愛車ライズで車中泊での写真旅がマイブーム。今年の目標は本州四端制覇!
5ナンバーサイズで取り回しが良く日常の足にも便利と今大人気のコンパクトSUV、トヨタライズ。2019年に発売を開始し、翌2020年の上半期には販売台数第1位にも輝いている注目モデルです。
今回の主役は、そんなライズで車中泊をしながらクルマを絡めた風景写真を撮ることにハマっているプリノリさん(36歳)。
フルフラットにできる軽バンやワゴン車に比べればあまり車中泊向きとはいえないコンパクトSUVで、一体どのようなカーライフを送っているのか、お話を伺いました。
――ライズでの車中泊が趣味なんですか?
はい。ライズで車中泊しながらいろんなところに出かけて、クルマと景色の写真を撮るのがマイブームです。
――素敵ですね! マイブームになったのはいつ頃からですか?
ライズを購入して少し経ってからです。もともと旅するのが好きでこのクルマも気に入っていたので記録として残したいなと思ったのがきっかけで、Instagramでたまたま同じような投稿をしている人を見つけて、僕もやってみようと思いました。
――なるほど。ライズはいつ頃購入されたんですか?
2020年の2月22日です。ちょうど今から3年前ですね。
――ライズに乗る前はクルマと景色の写真を撮ったりしていなかったんですか?
そうですね。ライズの前は日産キューブに乗っていたんですけど、乗り替える少し前に写真を残そうかと撮っていましたけど、今のライズほどではないです。
――でも旅は好きだったんですよね? 車中泊はいつ頃から?
車中泊のきっかけはこのキューブ乗っていたときで、ちょうどコロナ禍になる前に長野市で千曲川の氾濫があって、その災害ボランティアに参加したんです。
その時キューブで愛知県からそこまで行ってボランティア活動をして、車中泊してから帰りに観光していろんな写真を撮ったりしたんです。それが初めての車中泊で、それまでは本当に近場をドライブしている感じでした。
――初めての車中泊を楽しいと感じたのですね?
はい。行動範囲が広がって新しく見る景色が増えて、それが楽しいなと!
――いいですね! ちなみにキューブはどのくらい乗られていたんですか?
5年くらいで、車中泊を始めたのは今から4年前なので、キューブでは後半の2年くらいです。
――それではライズに乗り替えるきっかけはなんだったんですか?
これまではWilLLサイファにライトエースノア、ヴォクシーにキューブと値段重視で中古の安めのクルマばかり買ってきたので、せっかくなら一回は新車に乗りたいと思っていろいろ探しました。
その中で最初はトヨタルーミーか、兄弟車のダイハツロッキーかで迷っていたんですよ。で、両方試乗したらロッキーの方が走っていてすごく楽しくて。
それならばと兄弟車ライズも乗ってみたけれど、そんなに変わらない感じで。どちらにするか悩んだんですが、最上級グレードの仕様がライズの方が好みだったので、ライズに決めました。
――ということは最上級のZグレードですか?
はい。そうです。
――おー! それにしてもなぜルーミーとロッキーの選択に絞ったのですか?
もともとはコンパクトワゴンであるルーミーの居住性の高さに目をつけていたんですけど、走って楽しいのがライズだったんです。同じ1000ccの排気量でもターボ付きで加速も良かったんですよね。
――たしかに、ドライブ好きなら走りの楽しさを重視したくなりますよね。ただ、ターボ付きのコンパクトカーにはいろんなモデルが存在しますけど、なぜSUVのライズに?
今まではSUVに乗ったことがなかったので、試しに乗ってみたかったというのがありました。それに見た目のかっこよさと加速の良さに惹かれたことですね。
――なるほど。ちなみにライズを買うときには車中泊前提でしたか?
いえ、実は最初は運転のしやすさで買ったんですけど、乗っていくうちに車中泊兼ねて旅したいなと思うようになって。そこで最初は後部座席を倒して車中泊してみたんですが、僕の身長が184cmあるのですごくきつくて体も痛くなって…。
もともと車中泊するようなクルマではないし、これは寝れないなと思ってライズでも真っ直ぐに寝転べる車中泊のベッドを作ったんです。
――それはすごい。写真を見ると、たしかにこれならプリノリさんの身長でも十分収まりそう!
