フォルクスワーゲン・ビートル・・・曲線美がたまらない! フェンダー美人なクルマ特集
タイヤを覆うフェンダーは、クルマのエクステリアデザインを決める大事な要素。今回の特集では、フェンダーのデザインが印象的なクルマを、日本車を中心に紹介します。
フォルクスワーゲン・ビートル
1930年代、フェルディナント・ポルシェ博士が提唱した「リアエンジンの流線形の大衆車」というアイデアが、時の権力者だったヒトラーの支援を受けて具体化。計画は第2次世界大戦のため中断するが、戦後の1945年に復活、ドイツ語で“国民車”を意味するフォルクスワーゲンの名で本格的に量産が始まった。
強固なプラットフォーム・シャシーに2ドアボディーを載せ、車体の最後部に積まれた空冷水平対向OHV 4気筒エンジンで後輪を駆動。優れた信頼性と耐久性を誇る合理的な小型車として世界中で人気を獲得し、ビートル(かぶと虫)やバグ(虫)の愛称で親しまれた。
戦前生まれならではの、独立した前後フェンダーとそれらを結ぶサイドステップを持つその姿は、単なる自動車を超えて20世紀の歴史的・文化的なアイコンのひとつにまで昇華。ドイツ本国では1978年に生産を終えたが、その後も国外では作り続けられ、最後に残ったメキシコ工場で生産終了したのは21世紀に入った2003年だった。半世紀以上にわたる累計生産台数は、単一車種としては空前絶後のおよそ2153万台を記録している。
[ガズー編集部]
曲線美がたまらない!フェンダー美人なクルマ特集
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