色々な場所に連れて行ってあげたい、私のダイハツ・ミラジーノちゃん
出会ったのは、いつもの道を散歩している時だったとキラキラした声で話してくれた「まきさん」。
何度も歩いたことがあった道なのに車庫に入っていることが多かったのか、その日初めてダイハツ・ミラジーノ(L650S)に目が留まったのだそうです。
丸くて気品溢れる姿に一目惚れし即購入、愛車として迎え入れて今年で5年が経ったとのこと。
今回は まきさん×ジーノ のお話をお届けします。
―――運命の出会いというやつですね。
そうなんです!「出会わせてくれてありがとうございます!」の意を込めて、そのオーナーさんに菓子折りもって行きたいくらい、乗りたかったドンピシャのクルマに出会うことが出来ました。
―――具体的に、どこに一目惚れしたのですか?
どこにも角ばった箇所がなく、丸めのフォルムがすっごく可愛くて!
新型車って、ライトがキュッと上がってスタイリッシュな雰囲気の車種が多いけど、ジーノちゃんはキャラクターっぽいというか、目が丸々していて、猫背気味な感じがすごく素敵だと思ったんです。
あとは、グリルがレトロっぽい雰囲気なのも気に入っています♪
このグリルの形が、にぃ〜って笑っている口で、フォグランプがほっぺで、いつもニコニコしている表情をしているように見えるのも好きな所ですね。
―――そんなジーノちゃんに、実際に乗ってみてどうですか?
外装デザインに惚れ込んで、その日のうちに中古車ショップに問い合わせをして、次の日に試乗しに行ったんですけど……
―――えっ!?その日のうちですか!?
そうです(笑)。
走行距離7,000 kmで赤いボディカラーの、ちょうど良いクルマが見つかったので!
自分でも、こんなに行動力があったなんて!と思いながらサクサク決めちゃいました(笑)。
―――ス、ス、スピード婚だ……。
あはは(笑)!確かに!
でもね、やっぱり良かったんですよ。
というのも、ステアリングが純正のモモステだったり、プラスチック部分が少なく、細部までちゃんとシート生地が張られていたりとか、内装からもこだわりを感じられたんです。
それで購入に踏み切ったわけですけど、まぁ、色々ありました。
―――色々とは?
のどかな地域にある中古車ショップで購入したから、試乗は一般道を40 km/hで付近をくるっとしたくらいだったんです。
だから気付かなかったんですけど、スピードをあげると「ウゥーーー、ワァーーー」と唸り出すんですよ。
当時、合流ポイントが短い京橋インター付近に住んでいたから、高速に乗る際に毎回ヒヤヒヤで……。とんでもないクルマを買ってしまったのかも?と後悔したこともありました。
今は全然大丈夫なんですけどね♪
―――どうやって、その症状を改善したのですか?
当時レースクイーンをしていたんですけど、ファンの方に整備士さんがいらっしゃったので相談したんです。
そしたら、「添加剤入れてみたら?」とアドバイスを頂きまして、やってみたらすぐに走るようになりました。
―――ファンってすごい!めっちゃ心強い!
でしょ!?おそらく、街乗りメインでしか走っていなかったから、気づかなかったのでは?とのことでした。
その「ウウウーー」も可愛かったんですけどね。
峠道でベタ踏みしても思ったようにスピードが出なくて、「頑張れー!もう踏めないよー!」とかって応援するのが実は好きでした。
走行距離7,000 kmで購入したジーノちゃんですが、今見たら50,832 kmも走ってるんですね。きっと、娘ちゃんの寝かしつけを毎日手伝ってくれていたからかな?
―――ジーノちゃんが、寝かしつけですか?
はい。ジーノちゃんって、適度な揺れとゴーという音がするんですけど、それが心地良いみたいで、ドライブをするとよく寝てくれるんです。
眠りの浅い子だから毎日市内を一周して、みんなで一緒にお昼寝をするのが日課になっていました。
ほかには、ディズニーランドにもよく行っていましたね。
チャイルドシートの隙間におもちゃを敷き詰めて、歌ったり、外の景色を眺めたり、色んな場所にお出かけしたなぁ。
こんな感じで、ジーノちゃんには大切な思い出が沢山詰まっているんです。
―――今後の展望は?
ずっと一緒にいたいし、いくらでも手をかけてあげられるくらい大好きなんです。
だから、色々な場所に連れて行ってあげて、景色を見て過ごしたいと思っています。
街中を走っていると、生産から年数が経っているのに、意外とミラジーノとすれ違うのは、やっぱり良いクルマだから乗り続けている人が多いんじゃないかと思っているんです。
親バカかもしれないけど、私みたいに、ジーノちゃんだからこそな部分を好きなオーナーさんが沢山いらっしゃるんじゃないかなって。
長く乗り続けるために、全塗装、シートの張り替え、ついでにオーディオも組み替えたと嬉しそうに話してくれたまきさん。
最終的にはエンジン載せ替えを視野に入れているそうで、パーツ取り用の1台を中古車サイトで探すのが日課になっているのだとか。
それを聞いて、まだまだ走行距離は伸びそうだなと感じた筆者なのでした。
(文:矢田部明子)
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