決めることができてよかったですね。

――20年ぶりの愛車ということですが、乗ってみての感想はいかがでしたか?

「速いな!」と思いましたよ。AE86やインテグラとの比較ですから、時代とともに進化しているんだろうと思いますが、スイスポは直噴のターボだからインテグラと違って加速の時の気持ちよさは段違いだし、ワクワクすることが増えましたね。

――生活環境も変わりましたが、愛車があることでお休みの日の過ごし方は変わりましたか?

変わりましたね。休日に妻を助手席に乗せての買い物はもちろんですが、自分ひとりでドライブがてら淡路島の散策もよくします。淡路島は信号が少ないからスムーズに走れるのも気持ちいいです。

  • スズキ・スイフトスポーツと淡路島のモニュメント

――信号が少ないと気持ちいいだけじゃなくて燃費も良さそうですね

いいですね。東京で乗っていたころは15~16km/Lでしたが、淡路島に来てからは実燃費が18~19km/Lくらいには伸びました。通勤でも使いますが、ルートに信号もないから気持ちよく走って15分くらいで楽々着いちゃいます。

――なんかうらやましいです。淡路島でお気に入りのところはできましたか?

眺めのいいところは数カ所見つけて、クルマを停めて景色を眺めることはあります。他の皆さんがSNSであげているような、いわゆるバズる感じとまではいかないですけどね。

――もともとカスタムしたいということでしたが、どのようにスイスポを楽しんでいますか?

私自身、50代後半になるので年相応のカスタムにしたいなとは思っています。ボディカラーを黒にしたので色合わせはちゃんとしたいですね。
ホイールはボディと同色の黒で統一して、ブレーキキャリパーやインテリアには赤の差し色で少し個性を出しています。

ホイールがエンケイPF01というのを履いているのですが、ホイールキャップのデザインが気に入らなかったので自分で好みのものを用意して付け換えたのはちょっとこだわったところですね。

カスタムではないですが、黒いクルマならではの苦労ということで洗車の頻度は増えましたね。キレイに乗りたいので週1くらいで洗車をするようになって妻にあきれられていますよ(笑)。

以前はそこまでしていなかったですから愛着がかなり湧いています。

  • スズキ・スイフトスポーツが履くエンケイのPF01ホイール
  • スズキ・スイフトスポーツのインテリマ

――2年ほど乗っていますが、このスイスポとの1番の思い出は?

1番……というと、なんだかんだ言ってもまだ東京に住んでいる時に行った富士山へのドライブですね。

淡路島に行ったらもう来られないと思い、都内に住んでいるうちに関東の行きたいスポットは巡ろうということで、妻といろいろドライブしてはSNSに写真を上げていました。

その中でも、富士山の壮観さは印象的ですね。他にも鴨川とか妻のリクエストでパワースポット巡りもしたのですが、一番のインパクトはやっぱり富士山でした。僕自身も初めての富士山だったのですが、5合目までクルマで行って外に出てみたら「こんなに寒いんだ」って驚きましたよ(笑)。

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――今後、このクルマでのご予定は?

カスタムとしてはウイングを付けたいなとは思っています。ドライブでは秋に広島まで行ってみたいなと考えています。

それと、まだできていないのですが、淡路島の1周ドライブ。信号の数を数えながらやりたいなと。暑いうちは大変だと思うので、これも涼しくなったら今年こそやりたいです。

――では、そんなスイスポはたかさんにとってどんな存在ですか?

「欠かせない存在」ですね。基本的に乗らない日はないし、2年経ってもまだ愛着が増し続けているというのは、このクルマだからだと思います。

あと、最近妻から「東京にいる頃より生き生きしているね!」と言われることも増えました。仕事のストレスから解放されたというのもあるんでしょうけど、このクルマで出かけることも増えて休みを楽しめているからか、淡路島に来てからは日々が充実しているように感じます。

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たかさん

(文:福嶌弘 写真:たかさん提供)