イギリスで手に入れて欧州6千kmの旅に出た相棒。1998年式トヨタ カローラ 1.3 GS(EE111型)
かつて道沿いにあったレンタカー会社の看板に書かれていたキャッチコピーが「人生を楽しむ人になろう」だった。
店先にずらりと並んだスポーツカーのレンタカーを見て、当時は漠然と「このクルマの運転が楽しめれば人生だって楽しくなる」という解釈しかできなかった。それから年月が経ち、この取材を続ける中で、あのキャッチコピーの意味に気づいた。
「クルマに乗って得た体験を、どれだけ人生の中に落とし込めるか」
という意味ではなかったのだろうかと。今回の取材でそれは確信となった。
取材させていただいたオーナーは、31歳の男性オーナー。以前登場したトヨタ ソアラ(Z30型)のオーナーと同一人物だ。
自費出版するほどクルマ愛が深い27歳オーナーの愛車は、フルノーマルのトヨタ ソアラ(Z30型)
オーナーは会社員時代からフリーランスとなった現在に至るまで、クルマ好きが高じて執筆や自費出版も精力的に行っている。
現在は「TUNA」というペンネームで「街中で見かけなくなったクルマを通じて、自動車の魅力を伝える」をテーマとした本を制作。海外まで赴いて取材し、イラストを描き、原稿を書く。さらにデザイン・DTPなどの編集業務を一人ですべてこなしてしまう。つまり、1冊の本を作るためのひととおりのスキルを身につけているのだ。
また、本の制作に関連して海外旅行歴も豊富だ。コロナ禍の以前は異国のクルマ事情を取材する旅として世界各国を訪れてきた。旅のレポートは丁寧にまとめられて、1冊の本として出版されている。
秋葉原の書源や代官山蔦屋書店など、クルマ関連の書籍に強いとされる本屋の店頭に並べられているあたり、その道のプロをも唸らせるほどの仕上がりなのだ。
(事実、好きでなければここまではできない・・・と思わせるほどの完成度だ。自他ともに認めるクルマ好きでも、なかなかここまで真似はできる人はいないだろう)
手間と苦労を惜しまず自費出版するほど深いオーナーのクルマ愛は、免許を持たない高校生の頃から尋常ではなかったようだ。アウディ 200クワトロとダイハツ ミラ モデルノ パルコを手に入れて自宅の庭に置き、洗車をして車内で昼寝を楽しんでいたというから驚きだ。
運転免許を取得後の愛車遍歴は、トヨタ プログレ、IMPULの日産 マーチ(K12型) 、シトロエン C4クーペVTR、ホンダ シビックSiRII、トヨタ ソアラ(Z30型) 、プジョ ―206cc、ホンダ ゼストスポーツ、レクサス GS、マツダ プレマシー、アウディ A4、スズキ Keiと実に多彩だ。
オーナーがクルマ選びで重視していることは?
「『経験』ですね。好きな車種はありますが、何に乗るかよりも、そのクルマに乗ったことでどう感じたかを大切にしています。歴代の愛車も実際に乗ることでしか得られない経験がたくさんありました。もちろん、欲しいクルマもまだまだあります」
オーナーは歴代の愛車とともに、通勤、サーキット走行、ロングドライブ、車中泊などを楽しんできた。「経験」にフォーカスしたようなクルマ選びも、庭先に置いた動かない愛車で過ごした思い出が原体験となっているのかもしれない。
オーナーの手元にあるクルマは現在、トヨタ ソアラ(Z30型)と、2019年にイギリスのロンドンで手に入れた欧州仕様のトヨタ カローラ 1.3 GS(EE111型/以下、カローラ)。今回スポットを当てるのはこのカローラだ。こんなカローラ、日本にあったのかと思うかもしれない。それもそのはず。このクルマは海外仕様なのだ。
シリーズ8代目にあたるモデルだが、WRCやBTCCで活躍した丸目ライトのマシンの姿を思い起こすファンも少なくないだろう。欧州仕様のフロントは同社のステーションワゴン、トヨタ スプリンターカリブ ロッソとほぼ共通のデザインとなっているのが特徴だ。
ボディサイズは全長×全幅×全高:4220x1690x1380mm。総排気量1330ccの「4E-FE型エンジン」を搭載。オーナーの個体は1998年式の前期型となる。トランスミッションは5MT。この個体をイギリスで購入したオーナー、納車直後にヨーロッパ9カ国6100kmを走破していて、納車後からの走行距離は現在約2万キロだという。この個体をロンドンの中古車店で納車した際のエピソードを伺っている。
「カローラの隣にソアラ(Z30型)が置いてあったんです。ポンドが強いときにたまたま日本から輸入したと聞きました。そしてなんと、ソアラの隣にスズキ イグニスもあったんです。実はイグニスのドアやボディカラーは、Keiと共通なんですね。ソアラ・Kei・カローラと歴代の愛車が並ぶ光景が偶然できあがっていて“エモかった”です」
先述のとおり、このカローラはオーナーがヨーロッパ旅行で乗るためにイギリスで購入したものだ。旅の相棒にカローラを選んだ理由は?
