【WRC2022】ついに12年ぶりのラリージャパンが開幕! 豊田スタジアムや豊田市駅前にファンが大集結

  • 豊田スタジアムにずらっと並んだWRC参戦マシン(フォーラムエイト・ラリージャパン2022)

    豊田スタジアムにずらっと並んだWRC参戦マシン

2022年11月10日、世界ラリー選手権(WRC)の最終戦として、愛知県、岐阜県で開催される「フォーラムエイト・ラリージャパン2022」がついに開幕しました!

2020年に10年ぶりに開催されることとなっていたラリージャパンはコロナ禍の影響で延期、続く2021年も延期となってしまいましたが、2022年に12年ぶりについに開催されることとなりました。

すでに、11月7日から「レッキ」と呼ばれるコースの下見のための走行が行われていましたが、10日にはサービスパークとなる豊田スタジアムでラリー競技のオープニングイベントとなるセレモニアルスタート(1台ずつ紹介され、それぞれフラッグが振られてスタートしていく)と、最初のSS(スペシャルステージ)が鞍ヶ池公園内の特設コースで行われました。

チームの本拠地となりマシンのメンテナンスを行うサービスパークが置かれている豊田スタジアムには、平日の木曜日ながら多くのファンが駆け付けていました。
これまで見たことの無い世界最高峰のラリーカーやそのサービスエリアを食い入るように眺めたり写真を撮ったり、サイン会やドライバーに手を振ったりして興奮したり、歴代ラリーカーや出展ブース、飲食ブースなどを散策したりと、みなさんそれぞれWRCの雰囲気を楽しんでいましたよ。

そして、レースのスタートを告げるセレモニアルスタートでは、レースの緊張感を盛り上げる猛々しい日本太鼓と戦国武将をイメージしたセレモニーで雰囲気は最高潮に!

セレモニアルゲートでの記念撮影のため、勝田貴元選手をはじめとした最高峰クラスのドライバーが登場。手を振ったり名前を呼んだりするファンに、ドライバーのみなさんも笑顔で手を振り返してくれました。

そして1台1台セレモニアルゲートに上ったドライバーのみなさんはそれぞれ一言インタビューを受け、魔よけの太鼓を一叩きしてコースへと旅立って行きました。

 

そして、豊田市駅前のメイン通りでは、SS1を終えたマシンが豊田スタジアムに戻るためのリエゾン区間となっており、沿道に多くのファンが溢れました。
ラリージャパンのフラッグを振るファンの方はもちろん、仕事や学校帰りに様子を見に来た方など、本当にたくさんの方が公道を走るラリー車を見つめ、ドライバーに声援を送っていました。

ラリージャパンは、11月11日から本格的なレースが開始され、下記の場所で競技が行われます。

11月10日(木)
SS1 鞍ヶ池SS

11月11日(金)
SS2/SS5 伊勢神SS
SS3/SS6 稲武SS
SS4/SS7 設楽SS

11月12日(土)
SS8/SS11 額田SS
SS9/SS12 三河湖SS
SS10 新城SS
SS13/SS14 岡崎SS

11月13日(日)
SS15/SS19 旭高原SS
SS16/SS18 恵那SS
SS17 根の上SS
セレモニアルフィニッシュ

詳細はこちら
https://rally-japan.jp/ticket

どのSSも観戦エリアのチケットは完売してしまっているため、本気でのラリーカーの走りを観ることは難しいです。

ただ、ラリーはSSをつなぐ公道を普通に走って移動するため、ラリーカーに出会うことができたらぜひとも大きく手を振って応援してあげましょう!

なお、豊田スタジアムのサービスパークは、有料とはなりますが当日券の販売もありますので、興味のある方はぜひ行ってみてください。

(文、写真:GAZOO編集部)

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