ホンダ・アコード/ビガー…リトラクタブルヘッドランプのクルマ特集
パタパタとまばたきするようなアクションが印象的だった、リトラクタブルヘッドランプのクルマたち。その中から、記憶に残る国産車を紹介します。
ホンダ・アコード/ビガー
1985年に登場した3代目アコードとその姉妹車であるビガー。やや大型化したボディーは4ドアセダンとエアロデッキと呼ばれる斬新なロングルーフの3ドアハッチバックの2種(ビガーはセダンのみ)で、いずれもワイド&ローなフォルムが特徴だった。4ドア車としては1981年デビューの3代目マツダ・コスモ以来となるリトラタブルヘッドライトの導入や、フラッシュサーフェス処理によって、Cd値0.32という実用車としてはトップクラスの空力性能を実現していた。
シャシーは全面的に新設計され、サスペンションにFF車としては世界初となる4輪ダブルウイッシュボーンを採用し、操縦性と乗り心地を高次元で両立。エンジンは2リッター直4 DOHC、1.8リッター直4 DOHC、1.8リッター直4 SOHCの3種をラインナップ。保守的なモデルが多い中型車市場において、その先進的な設計思想が高く評価され、日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞する。
1987年には欧州仕様に準じた固定式ヘッドライトを持つ4ドアセダンのアコードCA(Continental Accordの意味)を追加。翌1988年には北米工場で生産された左ハンドル仕様のアコード クーペの輸入販売も始まった。1989年にアコードは4代目に進化するが、同時に登場した新車種のアコード インスパイアの兄弟車となったビガーともども、リトラクタブルライトは採用されなかった。
[ガズー編集部]
関連リンク
最新ニュース
-
-
[カーオーディオ・素朴な疑問]なぜ「サブウーファー」が必要なの?
2024.08.14
-
-
-
絶滅状態だったオープンスポーツカー…マツダ『ロードスター』初代開発史
2024.08.14
-
-
-
[car audio newcomer]トヨタ RAV4(もちさん)by Warps 後編
2024.08.14
-
-
-
発表前に25台が完売!? マセラティのサーキット専用ハイパーカー、最初の1台を納車へ
2024.08.14
-
-
-
最強・最新のMINI『JCWカントリーマン』、300馬力のパフォーマンスSUVの詳細に迫る
2024.08.14
-
-
-
「ワールド・スーパー・スペシャルティーズ誕生」スープラの原点、『セリカXX』登場の衝撃【懐かしのカーカタログ】
2024.08.13
-
-
-
エンジンオイルの過不足が招くリスクと最適な量の見極め方~カスタムHOW TO~
2024.08.13
-
最新ニュース
-
-
[カーオーディオ・素朴な疑問]なぜ「サブウーファー」が必要なの?
2024.08.14
-
-
-
絶滅状態だったオープンスポーツカー…マツダ『ロードスター』初代開発史
2024.08.14
-
-
-
[car audio newcomer]トヨタ RAV4(もちさん)by Warps 後編
2024.08.14
-
-
-
発表前に25台が完売!? マセラティのサーキット専用ハイパーカー、最初の1台を納車へ
2024.08.14
-
-
-
最強・最新のMINI『JCWカントリーマン』、300馬力のパフォーマンスSUVの詳細に迫る
2024.08.14
-
-
-
「ワールド・スーパー・スペシャルティーズ誕生」スープラの原点、『セリカXX』登場の衝撃【懐かしのカーカタログ】
2024.08.13
-