「条件を満たしていたからです。旅に使うクルマを考えたとき、これまでの経験から重視したのは経済性、小回り性能、車中泊に向くかどうか、耐久性、部品供給の良好さでした。
それにもともと110系のカローラが新車の頃から大好きでした。フロントデザインや、リフトバックのボディ。全部加味して今後もあれ以上、好きになるクルマは出ないだろうと思っていたので、満を持して乗るときが訪れたという感じですね」
カローラにグリーンのボディカラーはあまり見かけない印象だが、オーナーは意識して選んだのだろうか?
「海外ではシルバー、ホワイト、ダークブルーなどのオフトーンな色が人気で、有彩色のクルマは少ないですね。グリーンは日本のカローラにはない設定の色で、レアさと可愛さを感じました。ちなみに、アフリカのコンゴ共和国ではこのグリーンで欧州仕様のカローラがタクシーとしてたくさん走っているらしいです。あちらでグリーンといえばタクシーの色だそうです。カローラは世界のどこででも生き延びられるクルマなんですね」
オーナーにこのカローラで気に入っているポイントを尋ねてみた。
「特にリアのプロポーションが気に入っています。それからロードスターを表現する言葉で『人馬一体』という言葉がありますが、あの感覚をカローラに感じます。自分で走らせないと走らないし、曲がるだけ曲がってくれます。それは一般的に長所とはいえないかもしれませんが、私にとってはやりたいことを邪魔しないという意味で長所だと思っています」
手に入れてからモディファイは施しているのだろうか?
「モディファイというかこだわりとして、イギリスのタイヤメーカー『DAVANTI』のタイヤを履かせています。ロンドンタクシーのタイヤも生産しているメーカーなんですよ。納車当時に履かせてあったタイヤは3銘柄がバラバラに履かせてあったので、帰国後に新調しました。今思うと、よくこんなタイヤで6200kmも走って、ニュルブルクリンクオールドコースを走ったなと思いますね。
あとはホイールキャップがボロボロになっていたので、蚤の市で見つけた同じインチの新品に交換しています」
そんなオーナーが“自走ヨーロッパ旅行”を敢行したのは2019年8月。イギリスで購入したカローラに乗って海路でフランスへ渡り、ベルギー、ドイツ、ポーランド、チェコ、オーストリア、イタリア、スイスをめぐり、フランスに戻ってイギリスへ帰るという旅程を自走で果たした。今回の旅が実現するまでの経緯を伺った。
「海外のクルマ事情にとても興味があり、現地のクルマ事情をまとめた本も出版しています。今回はヨーロッパのクルマ事情を見に行こうと決めて、旅のテーマを『クルマ趣味を持つ日本人にとって夢のような体験ができる旅』としました。
このテーマをふまえてヨーロッパで何ができるかを洗い出したところ『ニュルブルクリンクを走破』『アウトバーンを走る』『有名な自動車博物館へ行く』でした。これらの目標を達成するには自分で運転することが不可欠だったので、クルマが必要だと思ったんです」
現地でレンタカーを借りるという選択肢はなかったのだろうか?
「基本的に自分で運転して行けるとこまで行くというこだわりがありますが、レンタカーだと時間がかかりすぎてしまうため、借りるのが現実的に難しかったんです。当時乗っていたスズキ Keiで行ってみようとも考えましたが、日本で送ってから渡航先に届くまでの移動時間がかかりすぎます。そこで、ヨーロッパのどこかでクルマを現地調達するのはどうだろうと思いつきました」
クルマを現地調達するという大胆な発想に驚く。これも豊富な海外旅行経験で醸成されたものかもしれない。では、購入した国がイギリスという理由は?
