モリゾウ WRCベルギーを水素GRヤリスで走行

  • WRC第9戦ベルギー デモ走行した水素エンジンGRヤリス

    WRC第9戦ベルギー デモ走行した水素エンジンGRヤリス

水素エンジン「GRヤリス」が、WRC第9戦ベルギーでデモ走行を実施した。ドライバーはモリゾウことトヨタ自動車の豊田章男社長、コドライバーを4度のWRC王者ユハ・カンクネンが務めた。GRヤリスのデモ走行は、2日目(20日)のスペシャルステージ(SS)11で15kmの農道などの細いすべりやすい道であった。

【モリゾウコメント】
今回、カンクネンさんの好意で運転させていただくことができ、感謝しています。私の運転に合わせて案内してくれたので、気持ちよく走行できました。路面が刻々と変わり、滑るうえに狭いので難しい道でした。ジャパンラリーの道に似ていて、観戦していただけるお客様への対応に向けても良い経験になったと思います。会場にはミライによる電源供給のデモもあり、水素エンジンの走行と合わせて、CN(カーボンニュートラル)の達成に向けた選択肢のひとつとして水素の可能性を欧州でも見ていただけたと思っています。

【ユハ・カンクネン選手コメント】
アキオの運転はすばらしかった。水素エンジンも非常にトルクがあり、ガソリンエンジン車と変わらない。CO2も出さないということで、モータースポーツはもちろん、一般車の世界でもカーボンニュートラルに向けた選択肢のひとつになると思う。

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