スズキ スイフトスポーツは最高の被写体。ファインダー越しに見つめる愛車の姿にホレボレ
スズキが誇るホットハッチ、スイフトスポーツをZC31Sから現在のZC33Sまで乗り継いできたというhikoさん。現在の愛車である33型は、ターボエンジンの走りも刺激的で楽しいとのことですが、これまで乗ってきた7年間はhikoさんのカーライフをより充実させ、進化させるほどの楽しさがあったと言います。
そんな、hikoさん×スイフトスポーツのお話です。
――スイフトスポーツの以前はどんなクルマに乗っていましたか?
最初は日産のウィングロードです。その辺りからスポーツカーに興味が出てきて、次はマツダのRX-8。結婚をすることになりパッソに乗り換えて、その後にZC31Sのスイスポ、そのスイスポは弟に譲って、僕はFD2のシビックタイプRを新しく買いました。
その後、自宅が二世帯住宅にリフォームしたのを機にZC32Sのスイスポに替えて、それから今のスイスポにしてもう7年くらい乗りました。
――様々なクルマに乗られてきましたが、スイスポは3世代すべて乗っているんですね
ZC31Sに乗り換えた当時、全日本ラリー選手権にスイスポが参戦していてカッコイイなと思っていたんです。もう一度スポーティなクルマに乗りたいと考えた時、パッソからスイスポは同じようなタイプですし、手ごろな価格なことも決め手でした。
――現在のスイスポに乗り替えた理由は?
ZC32Sはほぼノーマルで乗っていたこともあってちょっと物足りなくて。その時にZC33Sがデビューしてターボモデルもあるということで加速感もよさそうだし、安全装備もしっかりしているので当時60代半ばだった母親が運転するときも安心だなということで検討しました。
――お母さま、運転するのにMT車になるのは大丈夫だったんですか?
大丈夫でした。というのも、もともと母はMT車に乗ることが多かったので、運転には不安がなかったし、試乗してもらった時も問題なく運転できました。最近のニュースで見る高齢者の事故の理由がペダルの踏み間違いであることが多いから、MT車であればそうした事故も防げると思ったので、いい選択をしたと思っています。
――安全面を考慮した買い替えだったのですね。現在のスイスポに購入する際にこだわったところはありますか?
発表から1週間後に契約をしたこともあり、オプションとかでこだわったところは特にはなかったですね。パーツが色々出揃ってからカスタムしようとは思っていました。
ボディカラーも最初はホワイトにするつもりだったのですが、前もホワイトだったからあまり変化がないように感じたので、それならカタログのメインカラーのイエローにしちゃおう!というくらいです。
――ボディカラーについてご家族の反応はいかがでしたか?
妻も母親もビックリはしていましたけど、それは最初だけでしたね。周りもあまり反応はなかったですね。
――試乗で乗っているということでしたが、改めてこのクルマに乗った際の第一印象は?
「アルトターボRSを上品にした感じ」と思いました。実はアルトターボRSがデビューした時に気になって試乗させてもらったことがあるんですが、アルトと比べると加速もしっかりしているし、レーシーな乗り味を感じることができました。シビックタイプRの刺激に似たものを感じることができたので楽しかったですね。
――今のクルマになってお出かけの頻度などは変わりましたか?
変わったと思います。特にZC32SのころにはSNSをあまりやっていなかったのですが、このクルマを買ってから愛車撮影に熱が入り、あちこち撮影に行ったり出かけたりすることが増えました。
SNSで知り合ったフォローさんとのコラボ撮影も増えたし、私はカメラが好きなものでフォロワーさんの写真を撮りに行くなど、いろいろやっています。
――どのような写真を撮りに行くことが多いのですか?
星空撮影が好きなので、住んでいる埼玉から群馬・栃木の山に行ってみることもありますし、過去には下道で和歌山まで行ったり、岡山にも行ったことがありますよ!
ドライブやクルマでの旅にはひとりで行くときもあれば妻と一緒に出掛けることもあります。
――このクルマに乗り換えて印象的な思い出は?
スイスポのオフ会に参加して主催者の方たちと仲良くなれたことですね。過去にもオフ会とかクルマのイベントに参加したことはありますがそういったことはなかったことですし、今では彼らとオフ会だけでなくアウトドアで遊ぶなんてこともいろいろしていて、素敵な仲間ができました。
――スイフトのおかげでいい出会いがあったのですね。オフ会に参加すると、いろいろカスタムをしたくなりましたか?
なりましたね。というよりもオフ会前からカスタムは始めていたので、どちらかというとカスタムを見てもらうという感じでしたね。今も質問されることがあるので、そうしたこともうれしいですね。
――カスタムする上でのコンセプトは?
「なるべく人とは違う仕様にしたい」とは思っていて、予算内でできて写真映えすることを意識してカスタムしてきました。
特にリップとか外装はあまり派手にはしていませんがこだわりの部分です。スイスポは全方向からの見た目も気にいっているのですが、中でもフロントから見た目が一番気に入っています。
――7年乗ってきていますが、最近ハマっていることはありますか?
最近だとローリングショットの撮影会をしたことですね。他のクルマの写真を撮影して皆さんから喜んでもらったのはもちろんですし、自分のカスタムしたスイスポを撮れたというのもいい思い出になったかなと。
以前、自分が撮った写真で写真大会のグランプリを獲得したこともあるのですが、実は被写体が自分のクルマではなかったのでちょっとモヤッとしていたんです。なので今度は自分のクルマでノミネートしたいですね。
――今後はこのクルマでどんなことを計画していますか?
カスタムとしてはだいぶやり切ったので現状維持ですね。あとは足回りがヘタってきたら車高調を入れるくらいですね。
行ってみたい場所というと、まだ九州には行ったことがないので、クルマで九州上陸は考えています。自己最長である尾道(広島県)は越えたいなと思います。
――では、hikoさんにとってスイスポはどんな存在ですか?
僕としては被写体であり、相棒であり、仲間とのつながりを作ってくれたかけ橋でもあります。ホントにかけがえのない存在だし、ワクワクドキドキさせてもらっているなと思います。
周りのオーナーさんでも、同じZC33Sを乗り継いでいるという人もたくさんいるんですが、僕も将来そうなるのかなというくらい、気に入っています。
【Instagram】
Hikoさん
(文:福嶌弘)
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