【GAZOO車クイズ Q.156】現在の東京モーターショーの前身となる1954年の第1回全日本自動車ショウはどこで開催された?

現在の東京モーターショーの前身となる1954年の第1回全日本自動車ショウはどこで開催された?

A後楽園球場

B日比谷公園

C上野公園

D晴海展示場

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B日比谷公園

GAZOO車クイズ B 日比谷公園

今日では、東京モーターショーは2年に1回、初冬に行われるのが恒例となっていますが、第1回は春のイベントでした。主催したのは、自動車工業会、日本小型自動車工業会、日本自動車車体工業会、自動車部品工業会の4団体。1954年の4月20日から29日まで、日比谷公園で開催されました。前年には、“第0回”ともいうべき「自動車産業展示会」が上野公園で開かれています。

入場者数は54万7000人。出品者数は254社で、展示車両267台のうち、乗用車はわずか17台でした。当時の日本の乗用車保有台数は14万台ほど。モータリゼーションが始まるのはもっと先で、トラックがショーの主役だったのです。道路もまだ整備されていなかった時代で、この年に道路整備五箇年計画が開始されています。

ショーへの出展は自動車メーカーにとっても初めての経験で、以前から販売されていた商品を並べただけの展示も多かったようです。人気を集めたのはやはり乗用車で、ライセンス生産が始まっていた「日野ルノー」や「いすゞ・ミンクス」に熱い視線が集まりました。純国産勢では、トヨタが「トヨペット・スーパー」、プリンスが「AISH型セダン」を出品しています。

[GAZOO編集部]

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