【WRC2022】ラリー・ジャパンDAY2 トヨタのエバンスが首位、勝田は5位

  • 33号車 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(GR YARIS Rally1 HYBRID)

11日(金)2日目は、SS2~SS7の6本が予定されていたが、トラブルが続き4本がキャンセルとなった。その中、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)が総合1位となった。勝田貴元はDAY1より2位ジャンプアップし総合5位につけた。

デイ2は、SS2/5  Isegami’sTunnel(伊勢神トンネル)、SS3/6 Inabu Dam(稲武の黒田ダム)、SS4/7 Shitara Town(設楽町)という山岳ステージで、道幅が狭く低速コーナーが連続するセクションと、リズミカルな中高速コーナーが続くセクションのため、ドライバーにとっては非常にチャレンジングな一日となった。
SS2は6号車ヒョンデ/ダニ・ソルドのマシンが炎上し処理に時間を要しキャンセル、SS4は42号車フォード/ C・クレイグ・ブリーンのクラッシュによりキャンセル、SS3とSS7は走行前の事前キャンセルになった。4ステージもキャンセルになる波乱の日であった。

エバンスは、デイ2オープニングのSS2で3番手タイムを、SS4ではベストタイムを記録し、11号車ヒュンデティエリー・ヌービルと同タイムで総合1位に浮上。SS5でベストタイムを、SS6で2番手タイムを刻み、総合2位ヌービルとの差を3秒に拡大。最終のSS7がステージキャンセルのため、エバンスはそのまま首位となった。

デイ1で首位に立ったオジエはSS2を走行中にタイヤにダメージを負い、ホイール交換作業を行なったため2分半以上をタイムロス。大きく順位を下げ総合10位となった。

 

■ラリー・ジャパン デイ2 結果
順位/ドライバー/マシン/ギャップ

1位/ エルフィン・エバンス/トヨタ GR YARIS Rally1 
2位/ ティエリー・ヌービル/ヒョンデ i20 N Rally1/ +3.0s
3位/ カッレ・ロバンペラ/トヨタ GR YARIS Rally1/ +5.1s
4位/ オィット・タナック/ヒョンデ i20 N Rally1/ +13.9s
5位/ 勝田 貴元/トヨタ GR YARIS Rally1/ +20.6s
6位/ ガス・グリーンスミス/フォード Puma Rally1/ +2:00.4s
7位/  サミ・パヤリ/シュコダ・ファビアRally2/ +2:21.8s
8位/ テーム・スニネン/ ヒョンデi20 N Rally2/ +2:27.1s
9位/ エミル・リンドホルム/シュコダ・ファビアRally2/ +2:30.2s
10位/ セバスチャン・オジエ/トヨタ GR YARIS Rally1/ +2:49.8s
 
 

(GAZOO編集部)
 

レースカレンダー