【WRC2022】ラリー・ジャパン最終日 勝田貴元が3位 表彰台!優勝はヒュンデのヌービル

ラリー・ジャパン13日(日)4日目はSS15~SS19で5本が行なわれた。愛知県出身の勝田貴元が3位、総合優勝はティエリー・ヌービル(ヒョンデ i20 N Rally1)となった。トヨタのセバスチャン・オジエはDAY3の総合5位から総合4位に、史上最年少での世界チャンピオンのカッレ・ロバンペラは総合12位だった。

DAY4のステージの構成は、SS15/SS19 Asahi Kougen(旭高原元気村)、SS16/SS18 Ena City(恵那)は全長21.59km、SS17 Nenoue Plateau(根の上高原)となる。
天気予報どおりに午後には雨が降り出し、S18、SS19は山の中で雨、霧、落ち葉などもある難しいステージとなった。

DAY4最初のSS15でエバンスは最速タイムを記録し、1位ヌービル(ヒュンデ)と2位エバンス(トヨタ)の差は0.6秒差にまで縮まった。しかしSS16でエバンスはパンクをしてしまい、SS中にホイール交換作業をすることになり大きなタイムロスをすることになる。この結果、SS16終了時点でヌービルは2位のタナック(ヒュンデ)と1分2秒の差となった。また、勝田はエバンスが下がったことにより3位にあがった。

SS17では、オジェ、エバンス、勝田がトップ3を独占するものの、総合での順位変動はなかった。
そして、雨のSS18、SS19になる。ヌービルはウェットタイヤを2本、勝田は1本、オジェ、エバンスは0本、トヨタ勢としては厳しい状況下、ヌービルがSS18、SS19もミスなく走り総合1位となった。またトヨタ勢は、勝田がトップと38秒差でゴール、同僚オジェは31.6秒差でゴールした結果、勝田が3位を死守し表彰台3位を獲得した。SS18/SS19は、4本ウェットタイヤを準備したフォードのクレイグ・ブリーンがSS最速で本年初のSS優勝をはたしている。


【ラリー・ジャパン DAY4 結果】
順位/ドライバー/マシン/ギャップ

1位 ティエリー・ヌービル/ヒョンデ i20 N Rally1
2位 オィット・タナック/ヒョンデ i20 N Rally1/ +1m11.1s
3位 勝田 貴元/トヨタ GR YARIS Rally1/ +2 m11.3s
4位 セバスチャン・オジエ/トヨタ GR YARIS Rally1/ +2 m23.6s
5位 エルフィン・エバンス/トヨタ GR YARIS Rally1/ +4 m05.1s

6位 ガス・グリーンスミス/フォード Puma Rally1 /+4m07.4s
7位 グレゴワール・ミュンスター/ヒョンデ i20 N Rally2 /+7m50.8s
8位 テーム・スニネン/ヒョンデ i20 N Rally2 /+8m12.4s
9位 エミル・リンドホルム/シュコダ Fabia Rally2  /+8m25.6s
10位 ヘイキ・コバライネン/シュコダ Fabia Rally2/+8m59.8s
12位 カッレ・ロバンペラ/トヨタ GR YARIS Rally1/ +10m40.8s
16位 福永 修/ Fabia Rally2/ +18m03.2s
22位 今井 聡/シトロエンC3  Rally2/+31m30.3s
15位 新井大輝/プジョー 208 Rally4 /+11m50.0s
28位 勝田 範彦/トヨタ GR YARIS/+53:26.7s

DAY4ハイライト


(GAZOO編集部)
 

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