「『青子さん』に乗ってから運気が上がった♡」。スカイラインを3台乗り継いだ私のカーライフ
ER34、CPV35、CKV36と、3台のスカイラインに乗り継いできたという「エリさん」。
どうせ乗り替えるならと違うクルマを検討しても、結局はスカイラインに戻ってきてしまうと笑いながら話してくれました。そんなエリさんだからこそ分かる、スカイラインの魅力についてお話を伺いました。
今回は、エリさん×スカイラインのお話をお届けします。
――スカイラインを3台乗り継ぐ、ダム巡り、最近は廃墟巡りも好きと仰いましたよね? 情報量が多すぎて、どれから聞こうか迷ってます(笑)。
では、まずは私が“スカイラインCKV36”のことを“青子さん”と呼んでいるということからお話しましょうか。これ以降は、スカイラインCKV36のことを青子さんと記す……的な感じで注釈をお願いします。
――青子さん!?なんか、逆にどんどん情報量が増えていっている気がします。こんなはずじゃ……
あはは(笑)。困惑させちゃってすみません!なら、まずはスカイラインを3台乗り継いだ理由からお話しますね。
実は私、1台目のスカイラインが人生で初めて買ったクルマだったんです。7年半ペーパードライバーだったんですけど、今までの自分を変えようと思って愛車として迎え入れました。
3台ともそうなんですけど、人生のターニングポイントで購入して、乗り換えているという感じなんです。
乗り替える車種はスカイラインじゃなくてもいいじゃんって言われることもあるんですけど、1台目のスカイラインがすごく良かったから、「クルマ=スカイライン」というイメージがついてしまったんです……。
決して他のクルマがダメだということじゃないですよ!そこは誤解しないで下さい♪
――そういう風に思わせる1台目のスカイラインは、どんなところが良かったんですか?
走る楽しさが魅力のクルマで、1台目と全く同じ型式に今でも乗りたいと思っているくらいです。
エンジンは直列6気筒ということもあって、常に元気でしたし、このエンジンが大好き過ぎてサーキット走行デビューまでしてしまったくらいですから。
逆に、2台目・3台目のエンジンはV型6気筒だったので一般道を走る時はお上品に爪を隠していて、サーキットを走る時は全く違う一面を見せてくれるという感じでした。
RBエンジンとVQエンジンのスカラインに乗れたのは、本当に貴重だったと思います。同じスカイラインだけど、型式によってこんなにも変わるんですよね。違うでいくと、見た目も1台目と2台目・3台目とはキャラクターは違いましたね。
――確かに。見た目の雰囲気は違いますね
1台目以降は、クーペの虜になってしまいまして(笑)。横から見た時の、クーペならではの流線美がたまらないなぁって。一応4人乗りではあるんですけど、基本は2人乗りと考えた方が良いくらいしかない後席スペースのことが気にならないくらい(笑)、美しいから好きです♡
――なるほど。ちなみに、3台乗り継いで1番好きだったというスカイラインはあるのですか?
もちろん全部大好きです。その上でなのですが、1番走りが楽しかったのは先程も話した通り1台目のスカイラインER34。思い出が1番詰まっているのは、青子さんですね。
――青子さん……?あぁ!現在の愛車、3台目のスカイラインCKV36ですね!すっかり“青子さん=スカイラインCKV36”ってことを忘れてました(笑)。
だから“注釈”を入れておいて下さいって言ったのにぃ(笑)!青子さんは、仕事もプライベートも全部上手くいってないときに、人生のリスタートを切るぞと意気込んで購入したんです。
偶然だよ~と言われればそれまでなのですが、青子さんに乗るようになって、不思議と様々なご縁が出来たり、色々なことに挑戦することが出来ました。
――例えば、どんなことですか?
ラリーや走行会など、クルマ関係のイベントに行って会場を盛り上げる“クルマ好きガールズユニット”のメンバーとして活動出来たのも青子さんに乗るようになってからでした。
友達に、「メンバー募集してるみたいだよ~」と教えてもらい応募したら、なんと合格してしまったという。それが自分への自信に繋がったし、そういう活動をするようになって人脈が広がり、ラリーに出場するという素敵な経験も積むことができました。
そういうのを積み重ねていくうちに、クルマ業界で働きたいと思い始め、私は現在クルマ関係の仕事に就いています。
――青子さんパワーすごい……。すごすぎる!!
あはは(笑)!でしょ~(笑)?周りの友達にも、「青子さんに乗るようになってから運気上がってない?」って言われます。
ちなみに、旦那さんと結婚したのもクルマがきっかけなんです。お互いクルマ好き・日産車に乗っているので、指輪にはお互いの名前ではなく、クルマの名前をボディカラーで入れました。もちろん、入籍日は11月23日(イイ日産)です。
――エリさん、すごく幸せそうです♡今後はどういうカーライフを送っていきたいですか?
“ダム巡り”や“廃墟巡り”をして、自分の趣味をスカイラインと楽しんで行けたらなと思います。
――すごく気になるのですが、ダム巡りの魅力ってなんですか?
まず大きさに圧倒されます。こんな大きな建造物をよく作ったな~って関心させられたり、あの絶妙なカーブはどうやって造ったんだろう?とか、建造美を感じるところですね。
あと、ダムカードがもらえるんです!ダムの管理事務所の方にもらうんですけど、このカードは現地に行かないともらえないんですよ。御朱印とかスタンプカード集めみたいな感じです。
それこそ、ダムへはクルマじゃないと行けませんし、大好きなクルマで、大好きなダムを見に行く!これって最高ですよ!
つい最近は、旦那様と関西から九州の炭鉱跡に自走で行ってきたとこのとでした。
エリさんと青子さんの、濃いカーライフはまだまだ続きそうです。
【Instagram】
エリさん
(文:矢田部明子)
[GAZOO編集部]
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