【東京オートサロン2022】トヨタ販売店がオートサロンに出展する理由

東京オートサロンは世界三大カスタムショーの一つといわれています。そのビッグイベントにトヨタの販売店も出店しています。2022年は、群馬トヨタ、ネッツトヨタ高崎、宮城トヨタ、ネッツトヨタ兵庫です。(もし他に出展している販売店がありましたらすいません…)どんな想いで出展しているのか聞いてきました。

「群馬トヨタ」RVの魅力を再確認したい

「お客様にRV車を見てもらって、RVの魅力を再確認してもらいたい。そして日本にはランクル70を欲しいお客様がたくさんいることをメーカに知って欲しい。そして、カスタマイズのトレンドとお客様を知ることも重要な役割です。店舗に戻ってからのお客様への提案活動に役にたちます」と、RV Rarkの二宮課長さん。
群馬トヨタは10年近く出展を続けています。群馬トヨタはRV Rarkという店舗があり、純正部品だけでなく、お客様に提案するためにあらゆる部品を揃えていますので、どんなカスタマイズも実現可能なのです。もちろんお客さまとの各種イベント、雪上走行体験会なども実施しています。RVの魅力を最大限に楽しめるのがRV Rarkなんです。
そんな群馬トヨタ、今回はランクルを2台を出展。一台はランクル76、中東のランクルなので左ハンドルなのです。そして、もう一台の70は、再販車ではなく95年当時からRV Rarkで活躍しているランクルで、昨年出展のために幌、塗装などリファインしているそうです。
オートサロンで新しい情報を入手して、ますます魅力的なRVライフをお客様に伝えるのだろう。

「ネッツトヨタ高崎」自分たちが元祖なんです

「ネッツ高崎が元祖なんですよ。ハイブリッド車のアドベンチャー仕様。今はRAV4のグレードとして販売されていますが、昨年12月までは設定がなかったんです。本当はね、昨年のオートサロンで展示する予定だったんです」と、サービス部大門係長さん。だから、元祖というステッカーがはってあるんですね。
ネッツ高崎は今回で2回目の出展だそうです。ネッツ高崎は群馬トヨタとグループ会社であるため、RV関係で交流も盛んなそうです。ネッツ店は、今でこそランクルも購入できますが、2018年RAV4が再販されるまでは数年間RV車種が不在だったのです。ネッツ店(当時はオート店)は、木村拓哉さんのCMで大ブレークした RAV4から取り扱ってることもあり、ネッツ店にとってRAV4は大事な車種なんです。
もちろん、オートサロンに出展する車種はRAV4。
来月(2月)には、ウニクス高崎(ネイバーフッド型ショッピングセンター)内に、RAVをイメージするショップをオープンするそう。アウトドア用のグッズ、LOGOSなどを取り扱うそうです。「アウトドアを楽しんでいるお客様をもっと知りたい、そしてお役に立ちたい」それがネッツ高崎が出展している思いなのかもしれない。

「宮城トヨタ」信頼されるスタッフづくり

「オートサロンに出展する理由は、この場の空気感を感じること、そしてトレンドを知ること」と、GRカスタマイズ担当の斎さん。そして「今年は年齢が下がって女性が増えた気がしますよ。」と真顔で言われた。
宮城トヨタグループといえば、スポーツランドSUGOで開催する「MTGモーターフェスティバル」「MTG四駆祭り」。宮城トヨタグループのお客様限定イベントであるにかかわらず、数千人が来場しているそうだ。そしてオートサロンには2010年(頃)から出展している。
「宮城トヨタはクルマ好きだということを知って欲しいんです。」そのためには、お客様からの各種カスタマイズなど、各種ご要望に応えられるスキルが必要とされる。一般的にサービススタッフのほうがスキルが高いイメージがあるが、宮城トヨタはスタッフ(少なくとも店舗1人以上)全員にそうなって欲しいと考え対応しているそうだ。イベントに沢山のお客様にくるというのは、ファンが多い証であろう。

主張しすぎないドレスアップを知って欲しい 「ネッツトヨタ兵庫」

「ヤリスのチューニングパーツで意外に少ないんですよ。さりげなくて、街中で気持ちよく、サーキットでも楽しめる。こんなパーツを全国の皆さんに知って欲しいです。」と、モータスポーツ室の西本室長。関西方面のチューニングは、結構派手なものを好む傾向があり、関東、東北地方の女性に売れているらしいです。オンラインで車高調とエアロを販売しています。
ネッツトヨタ兵庫さんは、TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceに、GAZOO.comのドラスク動画に出演していただいた蒲生尚弥選手と参戦しています。今回のパーツなども蒲生選手がプロデュースしているそうです、蒲生チューニングとは素敵です。2017年のオートサロンではネッツトヨタ兵庫の86/BRZ Race 車両はトミカで販売していましたね。そういえば、今年のオートサロンはミニカーの販売コーナ無かったですね。
今回で6回目の出展。魅力的なパーツを開発し、全国にさりげないカッコいいを拡めてください。

[GAZOO編集部]