第13話 トヨタ・セリカ カムリ・・・あのクルマの“初代”特集
長年にわたってつくられている、誰もが知っているあのクルマ。最近車名が復活した、名車といわれるあのクルマ。今回は、そんな有名どころの“初代モデル”を紹介します。
トヨタ・セリカ カムリ
スペシャルティーカーである2代目セリカの4ドアセダン版として、1980年にデビュー。実体としては、もともとセリカとプラットフォームを共有する2代目カリーナの、4ドアセダンのボディーを手直ししたものである。
ボディーの変更箇所は主としてフロントおよびリアまわりで、フロントはカリーナの輸出仕様をベースに、往年のトヨタ2000GTのそれをモチーフとするグリルを装着。リアは独自の意匠だった。当初のパワーユニットはシングルキャブ仕様の1.6リッター/1.8リッター直4 OHVエンジンのみだったが、遅れて2リッターDOHCを搭載する2000GTなど3車種を追加設定。それらのリアサスペンションはカリーナとは異なるセミトレーリングアームの独立懸架を採用、ブレーキも4輪ディスクとなり、セリカの名にふさわしいスポーツセダンのイメージをアピールした。
登場から2年と少々、1982年にはフルモデルチェンジを受け、名称からセリカが取れて単にカムリと名乗る2代目が登場する。同時にデビューした販売店違いの新たな双子車であるビスタともども、この2代目はトヨタ車として初めてエンジン横置きのFFを採用した、合理的なパッケージングのサルーン。カムリの名こそ受け継いだものの、初代とはコンセプトからまったく異なっていた。
[ガズー編集部]
あのクルマの“初代”特集
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