そうなんです。YouTubeで同じように車中泊のベッドを作っている人がいて、それを見よう見まねで作ってみました。おかげで僕でも真っ直ぐに寝ることができる状態になりました。
――よかったですねー! プリノリさんがライズ旅するようになったのはこの3年くらいですよね。どんな旅をされているんですか?
一番最初は桜を撮りたいなという感じだけだったんですが、だんだん紀伊半島や能登半島を一周してみたり、伊豆半島をぐるって回ってみたりと距離が長くなって。
一番走ったのは四国一周ですね。お遍路の88ヶ所巡りをしながら2回に分けて旅しました。
――快適な車中泊仕様にしたことが大きかったですね。やはりひとり旅が多い?
はい、基本的にひとりです。醍醐味はすごく自由なところで、目的地を決めないで行くときもあるし、だいたいこの辺に行くと決めても途中で変更することもあります。そういうときは人に合わせるのが難しいのかなと思いますし。
――確かにそうですよね。旅ではどんな楽しみ方を?
一番はいい景色を見て写真に撮ることと、その土地の美味しい物を食べたり温泉にいくこと。
四国はうどんが美味しいのでうどんを食べてまわったりしました。温泉は変わったところがあったりするのでそこに入りにいったりしてます。
――いい景色に出会えたときにカメラを構えるのは、やっぱり思い出を残すためですか?
はい、後で見返したいですし。それに行った場所をInstagramで共有できたらおもしろいんじゃないかって。
撮影したいい景色のスポットに行きたくても行けない人もいますし、「〇〇に行きました」と投稿するとコメントをいただくこともあるので、そういうやりとりもおもしろいんですよ。
――Instagramでのコミュニケーションがプリノリさんの活力にもなっているわけですね! ところでこのクルマは普段から使用を?
通勤で使っています。それで走りすぎてしまって今は6万5000kmくらいと距離がいってしまって…(苦笑)
――年間2万km以上は確かに多い部類かも(笑)。でもそれだけライズが楽しいってことの表れかと
そうですね、車中泊もできて走りも良いですから!
それにライズを通して、同じクルマ同士のオフ会でいろんな方と話すのがすごく楽しいです。
初めてオフ会に参加したのは買ってから1年後くらいで、そのときはRAV4メインのオフ会でライズも…的な感じでしたけど、それをきっかけにみんなとワイワイ話ができるようになって。
僕は人と話すのがあまり得意ではないのでそういう交流が苦手だったんですけど、クルマという共通の話題があったおかげで、そのオフ会をきっかけにいろんな人と話ができるようになりました。
――そんなご自身が変わるきっかけをくれたライズですが、ベッド以外にこだわりポイントはありますか?
ボディカラーは好きなブラック一択で、ディーラーで買ったスタッドレス用のシルバーホイールもスプレーで黒く塗っちゃいました(笑)。
夏用の一番かっこいいなと思った17インチの純正ホイールなんですが、こちらは表面に加工が施されているのでスプレー塗装はちょっと浮いてきて難しそうだなって(笑)。でも一時的に黒くできるスプレーがあるので、それで一旦試してみようかなとは思っていますよ!
――おー! ぜひ試してほしいです(笑)。他にプチカスタムしているところは?
ステッカーくらいですね。リアに貼っている『水曜どうでしょう』ステッカーは、僕のように旅好きの人がつけている人が多いですね。
あとはフロントサイドに貼った「EKOG Club(イケオジクラブ)」ステッカー。これは同じライズ乗りの集まりで結成したそういうグループがあって、僕もそんなイケてるおじさんになりたいなと思ってステッカーを頼んで作ってもらいました。
――理想のイケおじ像をイメージして過ごせばきっとなれると思います! 最後に、これから先ライズでやってみたいことを教えてください
今年は本州の4つの先端に行くことを目標にしていて、最西端の山口県にある毘沙ノ鼻、最南端の和歌山県にある潮岬の二つを達成しました。
残りの最北端の青森県の大間崎(おおまざき)と最東端の岩手県にある魹ヶ崎(とどがさき)なんですけど、長めの休暇を取らないとなかなか行けないとは思いますが、ここを一応目標にしています。
一番最終の目標は、ライズと日本全国をまわることです!