「言語が英語圏だからです。書いてあることが読めるだけでアドバンテージがあります。フランスでの購入も考えましたが、フランスのクルマ事情は『走ればいい』という考え方から酷使された中古車が多く、旅で使うにはリスクが大きすぎました。
さらにリサーチしてみると、イギリスには中古車を輸出入しているショップが複数あることがわかりました。しかも日本語と英語が堪能なスタッフも多く、現地に住む日本人もよく購入していることがわかったんです。
イギリスではクルマを買いやすいという感触をつかめたので、さらに別のショップにも問い合わせてみると『クルマを買うのを手伝いますよ』という返事があったので、そのままお願いすることにしました。
ただ、クルマを探すのは自分でやらなければならないことと、各種保険と車検をクリアするための手続きや整備のため、費用が割り増しになると言われたのですが、承諾しました」
イギリスの中古車に触れて感じたことや日本と異なる点などを伺ってみた。
「日照時間や天気が日本と異なるせいか、塗装のツヤが失われていない個体がほとんどでした。でも下回りは錆びているものもあるので、本当にコンディションが良いかどうかは一見わかりにくいです。そのため、ひとまず低走行の個体をピックアップしたうえで、さらに比較検討しました。こんな調子で納得できる個体を探し始めてから3カ月以上が経ってしまいました」
実際に乗れる状態にするまでに困難だった点は?
「車両保険を適用するための手続きが難航しました。イギリスの車検制度は『MOT』と呼ばれるもので、新たにクルマを登録するためにはイギリスでの住所が必要になります。そのため、イギリスのどこかに家を借りなければなりませんでした。
しかし『クルマが置けて3週間以上留守にしてもOKな家』なんて、誰が貸すかという話ですよね(笑)。でも運良く看護師をしている日系の方からホームシェアの許可が得られて、そこの住所をお借りすることができたんです」
クルマを買うために異国に家を借りるなど、滅多にできる経験ではない。この手探りの経験は、オーナーのカーライフに厚みを作ったに違いない。
そしていよいよ旅立ち当日。現地でカローラと対面した日を振り返ってもらった。
「どうにかこうにか仕事を終えた足で成田から飛行機に飛び乗り、当時デモ真っ最中だった香港を経由して渡英したことを覚えています。疲れてヘトヘトでしたが、心はワクワクしていました。なぜなら初めて訪れる国なのに、すでに家もクルマもある状況がいつもの旅と違うからなんですよね!以前は野宿をしながら旅することもあったので幸せな気分でした」
いよいよカローラと対面するため、ロンドン市内の中古車店へ足を運んだオーナー。そこで感じた人の縁やぬくもりがあったという。
「店内には日本人スタッフの方が一人いらっしゃったのでしばし雑談をしていたんですが、話の流れで私が以前働いていた現場と同じ場所で働いていたことが判明して、お互いに声が出ました(笑)。その方はキャリアを積むことが正しいかどうかわからなくなり、仕事を辞めて渡英してここで働いているそうです。話を聞いたとき、人間はどこででもたくましく生きられると思いました。
それから、カローラの整備を担当したメカニックと会いました。会った瞬間に『このカローラ(きっちり)やっといたぜ』的な一言をくれたんですね。そのとき知ったんですが、このカローラを購入した当初、メカニックたちから『こんな古いクルマを買ったやつがいるのか!』と驚かれていたようです。
そして『日本から来てこの旅程をまわるらしいから、ちゃんと整備しないとな』と、自分の見えないところでカローラの面倒をみてくれていたことを知りました。出発後も旅程を確認して『今日はここらへんに行っているな』と皆で気にかけてくれていたらしいです。
ちなみに割増料金の内容は、バッテリーと冷却水を交換してアライメント調整を行いましたが、これで車検もついているのでかなり良心的な価格でした」
約20日間の旅行中は、車中泊をすることも多かったというオーナー。
「このカローラで1日500~600kmほど走っていました。観光をしながら朝から晩まで走るので、結構ハードスケジュールなんですよ。車中泊の際は強盗などの危険を避けるため、日本でいうパーキングエリア的なトイレだけ備えられた駐車場で、トレーラーの隙間に隠れるように駐車して寝起きしました。アイドリング音がとてもうるさかったんですが、疲れて泥のように眠っていたので気になりませんでした。
