【東京オートサロン2018特集】来場者の愛車S13、ボンネットオープンで2JZ換装をアピール!17年乗り続けているゼロヨン仕様
東京オートサロンの駐車場には、クルマ好きのオーナーが乗る愛車がズラリ!! 普通のパーキングよりミニバン比率が低く、アフターパーツが装着されたカスタムカーもたくさん見ることができるんです。そんな『パーキングオートサロン』で、気になる来場者の愛車を拝見してきました。
日曜日のオープン直後、会場入り口に近いエリアでボンネットを開けたまま駐車しているS13シルビアを発見! 覗き込んでみると、CA18エンジンではなくトヨタ2JZエンジンが載っているではありませんか!!
クルマに乗っていたオーナーさんに話を伺ってみると、愛車には17年前から乗っているそうで、中古車として購入してそのままチューニングショップに持ち込んでエンジンを載せ替えてしまったそう。
作業はエンジン換装を得意とするC&Yスポーツに依頼。最近ではエンジンスワップの定番仕様になりつつあるけれど、当時はGT-Rに搭載されるRB26DETTに載せ換えるのが主流だったので、2JZ換装は珍しがられたことでしょう。
トラストのT88-34Dタービンを装着していて、最高出力は約650ps! バーンナウトの必需品であるラインロックも装備。パッと見はハデじゃないけど実は速い『羊の皮を被った狼』仕様。
リヤシートを撤去してロールケージを組み込んだスパルタンな車内。STACKメーター&大径タコメーターが装着された運転席も、ゼロヨンマシンらしい雰囲気がプンプン漂っています。
エクステリアはアンフィニ製フロントバンパーとヴェイルサイド製リヤウイングを装着。走りに行くときはドラッグ用ウイングに付け替えるそうです。ちなみにゼロヨンのベストタイムは10秒6。
S13のブレーキキャリパーは片持ちなので、対向4POTのS15用に交換して強化。まだデフがノーマルなので、ミッションと共に交換したいと考えているいっぽうで「240SXを買ってV8エンジンに載せ換えるのもアリだなぁ」と、乗り換えも検討中のようでした。
ちなみにこのオーナーさんは晴海の時代から足を運んでいるというオートサロンのリピーターで、今年も自宅の岐阜県からこのS13で来場。
金曜日から車中泊をしながらマシンのデモラン観戦や、これから搭載したいと考えているシーケンシャルミッションの情報をチェックするなど十分に満喫した様子でした。
[ガズー編集部]
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