VIPカーのスタイルに憧れて！ カムリでその夢を叶えた、22歳のクルマ女子

｢私、VIPカーに乗ってみたかったんです｣とキラキラした声で話すのは、今回取材させて頂く｢モモジリさん｣。

彼女が乗るのは“トヨタ カムリ”で、日本だけではなく、世界中で愛されている高級セダンです。毎年くる自動車税にびっくりすることもあるそうですが、それでもカムリは自分の好きなVIPスタイルにして乗りたいと思わせてくれるクルマだから不思議だと話してくれました。

モモジリさん×カムリは、どんなカーライフを送っているのでしょうか？

――なぜ、VIPカーに乗りたいと思ったのですか？

単純な理由になってしまうのですが、カッコイイな～と思うクルマがVIPカーだったんです。

スポーツカーとか四駆とか、人それぞれ好みがあると思うんですけど、私の場合は高級感があって、ほどよい迫力のあるVIPカーがドンピシャだったという感じです。

――なるほど。カムリを選んだ理由はなんですか？

スピンドルグリルに一目惚れしてしまったんです♡
もともと、フロントバンパー部分を、インパクトのあるデザインにしたいと思っていたから、自分でカスタムしようとしていました。

それで、ネットを見ていたら、たまたまスピンドルグリルが装着されたカムリを見付けて、これだ！私の想像していたグリルは！と思い、即購入しました（笑）。

あとは、年齢的な面から見ても、自分に似合っているのかなと思いました。
〇〇歳だから、このクルマは似合わない！とか決してそういうことではなくて、あまりに高額なVIPカーに乗っていると、自分で買っていないんじゃないかとか思われるのが嫌だったんです。
気にしすぎかもしれませんけどね！えへへ（笑）。

それに、そういうクルマに乗れるようになるのは、もう少し先かな？って思ってます。もっと大人になってからかな。

――少なくとも、今乗ってらっしゃるカムリは、モモジリさんにとても似合ってます！

ありがとうございます！“女性らしく、品のある高級感が感じられる”というのがコンセプトなのですが……、どうでしょうか（笑）？

――バッチリです！グリルもキラキラしてますし！

良かったぁ！伝わってる！！私も、高級感があって気に入ってるんです♡ちなみに、ホイールもキラキラしているんですよ。

ぶっちゃけると、履き替えてみるまでは、ホイールって全部一緒に見えていたんですけどね（笑）。
だけど、足元のデザインを変えるとイメージ変わるよ～と言われ、やってみたら一気にラグジュアリー感がアップして、こんなに変わるのかと驚きました。

その変化を感じるのが楽しかったんですよ。それまでは軽自動車に乗っていて、単なる移動手段としか思っていなかったので、カスタムの魅力とは無縁のカーライフを送っていました。

当然のことなのですが、自分のクルマなんだから、自分の好きなように変身させていいんだっていうことに、今更ながら気付いたんです。

クルマに興味の無かった私からしたら、えぇ！クルマってすごく面白いじゃん！！という大発見でした（笑）。

車高調を取り付けたり、エアロを組んだり。上品な派手さが欲しかったから、サイドステップには、アクセント程度にメッキをあしらっています。ただ、大変なこともあって……。

――大変なこととは？

掃除です……。

せっかくキラキラさせているんだから、汚してしまったら魅力が半減すると思い、週1回のペースで洗車をしているのですが……。
これが、想像以上に大変で……。

ホイールとかグリルとか、細かい隙間が沢山あるから、スポンジでわしゃわしゃ洗うことが出来ないんですよ。
洗車用のグローブで洗っているのですが、手から外して半分に折って、水で流して、タオルを隙間に押し込んで一つ一つ丁寧に吹き上げるという作業を2時間？いや、もっと時間がかかることもありますね。

もう最近はね、グリルは見て見ぬふりしてますよ。だって、ホイールよりもグリルの方が小さな隙間が無数にあるんですよ。グリルもちゃんと洗ったらどれくらいかかるんだろう……。
ちょっと考えただけでもゾッとしてきました（笑）。

――モモジリさん！先程までの勢いが無くなっちゃってます！気を確かに！

まぁ、洗車疲れも磨き上がったピカピカのカムリを眺めていると吹っ飛ぶんですけどね！ずっと乗りたいと思っているので、綺麗に大事に使っていきたいんです。

なにせ、私にカーライフの楽しさを教えてくれた最初のクルマですから。

――愛車として迎え入れて、大正解でしたね。

そうですね。購入する前に1度試乗したんですけど、乗ってすぐにサンルーフを開けたんです。外の空気が程よく車内に入ってきて、開放感があって、清々しい気持ちになって。
運転しながら風に吹かれて、買おう！このクルマ！って決心したんです。
それがカムリとの最初の思い出でした。

これからオーナー歴を重ねていくと、そういうのがどんどん増えていくんだろうなぁって嬉しくなります。それって、とっても素敵なことですよね！

維持することに余裕があるかと聞かれると、そんなことはないです。だけど、自分の乗りたかったクルマでドライブに行ける時間がとても幸せな気持ちになれるし、カムリのために仕事も頑張れるんですよ。

そういった意味でも、背伸びしてでも乗って良かったと思います。

今後は、自分好みのリップスポイラーをワンオフで取り付けたり、ヘッドランプやサイドマーカーをUSDM仕様にしていきたいとのこと。

｢海外の方がカムリのカスタムをしているのですが、それがカッコイイので真似したいです｣と意気込んでいました。

モモジリさんの“VIPカー”がどんな変貌を遂げるのか、これからも楽しみにしています♪

【Instagram】
モモジリさん

（文：矢田部明子）

［GAZOO編集部］