【東京オートサロン2018特集】最新ドラレコ、誤発進抑制装置からフレグランスまで、注目のカーグッズをピックアップ
クルマ好きが集まる東京オートサロンには、最新のカー用品や関連グッズも数多く出展される。ここでは会場で見つけた注目アイテムをご紹介!!
■注目のドライブレコーダー
大きなニュースになったあおり運転による事故。それ以来カー用品店ではドラレコの需要がうなぎ上がりで、いまだにメーカー欠品が続く商品もあるという。
今まで「自分は安全運転だから大丈夫」と思っていた層が、自己防衛でドラレコを必要とするようになり、急激に装着率が高まったのだ。
今後もその流れは続くと思われるが、いっぽうで従来のドラレコとはちょっと違う、いわゆる付加価値が求められるようになってきた。
また、最近は海外生産の安いドラレコから、鮮明な映像など品質を重視した国内モデルへの買い替えも進んでいるとのこと。
なかでももっとも要望が多いのは2カメラ。通常は車両の前方のみを録画するが、あおり運転の証拠となるのは後方の映像だ。
前方と後方を撮影できる2カメラモデルは、多くのメーカーが急ピッチで開発を進めて早期発売を予定しており、2018年の注目パーツになること確実だろう。
データシステムのブースでは開発中の『DVR3100』を展示。発売日や価格は未定ながら、来場者からの反応は上々だったとのこと。
また前方のみの録画と割り切るなら、高精細でドライブの車載映像としても楽しめる『DVR3000』(1万9800円+税)も人気。
いっぽうスフィアライトはモニターレスとすることで価格を抑えると同時に、スマホと連動させて楽しむことに主眼を置いた『スフィアDR』(1万4800円+税)を発表。
専用アプリで映像や静止画を録画したり、撮影中の映像をリアルタイムで視聴するなど、スマホとの連携にこだわったアイテムだ。
夜のドライブを美しく記録する1/2.7低光感知CMOSセンサー、130℃のワイドな画角、スマホに転送する操作の簡略化など、いわゆるSNS映えを強く意識している。リーズナブルな価格も気軽に手を出しやすい。
セルスターは前方と車内を同時に録画できる『CSD-690FHR』(税込3万4800円)、取り付け場所自在の別体カメラ式でルームミラーに映像を表示する『CSD-630FH』(税込2万3800円)、レーダー探知機と連動できる『CSD-600FHR』(税込2万2800円)など、タイプの異なるドラレコを多数展示。いずれも画質や録画時間などは満足のいくレベルで、ユーザーが必要とする機能を考え、それに見合ったアイテムを選ぶことができる。話題の2カメラ式である『CSD-790FHG』も参考出品して注目を集めていた。
■注目の電子パーツ
Defiでは話題のオールインワンディスプレイ『DSDF』の出荷がついに始まったこともあり、多くの来場者がデモ機に見入っていた。
同社のアドバンスシステムやOBD2コネクターなどから車両のデータを取得して表示したり、走行データの記録・再生およびパソコンでの解析ができたりと、多機能と拡張性が魅力だ。
画面は4.2インチのTFTカラー液晶、低反射ガラス、自動調光センサーを備えており、昼夜を問わず高い視認性を実現している。
NGK製O2センサーを使った空燃費計も開発中。もちろんリンク機能でオールインワンメーターへの表示も可能になる予定なので乞うご期待。
アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故も、深刻な社会問題のひとつ。TMワークスの『誤発進抑制装置』は、設定車速以下で強くアクセルを踏んだ際にスロットルを自動制御することで誤発進を防ぐアフターパーツだ。
また、動物との衝突防止に役立つ『鹿ソニック』なるユニークなアイテムも出展。鹿が聞き慣れない音波を発生させる装置で、警戒感を強め車道へ近寄らせない仕組みらしい。大型の動物と接触すればクルマも大ダメージだ。駆除ではなく動物と共生できる優しいパーツといえるだろう。
■ほかにもバラエティに富んだアイテムがたくさん!!
水&油まわりのホースやジョイントなどを中心に、マニアックなパーツを多数取り扱うキノクニのブースで見つけた注目アイテムがコレ。シリコンホースで繋いでホースバンドで締めるかわりに、ピン1本で脱着できるという便利なジョイントパーツだ。アメリカでは比較的スタンダードな手法らしく、見た目もシンプルでカッコいい!
ヘッドライトに貼り付けるだけで透明感が蘇るという、手軽ながら画期的なリペアアイテム『マジカルアートリバイバルシート』。従来のケミカルグッズのように劣化したレンズの表面を削るのではなく、シートを貼って表面を保護するという逆転の発想がユニーク。
スマホやタブレットの画面が割れにくくなるという実演施工販売をおこなっていたAlchemy Inventのガラスコーティング材『PGP』。飛行機や船舶にも使われていて、クルマのガラスやボディにも施工OKということだから、部品が希少な旧車などに施工しておけば飛び石キズ防止などに効果を発揮するかも!?
フレグランスを染み込ませて使う、香るモンスター『ファーディー』は視覚と嗅覚のふたつでインテリアの雰囲気作りに貢献してくれそう。オリジナルエアロを装着した50プリウスを出展したシックスセンス、ファッションブランド『DIVINER』、香水ブランド『SAMOURAI』とのコラボで生まれたアイテムだ。
オートバックスが立ち上げた新ブランド『ゴードンミラー』からは、収納/DIY/洗車の各ジャンルで役立つオシャレなグッズがデビュー。愛車とのガレージライフがますます楽しくなること確実!
[ガズー編集部]
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