第2話 プリンス・スカイライン・・・あのクルマの“初代”特集

長年にわたってつくられている、誰もが知っているあのクルマ。最近車名が復活した、名車といわれるあのクルマ。今回は、そんな有名どころの“初代モデル”を紹介します。

プリンス・スカイライン

1957年に誕生したスカイライン。現行の日産車で最も古い歴史を持つ車名だが、そもそもは1966年に日産に吸収合併されたプリンス(1957年当時の社名は富士精密工業)というメーカーの作だった。そしてその名を冠した初代は、2年先行してデビューしていた初代クラウンと市場を争う、主としてタクシーや法人需要に向けた5ナンバーフルサイズの4ドアセダンだった。

アメリカで大流行していたテールフィンをいち早く導入したスタイリングは、フルサイズのアメリカ車の忠実な縮小版。だがバックボーントレー式フレームにド・ディオン式リアサスペンション、乗用車用としては当時国産最強の60psを発生する1.5リッター直4 OHVエンジン、4段ギアボックスなど、中身に関してはヨーロッパ流の設計だった。

1959年には、内外装を高級化してエンジンを1.9リッターに拡大した、当時の規格では国産唯一の3ナンバー車となる派生モデル、グロリアが登場。翌1960年にはそのシャシーにミケロッティの手になるボディーを載せた、イタリアンデザイン導入第1号となるスカイラインスポーツをトリノショーに出展するなど、進取の精神に富んだプリンスらしいモデルだった。1963年にフルモデルチェンジを迎えたが、中型車市場はグロリアにまかせて、2代目はトヨタ・コロナや日産ブルーバードなどと覇を競うファミリーセダンにダウンサイズ。今日まで続くスカイラインの歴史は、ここでいったんリセットされたと見ることもできる。

[ガズー編集部]

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