まだまだ青春時代は終わらない! ホンダ オデッセイ&ダイハツ ミラココアの2台がくれた充実しすぎのカーライフ

  • ホンダ・オデッセイとダイハツ・ミラココア

若いころからクルマ好きで「ローダウンさせていないクルマは乗らない」というほどのカスタムマニアであるちーゆい。さん。

そんな彼の現在の愛車はメインで乗っているというホンダ オデッセイと通勤用のダイハツ ミラココア。どちらもカスタムして遊ぶクルマというとちょっと毛色が違うように見えますが、ちーゆい。さんの手にかかれば……たちまち大変身。
今でもオフ会等に参加してクルマ仲間と交流を深めているそうです。

そんな、ちーゆい。さん×オデッセイ&ミラココアのお話です。

――これまでの車歴はどうでしょうか?

今までだと、最初はクレスタですね。GX61に乗って、その次に71のクレスタに乗り替えて、そのあとは日産のシーマ……

――今とはだいぶクルマの毛色が違いますが、当時はセダンがお好きだったんですか?

おじさんなんで(笑)、若い頃はセダンが全盛で。クルマ好きなのでそういうクルマを手にしては自分好みにカスタムして乗って遊んでいました。

――そうしたやんちゃをした時期を超えて、現在はオデッセイとミラココア。だいぶ落ち着いた雰囲気ですが、先に手にしたのは?

オデッセイですね。こっちは新車で買って5年になるんですが、セカンドカーの意味合いでミラココアだったんです。職場の駐車場が変わったのでオデッセイだと大きすぎてしまうのでミラココアを買った感じですね。

――最初にオデッセイを買ったキッカケは?

  • ホンダ・オデッセイ

シーマより後はホンダ車のミニバンに乗ることが多かったんですね。
オデッセイのRAからステップワゴンにという具合で。ただ、ステップワゴンのシートがあまり好みではなくて、またオデッセイに乗り替えたという感じですね。クルマの背が高すぎてしっくりこなかったんです。

――今までローダウンするカスタムをしてきたちーゆい。さんからしたら確かにミニバンは背が高すぎますよね(笑)。それでセカンドカーとして所有しているミラココアは比較的女性っぽいクルマな印象がありますが、これを選んだ理由とは?

ホントはミニクーパーを買うつもりだったんですね。ただ、あまりに古いし、なかなかいい状態の個体が見つからなくて。そうした時に友人がミラココアを手放すことになったので、僕がそれを売ってもらった形ですね。
通勤用だし、そんなにお金をかけることもないだろうということで。

  • ダイハツ・ミラココアのリアビュー

――急な路線変更に見えたのですが?

これまで軽自動車に乗ったこともなかったし、丸目ライトのクルマっていうのも僕は初めて乗ったんです。「可愛いし、イメチェンになるかな~」なんて思っていたんですよ。買った当時は。でも、確かに普通に考えたらびっくりしますよね(笑)。

――周りの反響はどうでしたか?

ありましたね。「かわいいの乗ってんじゃん!」みたいな感じで最初の頃は不思議がって聞かれましたけど、だんだんカスタムして手が入ってくると「やっぱり!」みたいな感じで不思議がられなくなりましたね。

――ミラココアはどこから?

といっても足回りとマフラー、オーディオくらいしかいじっていないんですけどね。通勤用なんだからそこまで派手にしないように。

あと、最初にミニクーパーに乗りたかったのもあって、ちょっとヨーロッパのクルマっぽい雰囲気にしたくってナンバーを外国のものと日本を組み合わせてみたりしています。ホイールもミニの純正にしたのもありますね。

  • ダイハツ・ミラココアのフロントビュー

――インスタを拝見するとすごくあちこちお出かけされていますが? 移動の足はどっちも使う?

週末はオデッセイで出かけることが多いですね。ミラココアは通勤でしか使わないし、たまーに撮影で使うくらいで。あと僕の周りの友人たちは2台持ちが非常に多いんですね。

――これまでも愛車はすべてカスタムされてきましたが、そのこだわりは?

クルマに乗り出してから、いじっていないクルマって実はないんですよ。エアサスペンションを入れたり足回りは必ずやりますね。シャコタンは基本ですね。見た目的にもカッコイイし。あと、ミニバンの時はエアロ組んでますね。

――反対に内装とかってそこまでこだわりはない?

いや、オデッセイは音響系をやりましたね。オーディオは過去にもやったことはあるけれど、オーディオだけでなく、ウーハー付けるとか本格的にいじったのは実は今回が初めて。

どうなるかなって思ったけれど、やってみたらめちゃめちゃ音が変わって(笑)。好きなロックの曲を流しまくってますね。

――そうしたカスタムを施しながら、結構イベントにも参加されているみたいですが……?

