シトロエン・DS・・・フェンダー美人なクルマ特集
タイヤを覆うフェンダーは、クルマのエクステリアデザインを決める大事な要素。今回の特集では、フェンダーのデザインが印象的なクルマを、日本車を中心に紹介します。
シトロエン・DS
1955年のパリサロンでデビューし、一大センセーションを巻き起こしたモデル。宇宙船を思わせる前衛的なデザインのボディーに、ガスとオイルを用いたハイドロニューマチックサスペンションをはじめ独創的な機構を満載。シトロエンの前衛性を見事に商品性へと転化した、異色の名車である。
3.1m超の長大なホイールベースを持つシャシーに載る、空力的なフォルムの4ドアサルーンボディー。後輪は上半分がリアフェンダーにすっぽり覆われているが、タイヤ交換の際にはフェンダーを簡単に外すことができた。駆動方式はFF。フロントに縦置きされるエンジンは、当初は1.9リッター直4 OHVで、4段ギアボックスはハイドロニューマチックの油圧によってクラッチ操作を行う半自動式。ステアリングやブレーキのシステムにもハイドロの油圧が用いられていた。
バリエーションとして、ハイドロをサスペンションのみに使用する廉価版のIDやブレーク(ワゴン)も作られた。また、タクシーや救急車などの特装車にも使われるなど、凝った設計とはいえ立派な実用車だった。その先進性ゆえに、改良を重ねながら1975年まで20年にわたって生産され、シリーズ合計の生産台数は140万台以上に達した。
[ガズー編集部]
曲線美がたまらない!フェンダー美人なクルマ特集
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