大好きなおばあちゃんと乗るスペーシア。2人で過ごす、幸せなひと時のために
昔から、おばあちゃんっ子だったという吉川さん。
ずっと一緒に暮らしているおばあちゃんに、まだまだ長生きして欲しいと話す吉川さんが乗るのは「スズキ スペーシア」。
家族がずっとスズキ車に乗っていたということもあり、免許を取ったら新車でスズキ車に乗ろうと決めていたそうです。数あるスズキ車の中で、なぜスペーシアを選んだのでしょうか?
今回は、吉川さん×スペーシアのお話をお届けします。
――吉川さんは、おばあちゃんっ子なんですね。
そうです。それもかなりのおばあちゃんっ子ですね(笑)。同居しているのですが、一緒にいるのが楽しくて、小さい頃からずっとおばあちゃんの後ろを付いてまわっていました。
ドライブにも、よく連れて行ってもらったなぁ~。近所のスーパーで母に内緒でお菓子を買ってもらったり、ショッピングモールでメダルゲームをしたりとか。
大した所には行っていないんですけど、一緒にいるとなんか面白かったというか、心地良かったというか……そんな感じです。
だから、私がスズキ車を選んだのはおばあちゃんが理由ですかね。大好きな人が乗っていたメーカーだし、楽しい思い出が沢山詰まっていたので、私にとって身近なクルマだったんです。
――吉川さんのおばあ様って、どんな人なんですか?
顔にはシワがあって、でっかい口を開けてよく笑って、背は低いです。夜ご飯によく出してくれるのは天ぷらで、海老とかカボチャとかチクワが中身なことが多いです。
嫌いな食べ物はぶどうで、AKB48のことを「エーケービーエイトフォー」って言うんです。逆だよ!84じゃなくて48だよ!って何度教えても、やっぱり「エイトフォー」になっちゃうんですよねぇ(笑)。
すごいなと思うのは、しっかり働いて、好きなことをしている所です。
おばあちゃんは、早朝に豆の収穫をするバイトをしているんですけど、70代前半なのにガッツリ働いていて、朝3時くらいに家を出て朝8時に帰ってくるという生活を送っているんです。
何がすごいって、その後友達と遊びに行っちゃうんです!すごく元気だし、見ていて毎日充実しているんですよね。
自分で稼いだお金で楽しんでいる姿を見ると、私もこういう風に歳をとっていきたいと思えるんです。だから、将来こうなりたいと思える存在ですかね。
――素敵ですね。おばあちゃんっ子になるのも納得です。
だから、絶対に長生きして欲しいんですよね。おばあちゃんは15年くらい前のアルトに乗っているんですけど、事故などをしてしまったらと思うと心配で。正直な所……、あんまり運転して欲しくないというのが本音です。
だから、近所のスーパーや長距離移動をするとなったら、私が乗せて行きたいんです。小さい頃に沢山連れて行ってもらったので、次は私の番だと思っています。
――それで、スペーシアを購入したのですか?
そうです。実は私、乗ってみたいと思ったのはジムニーでした。四角くて、車高が高くて、男らしいし私のタイプのクルマではあったんですけど、それだとおばあちゃんが乗り降りしずらいだろうなぁって。
だから、少しでも自分好みのクルマに乗るために、丸みを帯びていなくて、他のより車高が高めで、私的にデザインが可愛らしくなかったスペーシアを選んだんです。
もちろん、スペーシアに不服がある訳じゃないですよ!むしろ、今は買って良かったなと思っていますから。車内が広いから荷物も置きやすいし、コンパクトだから運転が上手じゃない私でも楽々に道も走れます。
そして、なにより私の好きな青色のボディカラーですしね。太陽の光でピカっと反射してくれる青なんですけど、見る度に「今日も輝いてるなぁ」ってテンション上がります。
あとは、オプションで付けた「電動両側スライドドア」も気に入ってますね。これがあると、おばあちゃんが乗りやすくなるから。
――おばあ様は、スペーシアに乗って何と仰っていましたか?
まず、テレビが見れることにビックリしていました(笑)。そして、おばあちゃんよりも、私の方が運転が上手いねぇって褒めてくれました。
――というより、運転スキルどうこうよりも、吉川さんが自分のためにスペーシアを選んでくれたわけですから、それだけで充分だったのかもしれませんね。
あっ!それなんですけど、おばあちゃんには私がスペーシアを選んだ理由は言っていないんですよ。
――え?ええええええー!そうだったんですか!?今しているインタビューって記事化してネットに載りますけど……、その辺は大丈夫ですか!?
大丈夫です!取材されることは、父と母にしか言ってないですから。だから、おばあちゃんは私が取材されること自体知らないんです。スマホとかパソコンもしないので、絶対に見れないと思います♪
――言わない理由はなんですか?
言ってしまうとおばあちゃんの性格的に、「申し訳ない」「無理をさせてしまった」「我慢させているのではないだろうか?」になると思うんですよね。
これはあくまで私がやりたくてやっていることだから、そういう思いをさせたくないというか……とにかく、言わなくていいんです。
それよりも、おばあちゃんが楽々乗り降りできたり、色々な所に連れて行ってあげられる方が嬉しいですから。好きなクルマには、いつだって乗れますしね!
――なるほど。全て伝えるのが良いわけではないですしね。
そうですね。あっ……。そうだ、忘れてた……。うわぁ~。早く言わなきゃ。
――えっ?なんですか?大丈夫ですか?
父と母に、おばあちゃんには言わないでって口止めするのを忘れてました!
――えええええ!電話切ったらすぐに言ってください!
はい!では、ありがとうございました!電話切ります!!
お父様とお母様が、おばあ様に言ってないことを祈りながら……これにて取材は終了です。最後に、おばあ様は花を見るのが好きだそうで、2人でどこかにドライブにいきたいと話してくれました。
[GAZOO編集部]
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