「もう一度スポーツカーに乗りたい!」 トヨタ・アクアが再び火をつけてくれたクルマへの情熱

ちはるのAQUAさんは初マイカーにシルビアを選ぶほどのクルマ女子。ところが結婚して子育てに奮闘しているうちにいつしかクルマへの想いが冷めてしまったのだとか。

しかし、以前のクルマの故障をキッカケに買い替えたトヨタ アクアに乗るようになってからはかつての情熱が蘇り、真っ赤なボディカラー同様にメラメラと燃え上がるように。今では新しい夢も見つかったと言います。

そんな、ちはるのAQUAさん×アクアのお話です。

  • トヨタ・アクア

――ちはるさんはアクアに乗られているということですが、これまではどんなクルマに乗られてきましたか?

最初はシルビアに乗っていて、イストに乗り替えて、それからポルテ、タントから今のアクアって感じですね。

――アクアに買い替えたキッカケは何かあったんですか?

前のタントって実は納得して乗っていたわけではなかったんですよ。あくまで生活に必要だったので乗りやすいクルマということで選んでいたんですが……。

ただ、そのタントがオイル周りの不調に見舞われるようになったので買い替えなきゃなって必要に迫られて。ただ、その時の私って乗りたいクルマって特になかったんですよ。

もともとシルビアに乗っていたくらいクルマが好きだったんですけど、今乗りたいクルマって特にないなぁという感じだったので、それなら燃費のいいハイブリッドカーにしようということでアクアを選びました。

――その中でもアクアを選んだ理由は?

デザインと色ですよね。もともとクルマが好きだったんですが、結婚して子育てしてということもあって、クルマからはちょっと遠ざかっていたんですね。
それとタントに乗っていて感じたのが軽自動車ってやっぱりパワーがないなって。

それもあって、軽自動車は燃費は良いんですけど候補から外して、コンパクトカーのハイブリッドモデル、その中でも赤いボディのアクアが気になったのでこれにしたいな!と思いました。

ただ、予算的な都合もあって新車ではなく中古で買えたらなって感じでした。結果的に5年落ちの中古車で手に入れた形です。

  • トヨタ・アクアとダイハツ・タント

――中古車を探す時の決めていた条件は?

ボディカラーは赤で絶対でしたね。それ以外にも車内は黒にしたいと思っていて、走行距離は5万km以内、禁煙車で修復歴なしのクルマで探していました。見つかるまで3ヵ月くらいかかっちゃいましたけどね。

――ボディカラーの赤に一番こだわっていたみたいですが、そのわけは?

赤いクルマってイストの時に乗っていたんですが、このイストの赤がすごくキレイだったんですよ。なので「トヨタの赤は私の好みの色だ!」というイメージがすごくあったので、今回乗るなら赤しかない!という感じでした。

――中古車のコンディションってクルマごとに異なりますが、このクルマで大丈夫と確信を持てたポイントは?

内外装のキレイさですね。私も実車を見てキレイだなと感じたし、私が見つけた中古車サイトが行っている独自の評価で新品同様に近い評価だったんです。

私だけでなくプロの方が見てもこのクルマはキレイだということが分かったので、これは大丈夫と安心して買えました。

  • 赤いボディのトヨタ・アクア

――ようやく念願叶って購入されたと思いますが、初めてアクアに乗った時にはどんなことを感じましたか?

「音がしない、静かだな~」って。最初は「エンジン掛かっているのかな?」って不安に思うくらいに静かだったんですよ(笑)。特に軽自動車からの乗り替えだったから余計にそう思いましたし、フワーっていう挙動にもびっくりしましたね。

――前のタントからはだいぶ変わったと思われますが、周りの反響はどうでしたか?

周りからの反響は特にはなかったです。というか気にならなかったのかもです。私自身がこのクルマをすごく気に入って乗っていたからそれでいいかなって。タントと比べるとパワーがあってすごく走ってくれるから満足していて。

子供たちからは「ママが幸せならいいじゃん!」みたいな感じのことは言われましたね。正直タントの方が室内は広いはずなので、後ろに乗る子供たちからしたら狭いかな?と思ったんですが……。

でも私がクルマ好きということを知っているから、好意的に見てくれましたね。

――素敵なお子さんたちですね。では、お出かけする頻度って増えましたか?

