このクルマは私の目標!? イマドキ女子が憧れちゃうピンク色のクラウンならではの魅力
キラキラしたものやビビットな色合いのものが大好きというイマドキ女子のHarukaさん。
通勤時の相棒となる愛車もそうしたスタイリッシュなクルマを選んできましたが、自身2台目の愛車に選んだのはトヨタ クラウンアスリートの特別仕様車。
ピンク色のボディカラーが鮮やかな1台ですが……、彼女にとってはただ好みなクルマというだけではなく、いつしか人生の目標とも言うべき存在になったのだとか。
そんな、Harukaさん×クラウンアスリートのお話です。
――初マイカーがミニ、そして今がピンク色のクラウンということですが、Harukaさんはもともとクルマが好きだったんですか?
……それが最初はクルマに興味なかったんです(笑)。ただ、私の父がすごくクルマが好きな人で、その影響ですね。
あと、私が就職して通勤でクルマが必要になったということで免許を取る前くらいから父とクルマ屋さんに行くようになったんです。それでいろんなクルマを見るうちに私も興味が沸いてきて……という感じです。
――その中でミニを初マイカーとして選びました
そうです。通勤用のクルマということで22歳の時にお世話になっている中古車屋さんで買いました。ただ、このころから「ピンクのクラウンに乗りたい!」とは密かに思っていたんですよ。
――そこまでピンク色のクラウンに惹かれていた理由とは?
あのクルマって、私の求めているものがすべて詰め込まれていたんです! 私は私服も原色系な色合いのものばかりなくらい、色が鮮やかなものやキラキラしたものが大好きで。
あと、他の人と被らないものが好きなんですね。ミニのボディカラーもビビットなイエローにしたのもそれが理由です(笑)。だけど……最初に買おうとした時はこれというクルマに出会うことができなくて。
――ピンク色のクラウンって特別仕様車なので、中古車で見つけるのもかなり大変だと思いますが……?
そうなんです! ネットで一生懸命探して、やっと見つけたと思ってもあまり状態がよくないものとかで、手が出しにくいものばかりでした。
――インスタグラムを拝見すると、ミニも相当気に入っていたみたいですが、クラウンに買い替えようと決意した決め手は何だったんでしょうか?
タイミングですかね……。ミニの下取り価格が私の購入した当時よりもその時点で100万円以上下がってしまっていたんですね。これ以上下取り価格が下がるのはもったいないなと思ったし、買い替えるなら「ピンクのクラウンに乗りたい」って欲が強くなったというか。
――それから本腰を入れてピンク色のクラウンを探し始めたと思いますが、探していた時の条件ってどんなものがありましたか?
私の中ではとにかくキレイなクルマであることですね。当たり前ですがボディにキズがないもので、低走行のクルマ。あとカスタムされていないフルノーマルの状態のものを探しました。
今のクルマに出会うまでは半年くらいかかりましたね。私の住んでいる愛知県からはかなり遠い埼玉県のお店で販売されていたのですが、片道5時間かけて見に行きました(笑)。
――お店に行って改めてピンク色のクラウンと対面したと思いますが、どんなところをチェックされましたか?
私自身、自分でクルマの状態を見て買うかどうかを決めるのは初めてのことだったので、どこを見たらいいのかわからないところもあったので、友人に付きあってもらった上にクルマ好きな友人と電話しながらチェックしました。
ボンネットを開けて見てみたり、一緒に来てくれた友人にはクルマの裏側を見てもらったりして「大丈夫」と思えたので、その日のうちに契約してきました。
――ミニからクラウンに乗り替えたので、乗り味が変わるかな?と思いますが、初めて乗ってみての印象はどうでしたか?
シンプルに感動しました! それまで高級な国産車に乗ったことがなかったので。乗り味もいいし、走っていても静かですし。ミニって走行中にブルブルって独特な音がするんですが、それとは違うなって。
――では、初ドライブも楽しかったのでは?
楽しかったです! 母とペットのワンちゃんを乗せて海沿いのカフェにドライブしたのですが、嬉しくって駐車場で写真をたくさん撮っちゃいました(笑)。
乗り心地がいいのはもちろんですが、「私、クラウンに乗ってる!夢が叶った!!」みたいな高揚感、それと「ぶつけないようにしないと……」ってめちゃめちゃ慎重に運転したのを覚えています。
――Harukaさんの世代だとクラウンのようなセダン車って「おじさんのクルマ」というイメージを持たれがちですが、周りの反響はどうでしたか?
周りの知り合いや友達たちからは止められましたね(笑)。「年式が10年近く落ちるクルマに300万円以上かけるのはもったいない」とか「若いのにそんな高いクルマを買うのはもったいない」とか……10人中9人は反対の意見でしたよ。
――そうした意見がある中でも「買う」という決意は揺るがなかった?
