【東京オートサロン2018特集】BLITZブース、電気自動車もカスタムを楽しむ時代はすぐそこに!
チューニング&カスタムのベース車両としては敬遠されがちなEVカーやハイブリッド車。でも、自動車メーカーがこぞって電動車の生産比率を高め、スポーツモデルにもハイブリッドがラインアップされるなど、そのシェアが拡大していくことは間違いない。
そんな時代の流れを見越して、チューニング業界で“電脳集団”の異名をとるアフターパーツメーカーBLITZが手掛けたデモカーに注目してみた。
まずは日産の100%電気自動車リーフ。スポーティなフルエアロに加え、サイドミラーの代わりにCCDカメラを装着して、その様子を車内のモニターに映し出すシステムを搭載。保安基準の変更によってこれから純正採用も増えてくるであろうサイドミラーカメラは、要注目の旬なアイテムだ。
さらに、電子制御スロットルによる制御をスポーティに変更する既存製品『Thro Con』の発展版として、速度やアクセル開度に応じて走行擬似音の音色を変えるアイテムも製作中。EVカーが発する単調な擬似走行音を、エンジン搭載車のマフラー音のように変化させることで、スピード感などを演出してくれるという。
「エンジン車がなくなったらクルマ遊びができなくなるわけじゃなく、電気自動車でもイジって楽しめる、という提案したいという思いで作りました。リーフはECU解析も進めていて、車両情報を追加マルチモニターなどに表示させることができる段階までたどりついています。もちろん、パワーアップやフィーリングアップなどもできるように引き続きチャレンジしていきますよ」とは広報担当の小林さん。
ブリッツブースにはミニのプラグインハイブリッド『COOPER S E CROSSOVER』も展示されていた。こちらはクルマの隣に何やらケーブルが伸びた黒いボックスが。
「このクルマは各家庭の駐車場などに電源を作って、ケーブルを差して充電するのですが、このケーブルを格納するアイテムが用意されていないんです。というわけで、せっかくなのでカッコいい収納ケースを作ってみました」ということだ。
泣いても嘆いても、この先ガソリン車が減って電気自動車が増えていくのは必然。どうせなら気持ちを切り替えて探してみると、そこには新しい楽しさが待っているのかもしれない。
[ガズー編集部]
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