スズキ ジムニーと一緒の外遊びは最高!クルマとの出会いが人生激変のキッカケに
4代目となる現行のスズキ ジムニーがデビューして早々に手に入れたというまぁチャンさん。もともと「外遊びに特化したクルマが欲しい」という思いに応えるクルマとして選びました。
実際に乗ってみるとまぁチャンさんの希望にこたえるどころかそれ以上の活躍ぶり!しかもこのジムニーに出会ったことでまぁチャンさんの生活も変化したそうです。
そんな、まぁチャンさん×ジムニーのお話です。
――まぁチャンさんは現在ジムニーに乗っているということですが、今まではどんなクルマに乗っていましたか?
以前はいろいろ乗っていましたね。ワゴンも軽自動車もって感じで。それで4年前に今のジムニーに買い替えました。
――買い替えのキッカケは?
そのころ私は出身地の宮崎に住んでいて、釣りやキャンプみたいなアウトドアで遊ぶことが好きだったんですが……、クルマがそういう外遊び向きではなかったので、友人たちにクルマを出してもらうことが多くて。
「やっぱり自分で出かけるのに外遊び向きなクルマが欲しい」と思ったのがキッカケですね。
「外遊びに特化したクルマ」ということで候補になったのはSUV車、その中でもジムニーを買おうと思ったキッカケですよね。ちょうど新型のジムニー出る時期で、ネットで調べていくうちに興味が湧いてきたんです。デザインとかもカッコよかったので。
――他のSUVにはわき目も振らずにジムニー一択でしたか?
最初はFJクルーザーもいいなとは思ったんですよ。ただ、大きなクルマだったので私が運転することを考えたら運転しづらいかなと思って。それだったらサイズも手ごろで乗りやすいジムニーの方が私には合っているかなと思ったので、ジムニーにしようという決心ができました。
――新車購入ということですが、こだわったオプションなどはありますか?
新車時のオプションに関してはあまりこだわっていないです。私好みのものが少なかったので特に付けなかったんです。ただ、私が音楽にこだわりがあるのでスピーカーはこだわりましたね。
それとヘッドライトとテールランプは社外の気に入ったデザインのものを最初から付けてもらいました。
――このクルマを購入したのは宮崎にいるころみたいですが、地元の友人たちの反応はどうでしたか?
珍しがられましたね。というのも私がジムニーの発売開始から4日後くらいに契約するほど即決だったから、みんな初めて見るって感じでしたね。
友達の間でも買おうかなと考えていた子が多かったのでうらやましがられたし、みんな外遊びをするから評判はかなり良かったです。
――お出かけの頻度も増えそうですが、このクルマに乗り始めての第一印象は?
軽自動車に乗っているという感覚はなかったですね。車高が高いし、目線が上がるので。今まで軽自動車で低い目線で運転することばかりだったから、初めての感覚でしたね。
私としては前のクルマよりも全然運転しやすかったです。目線が高くなったから見晴らしもいいし、気分が上がりました。
――時にジムニーは「ガタガタする」など乗り心地が独特なところがありますが、それは嫌ではなかった?
嫌ではなかったです。最初の頃はむしろ「ジェットコースターみたいで楽しい!」って思っていました(笑)。ただ、乗り慣れてくるとやはりサスペンションをいじりたいなとかっていう欲が次第に芽生えてきましたけどね。
――そこからカスタムの沼にハマっていく感じですか?
そうですね(笑)。もともとはカスタムするつもりもなかったし、新車購入時にこだわった音響関係と社外のライトをつけたあたりでいいと思っていたんですが……。
乗っていくうちにいろいろなスタイルが出てきたので、せっかくなら自分好みにしたいという欲が生まれてきて。
――以前からクルマをカスタムして自分好みにしようと?
いや、今まではカスタムしようなんて思ったこともなくて、これが初めてのことだったんです。それをキッカケに今ではジムニーのカスタムパーツを扱うお店で働くようになりました(笑)。奥が深いクルマだからこそですかね。
――えっ、転職まで!? まずは順を追ってお聞きしますね。「カスタムするぞ」と決意したキッカケは?
「車内を広く使いたい」というのが最初の思いでしたね。どうしても車内スペースに制限があるのでラックを付けて効率的に使いたいというところから始まったんです。
それと、ジムニーって人気のあるクルマだからだんだん似たような仕様にしているケースが見られてきて。それが嫌だったんですよね。クルマに限らず人と被るのがあまり好きではなくて。
「自分好みに仕上げていきたいな」と考えている中で、出会ったのが今働いているオートルビーズという会社のパーツだったんです。私好みのパーツも多くて興味をそそられて、それでのめり込んでいった感じです。
――特に知識もなく始められたと思いますが、どんなことでカスタムを勉強したんですか?
