【連載全14話】第1話 スバル・レオーネ エステートバン4WD・・・クロスオーバーSUVの先駆車たち
自動車の世界では、今やすっかり主役となった感のあるSUV。今回は、その概念をつくったといえる、懐かしいクロスオーバーモデルを特集。週替わりで紹介します。
スバル・レオーネ エステートバン4WD
1971年にまず2ドアクーペがデビューしたスバル・レオーネ。翌1972年に4ドアセダン、2ドアセダン、そして5ドアの商用バンを加え、スバル初の小型車だった1000〜ff-1シリーズとの世代交代を果たした。そして同年8月に追加されたのが、エステートバン4WD。積雪地で使えるジープタイプより快適で経済的な4WD車が欲しいという電力会社からの要望をきっかけに開発が始まり、製品化されたモデルである。
ベースは1.4リッターのフラット4によるFFというスバル1000以来のシンメトリカルなレイアウトを持つエステートバン1400。それに走行中にFFと4WDを切り替え可能なパートタイム4WD機構を搭載、ロードクリアランスは210mmを確保してスノーラジアルタイヤを履き、悪路踏破性を高めていた。4ナンバーの商用バンだったが、今日のフォレスターやクロストレックなどに通じるスバルのクロスオーバーSUVのルーツといえるだろう。同時にそれはまた、世界初の量産乗用車ベースの4WDでもあった。
レオーネシリーズは1975年には4ドアセダンにも4WDを設定し、バンもマイナーチェンジのたびにRV(レジャービークルの略。SUVとほぼ同義)的な雰囲気を強めていった。そして2代目にフルモデルチェンジして2年後の1981年には、単に5ナンバー登録としただけなく、ルーフを高めるなどボディーの構造からバンとは異なる、スバル初の乗用ワゴン、ツーリングワゴン4WDが加えられた。
[GAZOO編集部]







