夫婦円満の秘訣はスバル・WRX STI !?　いつも話題の中心にある家族の一員。

2024.10.12 07:00

クルマ好きの「かすみさん」と、スバル車が好きな旦那さん。そんな二人が愛車に選んだのが、スバル・WRX STI。もともとは旦那さんが乗る予定の憧れのクルマだったということですが、ひょんなことからかすみさんが愛車として乗ることになったそう……WRX STIがある生活で、二人の共通の楽しみがさらに増えたそうです。

そんな、かすみさん×WRX STIのお話です。

――　かすみさんは現在、WRX STIに乗られているということですが、これまではどんな車歴だったのでしょうか？

最初は夫と共有という形でスバル・プレオ、その後にレガシィB4だったんです。その後にプジョー・206を私がメインで使う目的で増車して、その後にWRX STIのD型、それから今のWRX STIのF型に至ります。

――　WRX STIは2台乗り継いでこられたのですね。スバル車が多いですが、旦那さんの影響ですか？

そうですね。スバルを好きになったのは間違いなく夫の影響ですが、プジョー・206もモーターショーで見た時に「カワイイデザインのクルマだなぁ」と思っていて、それで手ごろな価格で手に入ったので所有してみようという感じで。

――　だいぶ乗り味が変わるかなと思うのですが、最初のWRX STIを選んだ理由は何かあったのでしょうか？

実はプジョー・206は「MTの運転に慣れておきたい」という理由で選んだクルマだったんです。その背景には「いつかWRX STIに乗りたい」という思いがあって、それまでの練習として乗っていたところもあったんです。

――　素敵な練習車でしたね。それで最初のWRX STIを買うタイミングがやってきたと。

そうなんです。夫のレガシィの整備でディーラーに行った時にポスターを見て、「カッコイイな」と一目惚れした形で（笑）。最初はレガシィを買い替える予定でいたんですけどね。

夫婦揃ってスバルが好きで「いつかはSTI」という思いがあったし、デザインも好みだったので思い切って買おうということになりました。ちなみに2台目のWRX STIはこれまで歴代WRXに搭載されてきたEJ20エンジンが生産終了になるということで、これからも乗り続けていくために新しい状態にリセットしようと買い替えました。

――　新車購入ということで特にこだわったところは？

どちらの時も色は絶対にWRブルーであること、それと大型リアスポイラーが付いているものというのは譲れなかったですね。あとオプションの中から欲しいと思ったSTI製パーツはすべて追加しました。大きな買い物でしたが、もともと憧れていたクルマだからこそ妥協せずに買うことにしました。

――　当初はレガシィを手放してという話があったのですが、結果的にそうはならなかった理由とは？

実はレガシィを下取りに出すつもりで見てもらったんですが、これまで手を入れながら乗ってきて愛着はあるし、それなら夫婦でEJ20エンジンの新旧、WRX STI とレガシーの2台持ちした方が面白いかなと思いまして。レガシィはSTIのコンプリートカーのひとつだったので可能な限り所有していこうと考えをシフトしました。

――　図らずもかすみさんのクルマとしてWRX STIが来ましたが、最初に乗ってみての感想は？

パワーの違いを感じました。発進とかもプジョー・206と比べると加速の具合が違うので、最初は正直怖いなっていう感想を持ちました。ただ、慣れてくると乗っていてとても楽しいなって。

もともとパワーのあるクルマが好きだったので、WRX STIの加速感や安定感がかなり気に入りました。

――　プジョー・206からのWRX STIはだいぶクルマのキャラクターも変わるので周りの反応もすごかったのでは？

いえ、その当時は周りにクルマに興味がある方がそんなにいたわけではないので特に何かを言われたわけではないですが、その後同じWRX STIに乗り換えた時には様々な反応があって嬉しかったですね（笑）。

――　運転していて楽しいということでしたが、お出かけの頻度などは変わりましたか？

基本的にはあまり変わりはなかったかなと思います。というのも前のプジョー・206のころから買い物で遠めの道の駅に行くとかはあったので。ただ、その間に引っ越して住んでいるエリアが変わったこともあり、目的地までの距離も長くなったので、結果的に走行距離は伸びたかなと思います。

――　環境が変わったということでドライブなどの雰囲気も変わるかと思いますが、最近のお気に入りスポットなどはありますか？

よく行くのは大分ですかね。今住んでいる場所からドライブするのにちょうどいい距離なので。夫婦でオートポリスへ行ったり、温泉に行くのにドライブしたりします。あと阿蘇も近いのでよく行きますね。山道でワインディングが楽しめる道も多いので、ドライブ向きで楽しいですね。自然とクルマという感じで写真を撮ることもよくやります。

――　旦那さんとの仲の良さがうかがえる感じがしますが、それはこのクルマを買ってから絆が深まりましたか？

もともと夫婦でいろんなことを楽しめる関係性は築けていたと思うので、絆が深まるというよりは2人で楽しめることが増えたという感覚のほうが近いのかな。プレオを買うまではクルマのない生活で特に不便を感じることもなかったですし、そのプレオも夫がクルマ通勤になって必要に迫られてという感じだったんですけどね。

でも、思えば夫も私もクルマを所有する楽しさに目覚めたのがWRXからだったのかもしれないです。

――　WRX STIに乗り出して、1番の思い出はありますか？

D型のWRXではメーカー主催のオフ会に参加したことがあったんです。同じWRXがずらっと並ぶ景色には感動しましたし、印象深い思い出として残っています。

今乗っているWRXでは、九州を一周したり、旅行によく行くので、それがいい思い出になっているかな？あとはパーツを付けるために大阪のショップまで行ったこともありますね。

――　今のWRX STIになってからカスタムを始めた感じだったんですか？

そうですね。素のままの雰囲気が好きなので目立ちすぎないようにという思いというか「羊の皮を被った狼」的な感じで仕上げているつもりです（笑）。

――　いろいろカスタムをされているということなので、このクルマのお気に入りのポイントは？

特徴が出ているところはフロントです。フロントグリルとフォグカバーはこだわったところで、私が現在乗っているVAB型最後の特別仕様車の赤いラインが入ったフロントグリルのデザインが好みだったので純正部品を取り寄せて取り付け、フォグカバーはGC8型の時代に寄せた感じにしてみました。どちらも純正の雰囲気を崩さないようにしたつもりです。

この組み合わせは私のクルマ以外ではあまり見ないかなという気がしますね。