【~懐かしのあの愛車時代を振り返る~/1990年クルマ映画編】猛烈にキャラクターが立っていた劇中車の代表、デロリアンDMC-12
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出演する、ハリウッドのムービースターと同等の存在感を放っていたのがデロリアンDMC-12というクルマです。あまりに映画の印象が強いので、実在する自動車だということも知らないファンも多いかもしれません。
荒野を爆走する姿にデロリアン大変身『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART 3』
マイケル・J・フォックス演じる主人公マーティ、そしてマーティともに時空間を移動するマッドサイエンティストの「ドク」。そして劇中ではタイムマシンという設定のデロリアンDMC-12.その3つの魅力あふれる要素が揃うことで超人気作となったムービーが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズでした。1990年に公開されたPART3では1800年代のアメリカ開拓時代へタイムトリップ。荒野を走るためリフトアップに改造されたデロリアンが登場しました。前作PART2では空を飛ぶ仕様でしたから、これまた大胆な変身でした。しかし封切りからほどなくしてマイケルに重い病が発症、続編の製作はかなわぬものとなりました。まさに運命のいたずらでした。ただしスピンアウト作品を含めたノベライズ版は現在でも発刊され続けており、定期的なファンミーティングも開かれているようです。
写真提供:APOLLO
ライター:畑澤 清志
[ガズー編集部]
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