朝はクルマからなるべく離れないように注意しつつ歯磨きやトイレなどを済ませて、前日買っておいたサンドイッチを急いで食べて出発。こんな旅がめちゃくちゃ楽しかったですね」
快適で良い旅はいくらでもできるが、気の向くままにプランを組み、自分で買ったクルマで旅をする経験は人生の宝物になる。オーナーは今回の旅で夢だった「ニュルブルクリンクを愛車で走る」も叶えた。
「表ストレートがたまたま空いていたので走ることができました。あのカローラで1台だけパスできたのも良い思い出です。
それから、ニュルの『ドリント アム ニュルブルクリンク ホッホアイフェル』というサーキットホテルに奮発して1泊したのも記念になりました。客室がサーキットをモチーフに装飾されたホテルで、朝はサーキットを疾走するクルマのエキゾーストノートで目を覚まします。私が起床するとポルシェ911のミーティングが行われていて、部屋の窓からレーシングカーであるカップカーや現行の911、オールドポルシェまで列をなしてサーキットを走っている光景を眺められるんです」
ニュルブルクリンクでは、現地のクルマ好きな若者との交流もあったようだ(※こちらと現地ナンバーの画像はオーナーからお借りしたものだ)。
「宿泊したサーキットホテルの正面にある駐車場で、若いオーナーたちが、おそらくSNSにアップするための“映え写真”を撮っていたんです。1台はBMW 3シリーズのE46クーペで、もう1台がルノー ルーテシアスポールだったと思います。
彼らに『俺日本から来たんだよね』と話しかけたら驚いていました(笑)。『俺らインスタやってるから写真交換しようよ!』みたいなことを言うんです。私が自作のステッカーをプレゼントすると『ヤバーイ!』と大喜びしてくれました。
もちろん英語ですが、口調を聞いていると自然と日本語に変換できてしまうくらい、彼らのクルマに対する思いが感じられました。スープラやセリカなどの日本車が好きな人にも会いました。クルマ好きは世界共通なのだなと思います。皆のクルマに対する思いにふれることが心地よくて、心を動かされずにはいられませんでした」
このカローラとは、これからも付き合い続けていくのだろうか。今の率直な気持ちを伺ってみた。
「いつか手放したくなくなるほどのクルマが欲しいという思いを、最初に乗ったプログレから抱き続けていますが、私は1台と添い遂げたいというタイプではありません。そのため『購入して10年乗る』という目標を自分の中に掲げています。私にとっての10年はとても長いです。それだけの年月で維持するには費用もかかるので、乗り続けられるかどうかは10年間所有できたときに考えようと思っているんです」
たしかに添い遂げたいという気持ちがあっても、実行できているオーナーは10人に1人いるだろうか。1台に長く乗っていると「これは一生モノだ」と思ってしまうが、本気になると破綻してしまう。乗り続けることの“さじ加減”は難しいのかもしれない。オーナーはこう続ける。
「もう1台のソアラが自分の中で一生モノのマインドに近くなっていて、手放そうという気持ちが湧かないです。手放してしまえばそれはそれなりに納得できるとは思うんですが…。このカローラは、あと7年は持っておきたいと思っています」
と、少し複雑な心境を覗かせるが、あと7年と考えてみると“霧の都から来たカローラ”との蜜月はまだまだ続きそうな気配だ。
すでにクルマ好きがライフワークになりつつあるオーナー。これからもクルマにまつわる奇跡のような出来事に恵まれるような気がしてならない。
最後に、クルマ好きとして今後の目標を尋ねてみた。
「日本橋を起点としたアジアハイウェイを走破したいです。紛争地帯を含めて完走したいですね。外国人はマイカーで走ることが許されなかったり、単独で走るのがNGだったりする国もあるので、かなり困難な目標ですね。でもひょっとすると国際的な活動に関わることで実現できるかもしれません。これまで自分がずっとあたためていたものが突然花開いて、欲しかったものが手に入ることが多いんです。これからも冒険したいですね」
「好き」と「行動」からはマリアージュが生まれる。
クルマ好きに何らかの行動が加わると、発見や出会いがもたらされることが今回のオーナーのストーリーを見るとよくわかる。そこから得た経験を生かすことを楽しめるようになれば、「人生を楽しむ人」になれる気がする。
(編集:vehiclenaviMAGAZINE編集部 / 撮影: 古宮こうき)
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