――素敵な目標! しかし本当に充実したカーライフを送っていますね♪
はい、ライズに乗ってから本当にすごく充実しています。ベッドを作ったことが大きかったかなとも思います。
ライズという最高の相棒に車中泊できるベッドを手に入れ、旅の自由度を広げたプリノリさん。ぜひぜひ、日本一周という夢の達成とイケおじを目指して邁進しちゃってくださいね♪
GAZOO モビことでは、四国八十八か所巡りで行ったすべての寺院も投稿いただいていますので、あわせてチェックしてください。
【Instagram】
purinori222_raizeさん
(文:西本尚恵)
トヨタ ライズに関する愛車記事
トヨタ ライズに関する記事
-
-
【GAZOO車クイズ Q.136】「ダイハツ・ロッキー」「トヨタ・ライズ」が採用したハイブリッドシステムと同じ技術を用いているモデルは?
2022.04.19 特集
-
-
-
【試乗記】ダイハツ・ロッキー プレミアムG HEV(FF)/トヨタ・ライズZ(FF/CVT)
2022.01.21 クルマ情報
-
-
-
【ダイハツ ロッキー&トヨタ ライズ 新型試乗】実走行でリッター36km超えも!? HVのコスパに驚く…片岡英明
2022.01.19 クルマ情報
-
-
-
【ダイハツ ロッキー&トヨタ ライズ 新型試乗】メカニズムが似ている日産e-POWERとの違いとは…森口将之
2022.01.09 クルマ情報
-
-
-
【トヨタ ライズ】TRD、迫力のブラックスタイルを提案
2021.11.02 ニュース
-
-
-
トヨタ ライズ、100%モーター駆動のハイブリッド車を新設定
2021.11.01 ニュース
-
-
-
【動画】トヨタ・ライズ 試乗インプレッション 試乗編
2020.08.06 クルマ情報
-
-
-
【動画】トヨタ・ライズ 試乗インプレッション 車両紹介編
2020.07.30 クルマ情報
-
-
-
トヨタ ライズ 新型試乗 日本のユーザーが共感を得やすいSUVだ…渡辺陽一郎
2020.07.11 クルマ情報
-
関連記事
-
-
出来ないことって、そうそうない!クジラクラウンを、アメリカに持っていくと決めた私
2024.11.21 愛車広場
-
-
-
昭和の名車「サニーB110」に恋して。今だから分かる、このクルマの魅力
2024.11.20 愛車広場
-
-
-
トヨタ ハイエースは大切な仲間と家族の時間を濃くしてくれた最高の愛車
2024.11.19 愛車広場
-
-
-
スポーツカーをつくりたい!だからこそ挑戦した、学生フォーミュラ
2024.11.17 愛車広場
-
-
-
新車から14年間そしてこれからも、ヴォクシーが3人の子供のママに勇気を与えてくれる
2024.11.16 愛車広場
-
-
-
「非日常を演出してくれる」真っ赤なホンダ・トゥデイは僕のカーライフのスパイス!
2024.11.14 愛車広場
-
-
-
スバル インプレッサWRXは「自分が自分でいられる場所」。憧れの愛車で楽しむ最高のカーライフ
2024.11.13 愛車広場
-
-
-
「自動車」の進化は「人」の進化。仲間とワイワイ楽しむためのスズキ キャラ
2024.11.12 愛車広場
-
-
-
決め手は両側パワースライドドアとVTEC 家族も満足 ホンダ・エリシオンプレステージ
2024.11.11 愛車広場
-
最新ニュース
-
-
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
2024.11.21
-
-
-
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
2024.11.21
-
-
-
EV好調のシトロエン『C3』新型、欧州カーオブザイヤー2025最終選考に
2024.11.21
-
-
-
「めっちゃカッコいい」新型レクサス『ES』のデザインにSNSで反響
2024.11.21
-
-
-
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
2024.11.21
-
-
-
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
2024.11.21
-
-
-
楽しく学べる「防災ファミリーフェス」を茨城県の全トヨタディーラーが運営する「茨城ワクドキクラブ」が開催
2024.11.21
-
最新ニュース
-
-
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
2024.11.21
-
-
-
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
2024.11.21
-
-
-
EV好調のシトロエン『C3』新型、欧州カーオブザイヤー2025最終選考に
2024.11.21
-
-
-
「めっちゃカッコいい」新型レクサス『ES』のデザインにSNSで反響
2024.11.21
-
-
-
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
2024.11.21
-
-
-
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
2024.11.21
-