揺るがなかったです。ミニだってすごく気に入っていたのに、それでもクラウンへの思いが消えなかったのだからクラウンに乗るべきだと思ったし、「明日死んでもいいくらい、後悔しないように生きたい」って常に思って生きているので、乗らずに後々後悔するくらいなら、今乗りたいって。
――実際にHarukaさんの愛車を見た、職場の方やお友達からはどんな反応でしたか?
どっちも反響がすごかったです! 職場の駐車場に停めていたら社内中で「誰のクルマ?」と話題になっていて、とうとう取締役の方たちの間でも広まったんです。
それで私が乗っていることが判明したら、取締役の方たちからも「あのクルマ、いいね!」みたいな感じで話しかけてもらって。普段はなかなか喋らない会社の偉い人たちとまさかクルマで盛り上がるとは思わなかったですね。
――素敵な交流ですね。お友達からはどうでしたか?
友達や後輩からは「ドライブに連れてって!」って誘われますね(笑)。大学時代のお友達とかだと「こんな高くていいクルマ、どうやって買ったの?」とか聞かれることもありますよ。
――このクルマになってから、お出かけの頻度って増えました?
めっちゃ増えましたね。ミニって燃費があまりよくないし、ガソリンもハイオクだったから遠出するのに気が引けちゃうことが多かったんですが、クラウンになればそうしたこともなく、遠出も増えました。
大学時代の友達に会いに行くのに大阪へ行ったりとか、あとお姉ちゃんが三重県の四日市に住んでいるので、そこまで行ったりして。四日市には霞という港があって、そこがめちゃくちゃ写真映えするスポットなのでよく写真を撮ってます。
――ということは、愛車撮影の機会は増えました?
いや、実はそこまでは撮影していないと思います。というのも、クルマを走らせるだけで満足しちゃうというか。
ちょっとヘンなんですが、私、友達とクルマを交換して並走することがよくあるんです。これをやると走っている状態のクラウンが外から見られるじゃないですか? その姿を見て満足しちゃって(笑)。
――ただ見ているだけでも楽しい?
楽しいですね。会社の駐車場も食堂の前にあるんですが、わざわざそこに停めてお昼ご飯を食べる時は愛車を見ながら食べますよ! 変態ですね、私(笑)。
――電車が好きな男の子が橋の上で電車を見て楽しんでいるみたいですね(笑)。そんな数あるドライブで特に印象深いものは?
いっぱいありますねぇ~。やっぱり母とワンちゃんを連れて行った初ドライブは忘れられないし、三重に行く道中でコンビニの駐車場に停めたら、地元の方から話しかけられたりして。
近所を走っていても道を歩いているおばあちゃんから声をかけてもらったというのも印象深いですね。このクルマからそうした出会いが増えたと思います。
――インスタでもそうした交流って増えましたか?
増えました! オフ会のお誘いもいただくこともあるんです。ただ、まだオフ会に行けていなくて……周りのクラウンオーナーの方と交流したいなと思っているので、オフ会にもいつか行きたいですね。
――もうたくさんお話されていると思いますが、Harukaさんが思うこのクルマの自慢したいポイントは?
まだお話していないところで言うと、車内のエンブレムやステッチなどちょっとしたところがピンク色になっていることですね! ところどころがピンク色ですごくキュートでカワイイんですよ。
あと、ホイールはちょっとアレンジして1つ後の代の220系の純正ホイールを履かせているんですね。こういう組み合わせをしている方は少ないと思うので、個性が出ていいなって。
――このクルマで今後、やりたいことや出かけたいところというのはありますか?
さっきのオフ会参加はそうですが、せっかくいいクルマなのでイルミネーションの下で写真を撮ってみたり、天気のいい日に海沿いに行ってキレイな写真を撮りたいなって。
――では、このピンク色のクラウンはHarukaさんにとってはどんな存在ですか?
唯一無二のかけがえのないものだし、私にとっては生き方の目標になるクルマですね。というのも私自身もこのピンクのクラウンのようにオンリーワンな存在になりたいし、クラウンのようなステキな人物になりたいと思っています。
最後に熱い思いを教えてくれたHarukaさん。大好きだったピンク色のクラウンに乗るという思いを叶え、さらにそのクルマがいろいろな人との交流や出来事を生み出してHarukaさんの思い出に大きく残っていることでしょう。
これからはオフ会にも参加したいということだったのでその交流の輪はますます広がりそうで、ピンク色のクラウンは今後も彼女がなりたいと願うステキな人物への軌跡を一緒に歩んでいくことでしょう!
【Instagram】
Harukaさん
(文:福嶌弘)
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