スバル ヴィヴィオは訴えてくる!? 90年代の軽自動車を愛するオーナーが感じた唯一無二の乗り心地
ビートなど90年代の軽自動車をこよなく愛しているCars_HIROKI_Tokyoさんが10年もの間、探していたというスバル ヴィヴィオを手に入れたのが2022年のこと。
30年近く前のクルマだけに購入するのも大変な上、購入後も細かな不具合が起こるなど、メンテナンスに苦労することもありますが、それでもこのクルマを手にして毎日楽しいカーライフを送っているそうです。
そんな、Cars_HIROKI_Tokyoさん×ヴィヴィオのお話です。
――実は過去にも愛車広場の記事にご登場していただいたというCars_HIROKI_Tokyoさん。以前にお話いただいたビート、シティ、N360に続き、2022年にはスバル ヴィヴィオを買われたとのことですが?
そうなんです。今はこのヴィヴィオと前にも取材してもらったビート、そして三菱のアイの3台を所有する形です。
――では、今回はヴィヴィオを中心にお話を伺わせていただきます。まず、ヴィヴィオを購入しようと思った動機とは?
もともと欲しくて、10年以上探していたんですよ。10万円台の頃からRX-Rのグレードのものも気になって見ていたんですが、あまりにボロボロで。
いくら廉価でもここまで悪い状態のものは買えないと思って見逃していたら、あれよあれよという間に値上がりして。
ホントに手が出なくなる前に何とかゲットしようということで本腰を入れて探し始めたのが2022年からだったという感じですね。
――中古車市場での台数もかなり減ってきた状態で探すので、至難の業という印象ですが……、条件はありましたか?
ボディカラーは青、あとRX-Rのグレードがいいなって探していたんですが、青って純正の色ではないんですよね。みんなあとから塗装しているみたいで。
今回購入したのは仙台のあたりで個人売買している方がいたので見せてもらったら、すごく丁寧に対応してもらえたので購入することにしたんです。
――クルマを探すなら全国問わずという感じだったんですか?
ホントは関東エリアのお店で買えたらとは思っていたんですね。スバルの本社がある群馬のあたりだとヴィヴィオに乗っている方は結構いるので狙ってはいたんですが……、攻めた走りをしてきたクルマが多くて、状態としてはかなり良くなかったんですよね。
僕が住んでいる都内で買おうとするとさほど状態が良くなくても楽に100万円台はするので、ちょっと手を出せない。それで迷っていた時期に今のクルマに巡り合ったという感じです。
――状態としてはどんなクルマだったんですか?
下回りもキレイだったし、いわゆる走り屋がイジっていないクルマだったらしく状態がすごくよかったんですね。値段も30万円程度で購入できるということだったので、これはと思い都内から夜行バスに乗って現地に行って見せてもらって、そのまま購入した形です。
これを逃したらもう手に入らないと思ったのでラッキーでした。
――これまでの愛車歴はホンダ車がメインだったみたいですが、今回のヴィヴィオやアイのようなホンダ以外の軽自動車を買おうと思った理由は何だったんですか?
僕はもともとエンジンが後ろにあるクルマが好きだったんです。でも、ヴィヴィオはエンジンが前だからどんな走りをするかな?って楽しみもあったんです。
あと、ヴィヴィオがデビューした90年代のクルマって楽しくて、クルマとしての性能はもう確立していたんですよ。安全装備は今とは比べ物になりませんけど、燃費も走りもいいし、そもそも好きなので選んだという感じです。
――最近はそうでもないですが、90年代の軽自動車って「小さい」とか「スピードもあまり出ない」みたいなマイナスなイメージを持たれがちですが……?
そうなんですよね。でも、キャンピングカーと違って、このクルマの中で住むわけではないですから僕の場合、居住性はあまり重視していないです。それよりも軽自動車特有の小回りが利いてキビキビ走る感じがたまらなく好きなんですね。
――実際にヴィヴィオに乗ってみた感じはどうですか?
速いですね! スーパーチャージャーというのは初めてだったんですが、「これが90年代の軽自動車なんだな」というのを実感しましたね。すごくスピードも出るしボディも軽いからビートやアイと比べると全然違う乗り味で楽しいです。その分、危ないは危ないですけど(笑)。
――お出かけの頻度も増えましたか?
増えましたね。アイは足グルマのつもりだったのがかれこれ5年の付き合いになるし、ビートももう15年近く乗っています。最近ビートを塗装に出しているため、ヴィヴィオに乗る頻度は増えましたね。
――お出かけするときに行きつけのスポットはありますか?