この頃にSNSでジムニー用のアカウントを作ったんですよね。それでカスタムして楽しんでいるオーナーさんやカスタムメーカーをフォローして、私がいいなと思ったものを見つけて、わからなかったら聞いてみてという感じでイチから覚えていきました。
――結構積極的に学んで行ったんですね
好奇心が強すぎるんですかね(笑)。気になったら自分から聞きにも行ったし、もともとジムニーに乗った時に「自分の幅を広げていきたい」というテーマもあったんです。
ジムニーに乗ってからアウトドアで遊ぶことも増えて、キャンプだけでなく新しくSUPやサバイバルゲームを始めてみたり、今の職場になってからもYouTube配信をしたり、イベントに参加したりと積極的になりました。
――クルマのイベントに行くのってジムニーに買い替えてからだと思いますが、誘われた形ですか?
はい、SNSのフォロワーさんから誘ってもらいました。初めて行ったのは宮崎にいる頃に大分で行われた四駆車のみのイベントだったんですが、これが楽しくて!
他の四駆でもジムニーに通じるところもあるし、カスタムの勉強にもなったんですよね。自分から聞きに行くし、教えてくれる方も多かったしすごく有意義な時間になりました。
今は静岡なんですが、関東に近くなったからかメーカー系のイベントも多いんですよね。そういうイベントの時はかなり勉強になるので積極的に行くようになりました。
――今務めているお店はどういう経緯で働くことになったんですか?
もともとは宮崎にいるころからオートルビーズのパーツが好きで付けていた常連だったんですよね。
当時交際していた恋人が静岡に住んでいたので同棲することになって静岡に移住したんですが、懇意にしていたオートルビーズの社長さんから「(静岡で行われる)イベントに出展するクルマとして、参加してもらえないか」というお話をいただいたんです。
これがキッカケで社長とさらに仲良くなって、それから数か月後にオートルビーズが静岡に支店を作ることになった時に声をかけてもらって、働くことになりました。
今は店長もやらせてもらっています。
――ドラマチックな出来事ですね!
なかなかない経験ですよね(笑)。もともとはただの常連客だったのに、今では店長ですからね。
当時の私ってクルマは好きでもパーツの説明等はほとんどできない状態だったので、社長も勇気がいる決断だったと思いますが……、今でもみなさんに教えてもらいながらやっていますよ(笑)。
――まぁチャンさんの情熱の賜物ですね。宮崎にいるころと静岡にいる今とで外での遊び方って変わりました?
遊び方としては林道を走るとか山道を走るというのは減りましたね。宮崎のころは地元なのである程度入っていい道も知っていましたが、こっちでは勝手に入ってしまってはいけないので控えています。
その代わりにSUPやサバイバルゲームをすることが増えたという感じです。
――ジムニー、今一番気に入っているポイントはどこでしょうか?
えー、どこだろう……? パーツの種類も多く用意されているから自分好みにできるところが気に入っていますね。私はクルマで遊べる仕様にしているのですが、ここまでたどり着くのにいろいろ失敗してきたんですね。
ただ、いろんな経験をしたことで今のスタイルになったということが気に入っているし、車内の雰囲気はぜひ見て欲しいです。私の“好き”を詰め込んだオンリーワンの仕様になっていると思います。
――かなり仕上がっていますが、今後カスタムしたい予定や行ってみたいところはありますか?
タイヤは交換すると思いますが……今のところは特にないですね。私自身はかなり満足しているので大幅な変更はないと思います。オールペンするにしてもまだまだ先だと思います。
行ってみたいところとしては岐阜県にある通称「モネの池」ですね。癒されるような自然の美しいところが好きなので、そこで癒されたいです。
あとは九州への愛が強いので(笑)、やっぱり阿蘇山とかには行きたいですよね。熊本でイベントを開催したいという思いもちょっとあります。
――地元凱旋って感じですね(笑)。では、このジムニーはまーちゃんさんにとってはどんな存在ですか?
相棒ですね。私のあだ名と引っかけて、このクルマのことを“マムニー”と呼んでいるんですが、私の回りはみんなそう呼んでくれるし、私のキャラクターそのものを表しているんですよね。
私の好きなものを体現して、私を表現してくれる。今までの人生で出会った好きなものを詰め込んだ最高の存在ですし、新しい趣味を見つけてくれたという点でもかけがえがありません。
【Instagram】
まぁチャンさん
(文:福嶌弘)
[ガズー編集部]
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