第9話 フォルクスワーゲン・ゴルフ・・・あのクルマの“初代”特集
長年にわたってつくられている、誰もが知っているあのクルマ。最近車名が復活した、名車といわれるあのクルマ。今回は、そんな有名どころの“初代モデル”を紹介します。
フォルクスワーゲン・ゴルフ
ビートルことフォルクスワーゲン・タイプ1に代わる同社の主力車種として、1974年に誕生。動力性能、操縦性、居住性などすべての要素が高次元でバランスした合理的なパッケージングで、小型実用車の主流となりつつあったFFハッチバックのスタンダードを築いた傑作である。
全長3.7m少々ながら、全高を高めにすることで5人の乗員のための居住空間と荷室を確保した3ドア/5ドアのハッチバックボディーは、コンセプト開発の段階からジウジアーロ率いるイタルデザインが関与していた。サスペンションはこのゴルフ以降、小型FF車の定番となった前:マクファーソンストラット、後ろ:トーションビーム。パワートレインは横置きされたエンジン、トランスミッション、デファレンシャルが直線上に並ぶジアコーザ式で、当初のエンジンは1.1リッターまたは1.5リッターの直4 SOHCだった。
1975年以降、1.6リッターインジェクションユニットを積み、“ホットハッチ”というカテゴリーを創出した高性能版のGTI、経済的なディーゼルエンジン搭載モデル、さらにロールバーを残してルーフを取り去ったカブリオなどを加えてバリエーションを拡大。1983年にフルモデルチェンジした通称ゴルフII以降も代を重ね、依然として小型実用車のベンチマークであり続けている。
[ガズー編集部]
あのクルマの“初代”特集
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