よく行くのは静岡の伊豆の方ですね。海沿いの景色のいいところに行ったり、走りを楽しみたかったら峠のワインディングロードに行ってみたりして。軽くて小回りが利くクルマなのですごく楽しいんですよ。
――それぞれエンジンの位置が違うから、走りの違いも出る?
ありますね。FFのヴィヴィオは例えるなら消しゴムの頭の先を指でつかんで引っ張る感じですが、ビートやアイは消しゴムの後ろに指を置いて押しているような感じなんです。なので操縦している感じが違うので楽しいんですね。
――ちなみにこの3台って、Cars_HIROKI_Tokyoさんとしてはどう使い分けていますか?
ちょっとのお買い物ならアイですが、ヴィヴィオやビートはイベントや旅行など、乗る予定を組んで乗る感じです。
エンジンが暖まらない状態で切ると、マフラーに水が溜まって腐ってしまうのでそれを避けるために走る時はトコトン走るとメリハリをつけて乗るようにしています。
――贅沢なカーライフですよね(笑)。オフ会やミーティングにもよく行かれるんですか?
そうですね(笑)。僕はたばこやお酒の趣味がなくて、クルマとランニングが趣味なので。あと、オフ会とかもよく行きますね。
――クルマ仲間は結構増えましたか?
かれこれ20年くらいこういうオフ会には参加しているのもあり、結構友達はできましたね。昔からの仲間もいれば、僕よりもはるかに若い子が来たりとか。最近はSNSも盛んなので世代を問わずにすぐ仲良くなれる感じがします。
――オフ会に行くとカスタムしたクルマを見ると思いますが、そういう面で刺激は受けたりしますか?
興味はあるし、刺激は受けますが僕はどちらかというとノーマル仕様で乗りたいタイプなので、あまり自分色にクルマを染めようという気はないです。
――正直古いクルマなので、どうしても壊れたり、不具合が起きることがあると思いますが、それでも手放さずに追いかけられる理由とは?
僕の中では「死ぬような故障でなければOK」って感じなんですよ。メチャメチャ高額な修理費がかかるようならさすがに厳しいですが……。
ただ、クルマってそもそも摩擦を起こしながら走っているから、どうしても壊れてしまうものなんですよね。なのでしっかり整備して、壊れる前にパーツを交換して安全に乗っていければ大丈夫かなって。
それ以上に乗りたいクルマに乗るということが僕は何より大切だと思います。
――今後ヴィヴィオで予定していることとかってありますか?
なんだろう……? 乗ってみたいというクルマ、クルマ好きとして人生で乗っておかないとヤバいと思うクルマのリストがあって、自分がそのリストに入れていたクルマには現状乗れているので、これを長く維持したいなという思いがあります。
――前回の取材ではビートを「相棒」とお答えいただきましたが、ヴィヴィオに関してはどんな存在になりますか?
実はまだ買って1ヶ月だからそこまでのストーリーがないのですが……、ヴィヴィオに乗ると「もっとアクセルを踏めよ!」と、ヴィヴィオに言われているような気になるんですよ。
同じスバル車で友人が所有しているVAB型のWRX STIを運転させてもらったことがあるんですが、WRXは「俺のアクセルもっと踏める?」という具合に試されている感じがするんですが、ヴィヴィオは訴えかけてくる感じで。
――そういう鼓動がクルマから聞こえるって面白いですね!
同じメーカーのクルマでも、こんなに性格が違うんだって驚きましたね。ヴィヴィオはもともとラリーとかで走っていたクルマなので、走りからこういう性格なんだなっていうのが実感できましたね。
これからヴィヴィオとはそういうエピソードがたくさん増えていって、僕にとって特別な存在になるかなって予感がします。
購入からまだ1ヶ月ほどということで「ヴィヴィオにはまだまだストーリーがない」と話してくれたCars_HIROKI_Tokyoさん。
10年以上探していたクルマをようやく手に入れたことで、その乗り味や以前から所有しているビート、アイとの3台を使い分けて優雅なカーライフを送っているようです。
「特別な存在になる」という気がするヴィヴィオとのストーリーは、今後どのように色濃くななっていくのか楽しみですね!
【Instagram】
Cars_HIROKI_Tokyoさん
(文:福嶌弘)
[GAZOO編集部]
スバルの軽自動車という愉しみ
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