新型アルファード、ヴェルファイアは構造的に不利な条件の中で、従来以上の居住空間を確保していた
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サイモン・ハンフリース執行役員による新型アルファード・ヴェルファイアのプレゼン
このように、車の基本性能が各段に向上し、先進の安全装備も装備された新型アルファードの最低価格は550万円!ミニバンの王者はついに高級車になったんだなと実感した。SNSを見てみると、高い!と言われてる人はいるものの、それほど価格に対してネガティブ意見は無いようだ。それよりは納期を気にしている人が多いことを感じる。
発表会でアルヴェルの開発責任者である吉岡から、廉価版についても検討しているが、販売の状況を見定めてという話があった。人気車種がゆえに、長納期になることだけは避けたいのだろう。しかしSNSを見てみると、すでに長納期になっているという投稿がチラホラある。それでもきっといつかは新型の4代目アルファードも3代目アルファードと似たような多彩なグレード体系になることを期待したい。
今回のアルヴェルはバリエーションが少ない。想像するに、バリエーションを絞ることで納期を少しでも短くしようとした結果、グレードだけでなく、外板色の設定も少なくしたのだろう。3代目アルファードが2015年にフルモデルチェンジしたときは7グレード、24型式あったが、今回の4代目アルファードは2グレード、6型式である。外板色は3代目は7色、4代目はプラチナホワイトパール、ブラック、プレシャスレオブロンドの3色になっている。
しかし、Zグレードは3代目アルファードの中間グレードの売れ筋だし、外板色は売れ筋のホワイトとブラックを揃えているため、バリエーションは絞られているものの、人気のあるカラー、グレードに絞れているため、多くの人が困ることはないだろう。街中を走っている殆どは、ホワイトパールかブラックですもんね。
走りも静粛性もよくなったアルファード、ヴェルファイアの室内レイアウトはどうなったのか気になるとこだ。というのも、TNGAプラットフォームの採用、19インチ大径ホイール、厳しい衝突安全性能への対応、これらの影響により、フロント部分は長くなり、ドライバーの着座位置は後方に押しやられることになっているからだ。
そうなると、フロントが長くなった分だけ全長を長くしないとは乗員スペースは狭くなる。そのため、フロントが長くなった長さを全長に足したくなるが、設計上は機械式駐車場などでの利用が困難な5mを超える可能性がある。そんな過酷な条件なのだが、室内長は従来型とほぼ同じサイズを確保しつつ、全長を4955mmに収めているから素晴らしい。
またホイールの大径化などよりフロントタイヤ中心部分とステアリングまでの横寸法が従来モデルより長くなっている。長くなると、ステアリングギアボックスとステアリングホイールの間にあるシャフトが寝る(傾きの角度が小さくなる)ことになる。
この寸法が短くなると、トラックみたいにフロントタイヤの上にドライバーシートがありシャフトは立っている状態、長くなるとセダン、スポーツカー的なパッケージに近づき寝ている状態になる。
今回のアルヴェルは従来よりシャフトが寝ているため、ステアリングに角度がつき、ドライバーがセダンのように自然に運転できるシートポジションが取りやすくなっている。
このような状態で、前後席空間を従来以上に確保するために、2列目シートが30mm、3列目シートが35mm後方にさげた。結果、フ1列目と2列目シート間で5mm、2列目と3列目シート間で10mm空間をひろげられた。もちろんシートはスライド可能なため、この数値以上に広げたり、狭くすることは可能だ。そのため、3列目シートを最後方までスライドさせてしまうと、従来モデルよりリアの荷室部分が狭くなるが仕方がないだろう。
走りや操縦安定性、静粛性の向上だけでなく、室内のレイアウトにも更なるゆとりがうまれた新型アルファード、ヴェルファイア。廉価版の登場を心待ちにしている人も多いのではなかろうか。
(GAZOO編集部 岡本)
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