【東京オートサロン2023速報】<Honda/Honda Access/無限>2024年シーズンから投入予定のGT500マシンを発表
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HondaブースのCIVIC TYPE R-GT Conceptの発表の様子
新型のGTマシンを発表した『Honda』ブースは中ホール4。レーシングカーを中心に『Honda Access』や『無限』のカスタマイズカーを展示しているほか、レーシングシミュレーター体験やレーシングカーのタイヤ交換体験などもできる。
その中心となるのは、やはり『CIVIC TYPE R-GT Concept』だろう。こちらはSUPER GTのGT500クラスに参戦するNSX-GTの後継として2024年シーズンから投入する予定のコンセプトカーで、ベースは新型のCIVIC TYPE Rなのだが、規定で定められているスケーリングを守りながらも、5ドアのハッチバックモデルを極限までレーシーな姿に生まれ変わらせている。残念ながら今年限りで引退となるNSX-GTもすぐ近くに展示してあるので、新旧GTカーの違いを実際に見比べてみるのはいかがだろうか。
来シーズンからの参戦を目指して開発中の車体には、2022年から2輪と4輪のモータースポーツ活動を統括することになった「HRC」のカラーリングが施されている。
GT500クラス規定に合わせて作られているボディは、市販車のイメージを残しつつもかなりルーフが低くなっている印象を受ける。
迫力満点のフェンダーも規定に合わせて超絶ワイド化されたもの。先代のNSX-GTの姿を感じる造形ではあるが、こちらはまだ開発中のもの。今からデビューが楽しみだ。
『CIVIC TYPE R MUGEN Concept』は、FL5のTYPE Rをベースに「無限」ブランドが培ってきたモータースポーツのノウハウとテクノロジーを活かしたパーツが装着されている。
大型のリヤウイングやセンター1本出しになったマフラーが特徴的なリヤビュー。かつて無限が製作した究極のTYPE Rである『MUGEN RR』の新型が出るかどうかも注目したいところ。
2022年に登場した新型SUV『ZR-V』をベースに、開発中のカスタムパーツを装着した『ZR-V eHEV MUGEN Custom Concept』には、無限らしいスポーティな装いのエアロパーツやパフォーマンスパーツが装着される。
4本出しのマフラーやホイールで背丈の高いSUVをスポーティな見た目にするだけでなく、ラグジュアリーな雰囲気も身にまとっている。
『CIVIC eHEV SPORTS ACCESSORY CONCEPT』は、Honda純正アクセサリーブランドの『Honda Access』が製作。TYPE Rの雰囲気を感じる中にも、やりすぎない“ちょうどいいスポーツ”を表現しているそうだ。
フロントとサイドのスカートやテールゲートスポイラー、18インチのアルミホイールなどが装着されている。
こちらもHonda Accessが製作したコンセプトカー。各所に純正アクセサリーとして販売されるアイテムを艶のあるブラックで加飾したパーツを装着する。
ドアミラーカバーやテールゲートスポイラーは、販売される純正アクセサリーをそのまま装着。無限仕様とはまた違った“大人のスポーティ”さを醸し出している。
野尻智紀選手が、2022年の全日本スーパーフォーミュラ選手権で全10戦中6戦ポールポジションを獲得し、8度も表彰台に上るという圧倒的な強さで2年連続チャンピオンを決めた『TEAM MUGEN MOTUL SF19』も展示。
『TEAM MUGEN BINGO SF19』は笠原右京選手が操り、昨シーズン2勝をしたマシン。TEAM MUGEN初となるチームタイトル獲得に大きく貢献した1台だ。
無限が開発し、全日本フォーミュラ選手権の全参戦車両に搭載されている『テレメトリーシステム』を体験できる。これはリアルタイムに走行車両のデータを得ながらレース観戦が可能となる画期的なシステム。
2022年にTEAM KUNIMITSUが走らせ、Honda陣営最上位となるシリーズ3位を獲得したNSX-GTも展示。このNSX-GTが見られるのも今シーズン限りと思うと寂しいばかりだ。
Honda従業員有志によって結成されたチームでスーパー耐久を戦った『Honda R&D Challenge FL5』も間近で見ることができる。
『FIT eHEV』もHonda従業員が中心となってレースを戦ったマシン。ハイブリッドシステムが搭載され、ツインリンクもてぎで開催されるJoy耐やミニJoy耐に参戦している。
『N-ONE ホンダ学園 関東校』は、自動車整備技術が学べるホンダ学園 ホンダテクニカルカレッジ関東の学生が、部活動としてN-ONE OWNER'S CUPに参戦するマシン。
2輪車の展示も2台あり、そのうちの1台が『CBR250RRレースベース車』である。市販モデルのCBR250RRを改造したレース専用車両で3月より供給開始が予定されている。
2023年にレース参戦を目指しているという『CR ELECTRIC プロトタイプ』は、オフロードタイプの電動レースバイク。どのようなフィールドで活躍するか楽しみだ。
(GAZOO編集部)
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