めちゃくちゃ増えました!最初のドライブは静岡の法多山に子供たちと行きました。

燃費も前と比べると格段に良くなったし、何よりパワーが違いますよね! 高速道路を走ると余計に感じることだったので、満足しましたね。

  • トヨタ・アクアと富士山

――インスタを拝見すると、クルマのイベントにも頻繁にお出かけされている感じですが、これもアクアに替えてからですか?

そうですね。クルマ好き熱に火がついちゃって!

私のようにママさんでクルマが好きという方は結構少ないんですよね。なので、クルマののイベントに行くとカスタムされているクルマのオーナーさんたちに声をかけて、話を聞いていくうちに仲良くなったりしています。

そういうクルマ好きな方々の姿を見ると、「私も好きでいいんだな」って、アクアがいろいろと思い出させててくれましたね。

――オフ会にも参加されたそうですね。オフ会に参加するのはこれが初めてですか?

初めてでした。アクアオンリーのオフ会に参加したんですが……。

参加している皆さんがみんな若くて。「(私が)お母さんと同世代」と言われることが多くて(笑)。でも、それでもみんな優しくて仲良くしてくれたんです。同じクルマ好きということで会話ができたのですごく楽しかったです。

これをキッカケにツーリングに誘ってもらえることも増えたので行ける限りは行きたいなと思っています。

  • トヨタ・アクアのオフ会の様子

――イベントとかオフ会に行くとカスタムされているクルマが多いので、カスタム熱が上がりそうですが……?

上がりましたね。ただ、今は封印しているんです。というのも……実はアクアに乗っていくうちにクルマ熱が上がりすぎて、スポーツカーに乗りたい!という欲が出てきているんですよね。

たまたまスポーツカーを運転させてもらう機会がありまして、最初は盛大にエンストしたんですが(笑)、慣れてからはやっぱりスポーツカーは楽しいなと思って!

なので、アクアをカスタムするのではなく将来スポーツカーを購入した時にカスタムしようということで、今はカスタム熱を封印しています(笑)。

――情熱に火が付きましたね(笑)。スポーツカーに買い替えるよ!と言ったらお子さんたちの反応はどうでしたか?

みんな反対でしたね(笑)。「さすがに後席に乗れない!」って。

ただ、上の息子が今、高校2年生なので、間もなく免許を取るんですよ。なので彼の初マイカーとしてこのアクアをプレゼントして、私はスポーツカーに乗りたいな……って、勝手に未来を想像しています(笑)。

――上手くいくといいですね! またアクアの話に戻しますが、このアクアでの1番の思い出というと?

うーん……、やっぱり伊勢と京都にドライブしたことですね。家族で行ったんですが、3時間以上のドライブってこれが初めてで。京都の神社を巡ったり、伊勢神宮に行ったりしたのが何より楽しかったですね。

前のクルマではできなかったことだから、子供たちも喜んでくれたし、私も長時間運転するならアクアの方が安全だし楽なので、買い替えてよかったと改めて実感しましたね。

  • トヨタ・アクアで京都や伊勢にドライブ

――では、そんなアクアの気に入っているポイントは?

燃費の良さとフロントライトのデザインですね。以前のクルマに比べるとシャープなデザインなのが特に気に入っています。

それと運転のしやすさもうれしいですよね。本当に乗りやすいんですよ! ベタ踏みしなくてもスーッと走ってくれるし、走りにも余裕があるから長距離運転もへっちゃらだし、思わず出かけたくなるクルマですね。

――では、このアクアってちはるさんにとってはどういう存在ですか?

「好きを思い出すキッカケ」をくれたクルマですね。私はクルマが好きだったんですが、それを封印して今までいましたが、このクルマに乗っていくうちにクルマへの情熱が蘇ってきたし出かけたくなるし、このクルマをキッカケにお友達もできたし。

そして将来的にはスポーツカーに乗りたいという新しい夢もできたし。

これって全部、アクアに乗らなかったら思いもしなかったと思うんですよ。そういう意味で言えば、私と素敵なことを繋いでくれる懸け橋みたいな存在なのかもしれないです。

  • トヨタ・アクアのスタイル

軽自動車特有のパワー不足が気になっていたというちはるのAQUAさんにとってみれば、アクアのパワーは満足いくものだったようで、

軽自動車からアクアに乗り替えたことで走りに余裕もできて、今では高速道路をガンガン走って長距離ドライブも増えたのだとか。

お出かけが増えて、さらにはかつてのようなスポーツカーにも乗りたいという新しい夢が見つかり……今後のちはるのAQUAさんのインスタグラムにも注目です!

【Instagram】
ちはるのAQUAさん

(文:福嶌弘)