【WRC2022】ラリー・ジャパンDAY3 ヒュンデのヌービルが首位、勝田は4位にジャンプアップ

  • 33号車 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(GR YARIS Rally1 HYBRID)

ラリー・ジャパン12日(土)3日目はSS8~SS14で6本が行われ(SS13はキャンセル)、DAY3終了時点の総合トップはティエリー・ヌービル(ヒョンデ i20 N Rally1)となった。トヨタは、エルフィン・エバンス(33号車)が総合2位、勝田貴元は昨日より1ランクアップし総合4位になった。

DAY3のステージは、SS8/11 Nukata Forest1(額田郡)とSS10 Shinshiro City(新城市)が高速セクション、SS9/12 Lake Mikawako (三河湖)で新ラリー名所の熊野神社前を駆け抜け、最後のSS13/14 Okazaki City(岡崎市乙川河川敷)が1.4kmショートステージという構成だ。

最初のSS8、DAY2で総合3位のロバンペラ(トヨタ)は、コーナリングラインがワイドになり、クルマを壁にヒットさせタイヤがパンクした。それによりホイール交換を余儀なくされ2分半以上タイムを失い、SS8終了時点で総合6位まで後退した。一方、エバンス(トヨタ)はSS8を最速タイムを記録し、2位ヌービル(ヒョンデ)との差異を5.9秒とした。

続くSS9では、勝田が土手にマシンをヒットさせヒヤッとする場面がありタイムロスしたものの、SS9を6位で終え、この時点で総合4位につけている。
ロバンペラ(トヨタ)はSS9でタイヤにダメージを負い、SS10ではスローペース走行となり27位、SS10だけでトップと1分9秒の差をあけられてしまい、総合でも12位まで後退した。
オジェはSS9、SS11、SS12で最速タイム、SS10で2位、SS13で3位の記録となり、前日はトラブルで総合10位と遅れていたが、総合5位までジャンプアップした。
トップにたったヌービル(ヒョンデ)は、最速タイムを記録できたのはSS14だけなものの、SSを4つ2位とし一日を通してのいい一日にであった。


【ラリー・ジャパン DAY3 結果】
順位/ドライバー/マシン/ギャップ

1位/ ティエリー・ヌービル/ヒョンデ i20 N Rally1
2位/ エルフィン・エバンス/トヨタ GR YARIS Rally1/ +4.0s
3位/オィット・タナック/ヒョンデ i20 N Rally1/ +39.9s
4位/ 勝田 貴元/トヨタ GR YARIS Rally1/ +1m04.5s
5位/セバスチャン・オジエ/トヨタ GR YARIS Rally1/ +2 m46.7s
6位/ ガス・グリーンスミス/フォード Puma Rally1/ +3m25.4s
7位/ エミル・リンドホルム/シュコダ Fabia Rally2/ +4m54.1s
8位/ サミ・パヤリ/シュコダ Fabia Rally2/ +5m41.7s
9位/ グレゴワール・ミュンスター/ヒョンデ i20 N Rally2/ +5m54.3s
10位/ テーム・スニネン/ヒョンデ i20 N Rally2/ +5m56.5s
11位/ カッレ・ロバンペラ/トヨタ GR YARIS Rally1/ +6m41.7s
15位/ 新井大輝/プジョー 208 Rally4 /+11m50.0s
30位/ 勝田 範彦/トヨタ GR YARIS/+42m46.5s

 
 
 

(GAZOO編集部)
 

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