フォード・フェスティバ・・・フェンダー美人なクルマ特集
タイヤを覆うフェンダーは、クルマのエクステリアデザインを決める大事な要素。今回の特集では、フェンダーのデザインが印象的なクルマを、日本車を中心に紹介します。
フォード・フェスティバ
開発および生産はマツダだが、フォードブランドを冠してオートラマ店(当時)で販売されたコンパクトな3ドアハッチバック。1986年にデビュー。日本初となる電動キャンバストップ仕様を設定しており話題を呼んだ。
やや背が高く、スペース効率に優れた3ドアハッチバックボディーは、ブリスター風の前後フェンダーのデザインにより、タイヤが四隅に踏ん張って安定した印象を与えていた。機構的にはコンパクトカーとしてはごく標準的なもので、1.1リッター/1.3リッターの直4 SOHCエンジンで前輪を駆動。後れて1.3リッターDOHCエンジンも追加された。
後に、1.3リッターDOHCエンジンを積んだGT-Xをベースに、円形ヘッドライトなどで1960年代のスポーツモデル風に装ったGT-Aが300台限定で登場。また、フォード傘下だった韓国・起亜製の5ドアハッチバックや4ドアセダンもフェスティバ名で輸入販売された。
[ガズー編集部]







