フィアット・パンダ…生き物の名前が付いたクルマ特集
大自然の中を駆ける動物や、大空を舞う鳥、そして海洋生物――今回は、そうした“生き物”の名前を車名に冠した世界の名車をピックアップ。どんなクルマだったのか、週替わりで紹介します。
フィアット・パンダ
1980年代に向けた新世代のベーシックカーとして、1979年秋にデビューしたコンパクトハッチバック。パンダ(panda)という車名は、中国に生息する白と黒に分かれた体毛が特徴のジャイアントパンダに由来する。
スタイリングのみならず、車両全体の開発をジウジアーロ率いるイタルデザインが担当。日本における現行の軽規格に収まるサイズの3ドアハッチバックボディーは、パッケージングと生産効率、そしてコストを追求した結果、可能な限り平面に近い単純な面で構成。フロントガラスを含むウィンドウもすべて平板ガラスである。
インテリアもシンプルながら合理的な設計で、簡便なハンモック式シートは多彩なアレンジが可能。ほぼ全幅にわたって荷物棚として使えるダッシュボードなど、シトロエン2CVやルノー4といったフランス製小型車に通じる多用途性を備えていた。
当初のエンジンは空冷2気筒652ccと水冷4気筒903ccだったが、後に4気筒の769cc、1リッター、1.1リッターなどに変更。またパートタイム4WDやCVT仕様なども設定された。2002年まで20年以上にわたって造られた後、翌2003年に2代目が登場。現行モデルは2011年に世代交代した3代目である。
[ガズー編集部]
生き物の名前が付いたクルマ特集
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