そうですね。もともとカメラ好きなのもあって、あちこちイベント行っては撮影していて。女の子とかも声かけてもらったら撮らせてもらってみたいな。

――インスタを拝見すると結構、撮影場所にこだわっているようですが、どうやって探しているんですか?

自分で探してロケハンするというのもありますけど、僕が住んでいる山口県自体がそこまで写真撮るスポットがないので、コロナ前は遠征もあちこち行ってて。遠いところだと淡路島の方まで行きましたね。

  • 並んで撮影されるホンダ・オデッセイとダイハツ・ミラココア

――かなり走りましたね! ちなみにそれはオデッセイで?

いや、これミラココアで行ったんです。たまたまオデッセイをメンテナンスに出していて。足回りがまだうまくいっていないんですかね、跳ねちゃんうですよ。街乗りだと気にしないレベルですけど、ロングドライブしちゃうとやっぱりね……。

――そうした乗り味の違いもわかるんですね。今後、ミラココアは足回りを中心にカスタムし直しですか?

うーん……、現時点で9年落ちの13万kmくらい走っていて、壊れるまでは乗りたいので、足回りを無理にいじることはしないかなって。

オデッセイのオーディオをいじった際に出た、もともとついていた音響のパーツをミラココアに移植させたら、結構いい感じなのでそっちの方はしっかりやりたいですね。

――通勤仕様のクルマをより快適にする感じのカスタムですね。そんなクルマたちの自慢するところはどこでしょうか?

いやいや、そこまで強烈にアピールするポイントは2台ともないと思いますよ。イベントとかだと全然目立たないクルマで。オデッセイにしても足回りがエアサスでホイールがBBSで音響をこだわっているってどこにでもあるクルマですよ(笑)。

オーナーである僕がおじさんなので若い子みたいに派手派手にカスタムして見せるのではなく、シンプルにカスタムしてオトナな雰囲気のクルマにしたいなという思いはありますね。

――ミラココアの方の見どころはというと?

  • ダイハツ・ミラココアと菜の花畑

オデッセイはおとなしく乗る感じですが、ミラココアはちょっと足回り固めなんですよ。いわゆる“跳ねる”クルマなんですが、若いころを思い出して、なつかしさに浸れていいかなって思いますね。

――聞けば久しぶりに2台持ちをされているということですが、維持費などのランニングコストはどうでしょう?

お金は正直掛かりますよね(笑)。しかも乗るだけではなくてカスタムもしているわけだから。

ただ、せっかく乗るなら楽しく乗りたいし、これが僕の趣味でもあるのでお金がかかるところは仕方ない。ただし、なるべく安くカスタムを仕上げるのに部品等は安く買えるようにオークションとかを活用して揃えるようにはしていますね。それもそれでまた楽しいですよ。

―― は、そんなオデッセイと、ミラココアってちーゆい。さんにとってはどんな存在ですか?

うーん……、愛着はもちろんありますが、クルマのない生活っていうのがそもそも僕の中では考えられないんですよ。今はクルマをカスタムすることでストレス発散にもなるし、仕事に行くときのパートナーでもあるし……そう考えたら、僕という存在そのものなのかも。

多分、周りに「ちーゆい。ってどんな人?」って聞くと、おそらくクルマの話が多数を占めると思うんですよ(笑)。そうしたクルマ好きなイメージを与えるくらいにこの2台は乗ってきているのでね。

――クルマは自分自身……なんだか素敵ですね

例えばイベントとかでもそうですけど、僕なんかはおじさんの部類ではあるけれど若い子たちからも声をかけてもらったりとか、世代がボーダレスになって遊べる。共通の話題があるから仲良くなるし、どんどん友達出来ているなって。

そう考えるとクルマでいつまでも青春している感じですよね(笑)。

  • ホンダ・オデッセイとダイハツ・ミラココアのフロントサイドビュー

オデッセイとミラココアという一見、カスタムして遊ぶクルマとしてはあまりなじみがない2台ですが、それを自分なりにカスタムして楽しんでしまうというのが、クルマ好きのちーゆい。さんならでは。

本人曰く「おじさんですから」とおっしゃいますが、気持ちはいつまでも若々しく、今後もオフ会等でも活躍していくことでしょう。
音響もこだわり出して新境地に入った感のあるちーゆい。さんのこれからのカーライフが楽しみです!

【Instagram】
ちーゆい。さん

(文:福嶌弘)

[GAZOO編集部]

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